はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 比較 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコインは6万ドルの水準まで下落する可能性」CryptoQuant分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン相場分析

ブロックチェーンデータを提供するCryptoQuantは18日、公開したレポートの中で、暗号資産(仮想通貨)ビットコインは相場の勢いが弱まっているとの見方を示した。

下値余地は限定的であるとみられるとしながらも、ビットコインは短期保有者の実現価格水準である6万5,800ドル近辺で取引されていると指摘。この価格はサポートライン(下値支持線)として機能しており、この価格を下回ると6万ドルの水準まで下落する可能性があると述べている。

本記事執筆時点のビットコインの価格は、すでに6万4,000ドル台まで下落。「CoinGecko」のデータによれば、前日比3%下落している。

関連ビットコイン続落でメジャーアルト全面安、IEO銘柄BRILは公募価格の2倍超で推移

今回CryptoQuantは、最近ビットコインは6万6,000ドルから7万ドルぐらいの範囲で取引され続けていたと説明。その価格が6万5,800ドル近辺まで下落したことから、8%から12%調整される可能性が浮上したとの見方を示した。

下落基調にある背景については、トレーダーがビットコインの保有数を増やしておらず、「クジラ」と呼ばれる大口保有者の需要も弱いと指摘。また、ステーブルコインの流動性が下がっているとも述べている。

さらに、米国の投資家について、24年1Q(1月から3月)の後はビットコインやイーサリアムへの需要が減っているとも指摘した。

その上で、CryptoQuantの指標は現在も強気相場であることを示しているが、現時点では価格が上昇する勢いが十分ではないとしている。

関連ビットコイン(BTC)|投資情報・リアルタイム価格チャート

他の分析

CryptoQuant以外からも、ビットコイン相場の勢いが弱まっているとの見方が上がっている。

仮想通貨取引所Bitfinexのデリバティブ部門のトップであるJag Kooner氏は「The Block」に対し、先物取引の未決済建玉(OI)が減少していると指摘した。The Blockが18日に報じた。

関連「ビットコインの価格上昇には現物ETFの純粋な買い需要が必要」Glassnode分析

Kooner氏は、先物のOIの減少は、金融商品の価格差を狙った裁定取引が減っていることに起因していると説明。それに合わせ、裁定取引に活用される現物ビットコインETFの需要が弱まっていると指摘した。このことも、ビットコイン価格の下落に拍車をかけている可能性があるとみている。

デリバティブとは

仮想通貨や株式といった元になる資産から派生した金融商品のこと。代表的なデリバティブに先物取引、オプション取引、スワップ取引などがある。

▶️仮想通貨用語集

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 木曜日
17:45
2026年2月17日(火)、「Digital Space Conference 2026」開催決定
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(所在地:東京都港区、代表理事:北尾 吉孝、以下「当連盟」)は、2025 年 2 月 17 日(火)に、大規模カンファレンスイベント「 Di…
16:49
MUFGグループ、トークン化MMFの商品化へ Progmatと協業開始
2026年に機関投資家向け提供を目指す 三菱UFJアセットマネジメント、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ信託銀行の3社は4日、Progmat(プログマ)との協業を…
16:49
FRB利下げと流動性回復、2026年の仮想通貨市場の追い風か=Delphi Digitalレポート
仮想通貨リサーチ企業Delphi Digitalは、FRBの利下げ継続とQT終了、TGA取り崩し、RRP枯渇により、2026年に仮想通貨市場にとって追い風となる流動性環境が生まれると分析。ビットコインやイーサリアムなどデジタル資産に有利との見方を示した。
15:09
ランボルギーニとレジャー、限定ウォレット発表 「いつランボ買える」ミームに呼応
仮想通貨ハードウェアウォレット大手レジャーとイタリア高級車ランボルギーニが提携し、限定版「Ledger Stax」を2026年初頭に発売。フェラーリやポルシェなど高級ブランドのWeb3参入が加速する中、24万人超の仮想通貨ミリオネア増加が背景に。
13:25
米コネチカット州がロビンフッドなど3社に停止命令、無免許でスポーツ賭博提供と主張
コネチカット州消費者保護局がロビンフッド、クリプトドットコム、カルシに無免許オンライン賭博運営の停止命令を発行した。3社は州法に違反してスポーツ賭博を提供しており、利用者の資金や情報にリスクをもたらしているという。
12:26
チャールズ・シュワブ、2026年前半に仮想通貨取引開始へ 既存取引所に手数料圧力か
米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムのスポット取引を開始。低手数料戦略で既存取引所に圧力か。バンガードやバンク・オブ・アメリカも参入し、ウォール街で仮想通貨の主流化が加速。
11:15
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始 
仮想通貨ウォレット「メタマスク」が有料補償サービス「トランザクション・シールド」を開始。対象となる取引について月額9.99ドルで最大1万ドルの損失を補償する。
11:02
NTT Digital、仮想通貨ソラナのバリデータを運用開始
NTTドコモグループのNTT DigitalがSolanaバリデータ運用を開始。Dawn Labsが技術支援を担う。国内ではモブキャストHDもソラナ財団認定を取得するなど、企業参入が加速している。
10:45
三井物産デジタルAM、デジタル証券ファンドを早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券ファンド「日本橋・人形町」を早期償還し、当初予想3.0%を上回る年5.0%の利回りを達成。累計利益分配金は25億円を突破した。
10:30
「バイナンス・ジュニア」、キッズ向け仮想通貨口座導入 安全性に関する議論も
バイナンスが6~17歳向けの仮想通貨プログラム「バイナンス・ジュニア」を開始した。親の監督下でシンプルアーンによる資産運用などが可能となる。
10:26
イーサリアム保有企業購入量、ピークから80%急減 ビットワイズが指摘
ビットワイズの報告によると、イーサリアム保有企業の11月購入量は8月比81%減の37万ETHに急減。一方、ビットマイン社は12月に1.5億ドル相当を追加購入し、フサカアップグレードへの期待を示した。
10:00
スターテイルとソニーのソニューム、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ
スターテイルは3日にソニーグループと共同で開発・運営するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」において、米ドルステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬システム「STAR Points」をローンチしたことを発表した。
09:45
ビットコインが1万ドル反発、イーサリアム「フサカアップデート」好感で10万ドル視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは反発の勢いを強めている。ETHの「フサカ・アップデート」を好材料とし、2日に付けた8万3,000ドル台から1万ドルの上昇を見せた。
08:55
米SECが仮想通貨含む高レバレッジETFを阻止、3倍・5倍商品の審査停止を通告
米SECが株式や仮想通貨の日次リターンを3倍・5倍に増幅するETFの審査を停止した。プロシェアーズは3倍レバレッジ仮想通貨商品を含む複数の申請を取り下げている。
08:02
アンソロピックが来年IPO検討か、評価額3000億ドル超目指す=報道
AI企業アンソロピックが早ければ来年にもIPOを検討している。マイクロソフトとエヌビディアから合計150億ドルの出資確約を得ており、オープンAIと上場を競う。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧