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ディープコイン(DEP)の購入方法と 日本発GameFiプロジェクトの将来性

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2024年7月現在、時価総額ランキング上位に位置している暗号資産のほとんどは海外産です。日本語での情報入手が難しく、投資の判断がしづらい一面があります。

一方、ディープコインは、開発・運営に多数の日本人が参加しており、日本語での情報発信も積極的に行っています。そこで今回の記事では、ディープコインの目的、過去の価格変動、今後の将来性などについて解説します。

この記事でわかること
  1. 暗号資産ディープコイン(DEP)とは
  2. ディープコイン(DEP)の価格動向
  3. ディープコイン(DEP)の主な出来事
  4. ディープコイン(DEP)の買い方・購入方法
  5. ディープコイン(DEP)の将来性

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暗号資産ディープコイン(DEP)とは

Playmining

出典:Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.

ディープコインは、シンガポールのDEA社が開発する暗号資産です。DEA社はブロックチェーン、ゲーム事業などに携わるテック企業です。

DEA社の提供する様々なプラットフォーム上で利用でき、コインの用途が日々拡大しています。複数の日本人が開発に携わっており、日本の有名なゲームや漫画などのNFTの購入にも使えるなど、日本とも関わりの深い暗号資産です。

Digital Entertainment Asset(DEA)社の特徴

DeepCoin

出典:Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.

日本で名のある技術者や経営者が複数開発・運営に関わっている点が大きな特徴です。

DEA社のCEOは日本人の吉田直人氏と山田耕三氏が務めています。吉田氏はセガサターンなどにゲームを供給していたグラムス社の元社長で、山田氏は元テレビ東京社員です。以上から、ディープコインに関するプロジェクトの情報は随時日本語で提供されており、日本人でも情報が得やすくなっています。

現在、市場で大きな時価総額をつけている暗号資産はほとんどが海外産であり、日本語での情報発信に消極的なものも多いですが、ディープコインに関する情報は比較的手に入れやすく、日本人投資家向けと言えます。

GameFi・Play to Earnとは

GameFiは、Game(ゲーム)とFinance(金融)を合体させた造語で、ゲームをプレイすることによって、現実で使える金銭を得ることを指します。Play to Earmもほぼ同様の意味を持ちます。暗号資産とゲームを組み合わせた業界ではすでに浸透している概念のひとつであり、ディープコインもGameFiの考え方を後押しするものです。

通常、ゲームをプレイしてレベルを上げたりモンスターを倒したりしても、手に入るのはゲーム内の通貨だけです。ゲーム内で得たアイテムなどを転売してお金を得ることは不可能ではありませんが、規約で転売行為が禁止されているゲームも多く、おすすめできるものではありません。

しかし、GameFiの仕組みのもとでは、誰もが堂々とゲームをプレイし、対価として金銭的な利益を得られます。

PlayMiningとは

ゲーミフィケーション・ワーク

出典:Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.

Play Miningは、DEA社が提供しているブロックチェーンゲームプラットフォームです。「遊んで暮らすためのプラットフォーム」をコンセプトに、さまざまなゲームを提供しています。

現在すでに、プラットフォーム上では10以上のゲームが提供されています。有名漫画家 藤原カムイ氏がデザインを手掛けた大作から、サクッと遊べるコインプッシャーゲームなど、ジャンルも多岐にわたっています。

Play Mining上でゲームをプレイすると、結果に応じてディープコインを手に入れられます。獲得したディープコインは、NFTマーケットプレイス「PlayMining NFT」で取引したり、NFTアイテムの購入費用に当てたりできます。

NFTアイテムには「地獄先生ぬ~べ~」や「賭博黙示録カイジ」など、日本の著名なゲームや漫画作品も多数含まれています。

暗号資産ディープコイン(DEP)の価格動向

出典:CoinGecko

ディープコインは2020年にリリースされて以降、暫くの間1DEP=0.5~1円程度を行ったり来たりしていました。2021年11月頃に急騰し、一時的にではありますが、8円を超えたことがあります。

GameFiやNFTに関する報道が増え、人々の目に止まる機会が増えたためと思われます。しかし、次第に話題の鎮火や暗号資産市場自体の冷え込みとともに下落し、現在は0.2円程度で推移しています。

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暗号資産ディープコイン(DEP)の主な出来事

次に、2024年7月時点でのディープコインの主な話題について解説します。

DEA社がピッチコンテントで優勝

2024年7月19日に、世界中の革新的な企業が賞金100万ドルと世界チャンピオンの座を競うピッチコンテストの「スタートアップワールドカップ2024」の東京予選が開催され、DEA社が優勝を果たし、日本代表に選ばれました。

イベントには河野太郎デジタル担当大臣や小池百合子東京都知事などが審査員として参加しており、240社の中から選ばれた11社が出場していました。

仮に今後世界大会で優勝するようなことがあれば、DEA社の活動に更に注目が集まり、ディープコインにとっても追い風となるかもしれません。

関連:DEAがスタートアップワールドカップ日本代表に選出 10月開催の決勝大会進出へ

PlayMiningがJETRO補助金を採択

2024年6月17日、PlayMiningと廃棄物処理DXを進めるRita Technology株式会社は、遠隔ゴミ分別ゲームの共同事業でJETRO補助金の採択を受けました。

ゴミ分別ゲームの取り組みは、世界的な雇用と労働力の不均衡を正すことを目的としており、今後はゲームが労働力不足の解消に役立つか、ゴミ分別に関する啓蒙に役立つかなどの検証が行われる予定です。

PlayMiningのCookin’Burgerにバトルモードが追加

2024年7月、PlayMiningで提供されている新感覚アクションゲーム「Cookin’Burger」に、新たにバトルモード「Cookin’Burger Battle」が追加されました。

Cookin’Burgerは、プレイヤーがバーガーショップの店員となり、客のさまざまな要望、オーダーに対応することによってお店の評判を上げる、シンプルながら奥が深いゲームです。

新たに追加されたモードでは、ユーザー同士が8人の個人戦トーナメントで競う形式となっています。今後ゲームが更に拡充されれば、ディープコインの価格上昇につながるかもしれません。

暗号資産ディープコイン(DEP)の買い方・購入方法

現在、いくつかの国内暗号資産取引所がディープコインを取り扱っていますが、おすすめはBitPointです。

BitPointは、株式会社ビットポイントジャパンが運営している暗号資産取引所です。さまざまな種類の暗号資産を取り扱っていることや、貸して増やすサービスの提供などをセールスポイントとしています。口座開設はパソコン、スマートフォンから行うことができます。

ビットポイント
2016年3月3日に設立されたビットポイント(BITPOINT)は、東証プライム上場企業のSBIホールディングス株式会社の孫会社(100%連結子会社)にあたる株式会社ビットポイントジャパンが運営している取引所。ビットポイントは新しい銘柄の取り扱いに力を入れており、日本市場への初上場を多数実現。口座開設はパソコン、スマートフォンから行うことができます。
日本円の出金手数料を無料化
暗号資産の売買手数料0円
販売所・取引所でDEPを取り扱う
取扱銘柄
24種類

ビットポイントの特徴

ビットポイントの大きな魅力は、板取引を含めた売買手数料が無料という点です。トレード回数が多い場合や、一度の取引額が多額になると手数料だけで利益がマイナスになるケースもあります。そのため、ビットポイントの手数料無料は投資家にとって大きなアドバンテージとなるでしょう。

暗号資産ディープコイン(DEP)の将来性

最後に、現時点で明らかになっている情報をもとに、ディープコインの将来性について考察していきます。

経営陣が日本人である

先ほども触れた通り、ディープコインの経営陣は日本人が務めているため、今後日本人向けのサービスが展開される可能性があります。

日本市場は世界的に見ても十分大きいため、日本人向けのサービスが拡充されることによって価格が上がる可能性は十分考えられます。

豊富なパートナー企業

DEP社はディープコインのさらなる普及のため、さまざまな企業との提携をしています。例えば、2021年8月には、ソフトウェア開発企業のサンアスタリスクと資本業務提携を行っています。資本業務提携は通常の業務提携よりも強固で、企業の成長にも寄与します。

また、2022年10月には、テレビ東京から約3億円の出資を受けています。ほかの企業からの出資を受けられるということは、将来性を見込まれているということです。今後の価格値上がりも期待できるかもしれません。

買戻しが行われた

ディープコインは、2023年1月より買い戻しが行われています。買い戻しプログラムは「DEP Buyback Program」と呼ばれており、PlayMining経済圏の安定化、ディープコイン保有者に対する利益還元を目的としています。

関連:DEA、DEAPCoin買い戻しプログラムを開始へ

買い戻しとは、暗号資産の発行主体が、市場に流通している暗号資産を自ら購入することです。買い戻しをすることにより、市場に流通する暗号資産の絶対量が減るため、価格の維持、あるいは上昇が期待できます。

DEP Buyback Programにおいては、DEA社はPlayMiningの売上を除いた売上の最大40%を原資とします。売上が増えれば増えるほど買い戻しされる金額も増えるため、より価格の上昇が生まれやすくなります。

買い戻したディープコインについては、一時的に暗号資産を使えなくする「ロックアップ」や、ステーキング報酬への拡充などに使用される予定です。

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記事の監修者

各務 貴仁各務 貴仁
株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。

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