はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

露プーチン大統領、仮想通貨マイニングの合法化法案に署名

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨マイニングを合法化

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、国内での暗号資産(仮想通貨)マイニングを合法化する法案に正式に署名した。TASS通信が8日に報じた。公布から10日後に発効する。

マイニングの権利を持つのは、登録されたロシアの法人と個人起業家のみである。また、ロシア政府が設定したエネルギー消費上限を超えない個人は、当局の登録簿に登録されていない場合でも、仮想通貨をマイニングする権利を持つ。

法律は、デジタル通貨マイニング、マイニングプール、マイニングインフラ運営者、マイニングプール活動を組織する個人などの概念を定義した。マイニング自体は、デジタル通貨の発行ではなく、売上高の構成要素として認識されている。

プーチン大統領は、法案への署名に先立って、経済問題に関する会議で政府内で仮想通貨の導入と使用について協議した。

その際プーチン大統領は、仮想通貨は有望な経済分野であり、ロシアが機会を捉えて速やかに法的枠組みと規制を作成し、関連インフラを開発し、流通のための条件を整えることが重要だと話している。

関連: 露大手銀行ロスバンク、仮想通貨を利用したクロスボーダー決済サービスの提供開始=報道

米ドルに代わる決済システム構想

ロシアは、仮想通貨による国際決済を許可する法律も承認したところだ。

実験的な枠組み内で、外国との貿易活動における支払い手段として仮想通貨の使用を許可するものであり、これに基づく仮想通貨決済は、年末までに行われる見込みである。

ロシアは、ウクライナ侵攻後に経済制裁を回避するために仮想通貨に注目してきた。仮想通貨を使うことで、中国、インド、アラブ首長国連邦など主要な貿易相手国との取引における決済を円滑にすることができるとみられる。

関連ロシア、仮想通貨による国際決済を許可する法律承認 エルサルバドルとも連携か

ロシアは、BRICSグループ内で代替となる新たな決済システムを開発する努力をしている。

今年3月には、BRICSが、仮想通貨とブロックチェーン基盤の新たな決済システムを構築する計画も明かされたところだ。世界の基軸通貨である米ドルに代わる選択肢としての地位確立を目指すとしている。

関連金持ち父さん著者キヨサキ氏、BRICSの仮想通貨動向を受けビットコインや金投資を推奨

BRICSとは

ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)、南アフリカ(South Africa)の5カ国を指す言葉。

▶️仮想通貨用語集

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/02 火曜日
13:15
米FDIC、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」運用規則案を12月下旬に公表予定
米FDIC代行議長がステーブルコイン規制「ジーニアス法」の運用規則案を今月に公表する予定だと表明。トークン化預金や仮想通貨業界のデバンキング問題についても対処を説明した。
12:29
カルシ、ソラナ上で予測市場トークン化を開始 仮想通貨の流動性取り込みへ
米予測市場カルシがソラナ上で予測市場契約のトークン化を開始。オンチェーン取引により匿名性が向上し、開発者のサードパーティ構築も可能に。評価額110億ドル、約3500市場を運営する同社は仮想通貨ユーザーの流動性獲得を目指す。
11:00
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏、利益相反報道を否定
米トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏がNYタイムズの利益相反報道を否定した。名誉毀損専門の法律事務所に対応を依頼し、倫理規定遵守を主張している。
10:40
ゴールドマンがイノベーター買収、ビットコイン連動ETFも取得で仮想通貨事業拡大
ゴールドマン・サックスがETF大手イノベーターを20億ドルで買収すると発表した。買収にはビットコイン連動ファンドQBFも含まれ、ゴールドマンの仮想通貨関連商品ラインアップが拡大。
10:14
リップル、シンガポールでライセンス範囲拡大 XRPとRLUSDによる決済事業を強化
リップルがシンガポール金融管理局から主要決済機関ライセンスの拡大承認を取得。XRPとRLUSDを活用した決済サービスを強化。アジア太平洋地域のオンチェーン活動は前年比70%増で、同地域での事業拡大を加速。
10:02
ビットコイン100万円幅急落、yETH流出事故で大規模清算|仮想NISHI
ビットコインは軟調な推移が続いている。1日には一時8万5,000ドルを割り込み、日本円ベースでも24時間比で100万円超の下落となった。背景には、イーサリアムが「フサカ・アップデート」を目前に控えロングポジションが積み上がる一方、Yearn FinanceでyETHの流出事故が発生し、ロングポジションの清算が連鎖したことがある。
09:20
リミックスポイント、12億円規模のWeb3関連事業投資を中止へ
リミックスポイントは、事前に予定していた12億円規模のWeb3関連事業投資の中止を決定。仮想通貨ビットコイン購入以外の調達資金使途を変更した。
08:40
ハッキング被害から3.7億円相当回収、ヤーン・ファイナンス
ヤーン・ファイナンスがyETH関連のハッキングで盗まれた資産のうち約240万ドル相当を回収した。回収作業は継続中で被害者への返還を予定している。
07:35
mNAV1倍割れでも「最後の手段」に、ストラテジーがビットコイン清算条件を明示
ストラテジー社のフォンレCEOがビットコイン売却の具体的条件を初めて明言した。株価が保有資産を下回り資金調達が不可能になれば売却も選択肢の1つとなる。
07:05
ストラテジー、約2240億円の米ドル準備金を確保
ストラテジー社は、優先株の配当と負債の利子の支払いのために約2,240億円の米ドル準備金を確保したことを発表。目的を説明し、仮想通貨ビットコインの買い増しも報告した。
07:00
チェーンリンク初のETF、NY証券取引所に上場予定
仮想通貨チェーンリンク(LINK)に投資する上場投資信託(ETF)が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始予定。NYSEアーカがグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
06:45
米バンガードが仮想通貨ETF取引を解禁、5000万人超の顧客にアクセス提供へ
ブルームバーグが報じたところによると、世界第2位の資産運用会社バンガードは12月3日から仮想通貨を主に保有するETFとミューチュアルファンドの取引を許可。遂に長年の保守的姿勢から転換。
06:25
米下院共和党が仮想通貨の「ディバンキング問題」を追及、チョークポイント2.0報告書を公開
下院金融サービス委員会の共和党議員が12月2日、バイデン前政権による仮想通貨業界への組織的な銀行サービス拒否を批判する53ページの報告書を公表した。ストライクCEOの口座閉鎖事例なども議論を呼んでいる。
05:55
ビットコイン8.5万ドル割れ、個人買い増しとクジラ失速が鮮明に=アナリスト指摘
ビットコインは12月1日深夜8.4万台まで続落した。大口保有者の購入鈍化と日銀の植田総裁によるタカ派発言が圧力となり、4億ドル以上の清算が発生。
12/01 月曜日
18:34
日経グループQUICK、ビットコイン指数の算出開始
QUICKは12月1日、円建てビットコイン指数の本格公表を開始した。試験運用から更新頻度を毎日に引き上げ、12月22日からはリアルタイム指数も提供する。暗号資産ETFなどでの利用を想定。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧