はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

サムスンネクスト、Soneium開発のスターテイルラボに出資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Soneiumエコシステムへ参加

韓国大手企業サムスンのスタートアップインキュベーション子会社であるSamsung Nextは4日、Astar NetworkやSoneiumに関連するWeb3企業スターテイルラボへの出資を発表した。出資額は明かされていない。

Samsung Nextは、主にスタートアップ企業への投資、買収、インキュベーション活動を行う会社であり、人工知能(AI)、ブロックチェーン、デジタルヘルスケア、IoT(モノのインターネット)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などの分野に重点を置いている。

サムスンネクストはブロックチェーン関連企業にも積極的に投資しており、これまでAlchemy、Dapper、Hyperithm、Metaplex、The Sandboxなどをポートフォリオに加えている。

スターテイルラボは、日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network(ASTR)」を開発するStake Technologies株式会社の創業者、渡辺創太氏がアジアでのWeb3推進を目的として23年1月に設立した企業。最近ではソニーグループと共に「Sony Block Solutions Labs」というWeb3専門の合弁会社を立ち上げ、次世代イーサリアムL2ブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」を開発している。

関連ソニーが描くWeb3の未来、Soneium(ソニューム)チェーンを発表

サムスンネクストは今回の発表で、「Soneium Spark インキュベーションプログラム」に参加することも明らかにした。Soneium Sparkは、Soneiumエコシステムの成長を促進するための取り組みであり、開発者やクリエイターのコミュニティ形成を支援し、フィードバックを収集してサービス改善に活用する。

先週、Soneium Sparkが発表された際、参加するベンチャーキャピタルが複数いることも明らかになっている。

スターテイルラボはXの投稿で、「Web3をよりグローバルに利用しやすくするというスターテイルのコミットメントをサポートしていることを共有できて光栄です。今後もイノベーションを推進するプログラムや製品を開発していきます。サムスンネクストはまた、Soneium Sparkインキュベーションプログラムの参加者としての支援を拡大し、SoneiumでWeb3の未来を形作るクリエイターやビルダーのコミュニティを成長させる取り組みに参加しています」と述べた。

関連ソニーグループ「Soneium Minato」テストネットとインキュベーションプログラム「Soneium Spark」を発表|WebX2024

また、サムスンネクストは同発表にて、スターテイルへの出資理由について次のように述べている。

私たちがスターテイルに投資した理由は、同社がAstar Network、Soneium、Startale Cloud Servicesといった分散型アプリケーション(dApps)やスマートコントラクトの開発と展開を簡素化する不可欠なツールやインフラを提供することで、Web3エコシステムにおける重要な課題を解決する最前線にいるからです。彼らのソリューションは、高い参入コスト、相互運用性の欠如、技術的な複雑さなどの障壁を効果的に削減し、Web3テクノロジーを開発者や企業にとってよりアクセスしやすく、スケーラブルなものにしています。

スターテイルとその創設者である渡辺創太氏は、政府の強力な支援、技術に精通した人々、大手企業からの多額の投資により、Web3イノベーションをリードする国、日本で高く評価されています。日本の確立されたゲームと金融のセクターは、Web3テクノロジーを発展させる理想的な環境を作り出しています。

関連Web2オンラインゲームとWeb3ゲームの大御所が語る、業界の課題点とイノベーションの展望|WebX2024

関連アスター(ASTR)の買い方を取引所別に紹介 今後の将来性も詳しく解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/29 水曜日
18:28
平将明議員、高市内閣で新たなポジションに就任 引き続き「Web3政策」の中核担う
石破前政権でデジタル大臣を務めた平将明氏が、自民党のサイバーセキュリティ本部長とWeb3小委員会委員長に就任。暗号資産税制改革のホワイトペーパーを取りまとめた実績を持つ平氏が、党内で政策立案の中枢を担う。
18:04
GrayscaleソラナETF上場控え 市場の熱気高まる
グレースケールのソラナETF(GSOL)が29日にNYSE Arcaで取引開始。先行するビットワイズBSOLは初日5600万ドルの出来高を記録し、2025年上場の仮想通貨ETF中で最大に。米政府閉鎖下でも市場は活発な動き。
17:04
株主優待に「仮想通貨XRP」導入、SBIインシュアランスG
SBIインシュアランスグループが株主優待に仮想通貨XRPを導入。100株以上の保有で最大1.2万円相当を進呈。暗号資産優待の導入が国内でも広がりを見せている。
14:45
トム・リー率いるビットマイン、170億円相当のETHを新規購入か=Lookonchain報告
トム・リー氏率いるビットマインが約173億円相当のイーサリアムを新規購入かと報告。保有額は2兆円超え、世界最大のETH保有企業として総供給量の2.8%を保有。株式の流動性も米国46位にランクイン。
14:00
バイナンス、3銘柄を11月上場廃止予定
大手仮想通貨取引所バイナンスがフラミンゴ、カデナ、パーペチュアルプロトコルの現物取引ペアを11月12日に上場廃止すると発表した。定期審査の結果、業界基準を満たさないと判断された。
13:40
【2026年度】仮想通貨(暗号資産)の最新税制要望から読み解く今後の法改正シナリオ|Aerial Partners寄稿
JVCEAと金融庁が2025年に提出した仮想通貨税制の最新要望を解説。ETF導入、申告分離課税、株式等同等扱いの3つの改正シナリオと、今後の制度変更に向けて準備すべきことを整理する。
13:35
RWAトークン化企業セキュリタイズ、SPAC上場決定 評価額は約1900億円
RWAトークン化大手のSecuritizeが、Cantor Equity Partners IIとのSPAC合併により株式上場を発表。企業価値12.5億ドル、ブラックロックなど既存投資家が全株保有。市場シェア20%を占める最大手プラットフォーム。
13:25
米ビットコインETF、ブラックロック除外では年初来マイナスフローに
K33のアナリストが、米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFの年初来流入がIBITに集中していると指摘。ブラックロックの役割の大きさが示されている。
13:20
リップルやSBI出資のエバーノース、10億ドル相当のXRPを保有=オンチェーンデータ
エバーノースが約3.89億XRPを購入し、投資額は9.47億ドルに達したことが分かった。既に5000万ドル以上の含み益を得ている。
12:39
万博提供のデジタルウォレット、約100万ダウンロード達成
大阪・関西万博で提供された「EXPO2025デジタルウォレット」が約100万ダウンロードを達成。会期中に累計590万件の取引を処理した。10月31日より「HashPort Wallet」へリニューアルし、マルチチェーン対応やDEX機能を搭載する。
12:05
Oasys、イーサリアムとのブリッジ対応を発表
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysが、イーサリアムとのブリッジに対応。異なるチェーン間での資産移動が可能に。分散型取引所での交換も開始し、IPトークン化への展開を加速。
12:05
『甲虫王者ムシキング』のブロックチェーンゲーム 11月上旬にリリース予定
Kyuzanがセガの人気IP『甲虫王者ムシキング』のブロックチェーンゲームを開発。MUSHIトークンを活用した期間限定カードバトルとして10月下旬にリリース予定。約90種類のムシカードが登場。
11:35
トランプ一族関与のワールドリバティ、USD1ポイント参加者に1.8億円相当のWLFIトークンを配布
トランプ一族関連のワールドリバティがUSD1ポイントプログラム参加者への報酬配布を発表した。提携取引所を通じて合計840万WLFIトークンが配られる予定だ。
11:15
テザーゴールド、時価総額3200億円に倍増 金の価格高騰を受け
テザーが金連動トークンXAUTの第3四半期証明書を公開し、スイス保管の現物金による完全裏付けを報告した。金価格上昇を背景に時価総額は8月から倍増し3200億ドルに到達。
10:55
サークル独自のレイヤー1「Arc」、テストネット始動 ブラックロック・ビザ含む100社超が参加
サークル社が新ブロックチェーン「Arc」のテストネットを開始。ブラックロック、ビザなど100社超が参加し、USDC を活用した次世代金融インフラの構築を目指す。ステーブルコイン市場は3000億ドル規模に成長。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧