はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

トランプ前大統領とイーロン・マスク氏の動向 ドージコイン投資家に波紋を広げる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トランプ氏の大胆な提案

2024年9月、ドナルド・トランプ前大統領とテスラCEOイーロン・マスク氏の最近のやり取りが、政界と暗号資産(仮想通貨)市場の一部で注目を集めている。

9月5日(木)、ニューヨークのエコノミック・クラブで行われた講演において、トランプ前大統領は再選を果たした際には、マスク氏を「政府効率化委員会」の運営に招聘する意向を表明した。

政府効率化委員会は、連邦政府の財務状況とパフォーマンスを徹底的に精査し、抜本的な改革案を提言することを主眼としている。

トランプ氏は、「そのタスクフォースを率いることに同意してくれた」と述べ、マスク氏の参加をほぼ確実視する発言をした。これに対し、トランプ陣営の上級顧問ブライアン・ヒューズ氏は、具体的な人事に関する議論は時期尚早だとしつつも、「我々はイーロン・マスク氏の熱意と支援を歓迎する」と慎重な姿勢を示している。

関連:トランプ氏「米国を仮想通貨の中心地に」再選時の経済政策を演説

マスク氏の反応

マスク氏は講演当日、自身のX(旧ツイッター)アカウントで「機会があれば、アメリカの役に立ちたい」と投稿。「報酬も、肩書きも、認知も必要ない。」と付け加え、公職への関心を匂わせた。

さらに、9月7日にはXで「Department of Government Efficiency(政府効率化局)」と書かれたプラカードを持つAI生成画像を投稿。この画像の単語の頭文字が「D.O.G.E」となっていた。

これが、暗号資産ドージコイン(DOGE)の支持をほのめかしたものと解釈され、ドージコインコミュニティが熱狂。9月10日時点でこの投稿は8,300万回以上閲覧され、70万を超える「いいね!」と9万以上のリツイートを獲得している。

過去にマスク氏の発言や投稿を通じて、ドージコインの価格に影響を与えたことがあり、今回も一部の投資家が期待を寄せた。ドージコインの価格は9月10日に14.8円付近(前日比+5%)で取引されている。

出典:CoinMarketCap

また、先月、テスラ社とマスク氏は、ドージコインを大規模に宣伝し投資家に損失を与えたとして提起された連邦訴訟を棄却させた。この訴訟では、マスク氏がドージコインの価格を操作したとする主張がなされたが、最終的には棄却されている。

関連: ドージコイン(DOGE)の将来性・価格、今後注目のイーロン・マスクによるX決済機能

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/02 水曜日
18:40
BITPOINT、カルダノ(ADA)保有者向けNIGHTエアドロップを検討開始 
ビットポイントジャパンがMidnight財団と国内初連携。カルダノ(ADA)保有者やステーキング参加者に「NIGHT」トークンのエアドロップ参加機会を提供。2025年7月開始予定の「Glacier Drop」メカニズムの詳細と参加条件を解説。
13:45
トランプ大統領、イーロン・マスクに対する批判を再び展開、 『大きく美しい法案』巡る対立が再燃
「大きく美しい法案」をめぐり、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立が再燃している。マスク氏の痛烈な法案批判に対し、トランプ氏は、マスク氏が率いる企業の政府補助金受給について政府効率化局(DOGE)で調査すべきと発言し、かつて盟友だった両氏の関係は緊迫感を増している。
13:20
アリゾナ州知事、押収仮想通貨の準備基金法案『HB2324』を拒否権行使
アリゾナのホブズ知事が犯罪捜査で押収した仮想通貨管理法案を拒否。地方自治体の協力阻害を懸念と声明。
11:45
パクソス、ステーブルコインUSDGを欧州全域でローンチ サークルとの競争激化
パクソスが米ドル建てステーブルコインUSDGをEU全域で発行開始した。MiCA規制に準拠している。合計30か国に展開しており、ステーブルコイン時価総額ランキングでは15位だ。
11:10
ナスダック上場DeFi Development Corp、1億ドル転換社債発行 ソラナ蓄積戦略を拡大
米初のソラナ準備金戦略企業DeFi Development Corpが1億ドル転換社債の私募発行を発表。調達資金でSOL購入継続、バリデータ運営による複利成長を目指す。
10:50
上場企業のビットコイン購入量24万BTC超えも、価格には反映されず その理由は?
2025年上半期に世界の上場企業が仮想通貨ビットコインを24万5510BTC購入しETF保有数の2倍超。前年同期比約5倍増でマイクロストラテジー戦略が拡散、企業準備金としての位置づけが確立された。
10:30
米SEC、仮想通貨ETFの上場基準を策定か 審査迅速化に期待
米証券取引委員会が、ビットコインなど仮想通貨ETF向けの汎用上場基準策定を検討していると伝えられる。19b-4様式省略により審査迅速化が期待される。
10:20
ETH1万ドル到達は『義務』と表明、イーサリアムに新組織誕生
仮想通貨イーサリアムに、イーサリアムコミュニティ財団という新たな組織が誕生。公式サイトで、イーサリアムの価格に特化した組織であると説明している。
07:55
NYSE上場DDCが760億円調達完了、ビットコイン準備金戦略を本格始動
アジア食品ブランド運営のDDC EnterpriseがNYSE上場企業として最大規模の仮想通貨専用資金調達を実施。Anson Fundsらから総額5億2800万ドルでビットコイン準備金構築へ。
07:25
XRP戦略推進へ、ナスダック上場のWebusが1億ドル調達合意
ナスダック上場のWebusがリップル・ストラテジー・ホールディングスと1億ドルの資金調達契約を締結。仮想通貨XRPを活用した事業戦略推進により株価が日中130%上昇も最終的には8%反落。
07:15
「ビットコインが25年に20万ドルへ到達するとの予測は維持」Bitwise
仮想通貨運用企業Bitwiseは、2025年の10の予測に対する中間評価を公開。ビットコインが20万ドルに到達するとの予測は維持することなどを記載した。
06:50
ストラテジーのビットコイン循環戦略、NAV超プレミアムを正当化か=TD Cowen分析
ストラテジーの株価は純資産価値(NAV)を大きく上回って推移。継続的な株式発行が1株あたりのBTC保有を押し上げる構造が、投資家の注目を集めている。アナリストはその持続性とリスクに着目している。
06:12
ビットコイン利確が加速 第3四半期は過去最弱の季節性=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインの利確が進む一方、市場は方向感に欠ける展開。第3四半期は過去最弱の季節性もあり、アナリストは地政学リスクや米金融政策の不透明感に警戒を示している。
05:50
トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
トランプ政権が推進する大型予算法案に、仮想通貨の少額免税や報酬課税見直しの修正案は含まれず。ルミス上院議員は今後の再提出を示唆し、業界団体もロビー活動を継続する構え。
05:37
米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールのバスケット型ファンドのETF転換を加速承認。構成資産の約8割をビットコインが占めており、今後の仮想通貨ETF全体に追い風となる可能性も。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧