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強気の10月か ビットコイン7万ドル目前、ETF資金流入と大統領選の影響

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインETF 週間20億ドル強の流入

ビットコイン(BTC)が7万ドルの大台に迫る勢いを見せている。21日の取引では、前日比1.79%上昇し69,327.50ドル(約1,035万円)をマークした。これは今年6月以来の高水準であり、過去1週間で約10%の上昇を記録している。

ビットコイン 月次のリターン (%) 出典:coinglass

10月は仮想通貨業界で「Uptober(アップトーバー)」と呼ばれる強気相場が期待される月だ。過去9年間のうち8年で平均約30%の上昇を記録してきた実績がある。シンガポールの暗号資産取引会社QCP Capitalのアナリストらは、この傾向が今年も続く可能性があると分析していた。

直近の上昇の背景には、米国の上場投資信託(ETF)への資金流入の急増がある。データプロバイダーのSoSoValueによると、ビットコイン現物ETFは10月18日週に、純流入額が21.8億ドル(3250億円)に達した。

週間20億ドルの純流入 出典:SoSoValue

日平均4億ドルの純流入は、今年第1四半期(1-3月)平均5.68億ドルに迫る勢いだ。このETF需要により、ビットコインは3月に過去最高値となる7万3798ドルを記録した経緯がある。

さらに、ETFのオプション市場のリリースも市場を後押ししている。米証券取引委員会(SEC)は19日、11銘柄のビットコインETFのオプション取引の上場申請を承認した。オプションは主に価格変動リスクを軽減するために利用される金融商品だ。その導入により、ETFに投資する大口投資家にとってリスク管理の手段が増え、投資戦略の幅が広がると期待されている。

関連:ビットコイン、「強気な10月」再来か QCP Capital指摘

米大統領選が迫る

また、11月5日の米大統領選挙後に、米国の仮想通貨規制がより友好的になり、市場を後押しするという見方も出ている。過去のデータを見ると、ビットコインは2012年、2016年、2020年の大統領選挙後、勝利した政党に関係なく、比較的良好なパフォーマンスを示してきた。

共和党候補のドナルド・トランプ氏は、公に暗号通貨に好意的な姿勢を示している。米投資会社グレースケールは、「トランプ政権は、仮想通貨業界のイノベーションを支援することに関心のある規制当局を指名する可能性が高い」と分析している。

一方、デジタル資産運用企業のETCグループは、選挙結果によるビットコイン価格への影響を試算している。トランプ氏が勝利した場合、ビットコインのパフォーマンスは約10.7%のプラス、対するハリス氏勝利の場合には約10.5%のマイナスになると推定している。

関連:きたる米大統領選「トランプ氏勝利なら仮想通貨市場に追い風」=グレースケール・レポート

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