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超富裕層の投資家グループTiger21、9000億円以上を仮想通貨に投資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「BTCはゴールドの代替品」と見解

投資家グループTiger21のマイケル・ソネンフェルド創設者は、メンバーがポートフォリオの約1~3%を暗号資産(仮想通貨)に投資しており、これは約60億ドル(9,090億円)に相当すると話した。CNBCのインタビューで発言した。

Tiger21は、超富裕層向けの投資グループだ。起業家、投資家、経営者などが資産管理や投資戦略を共有するプライベートネットワークであり、参加するには、2,000万ドル以上(約30億円)の流動資産を持っていることが求められる。

ソネンフェルド氏は、次のようにコメントした。

仮想通貨の分野は引き続き非常にエキサイティングだ。全力で取り組んでいるメンバーもいる。金(ゴールド)の代替品になっている。それらは、インフレヘッジというよりは、不安定性ヘッジだ。

例えば、不安定性に直面する国としてはアルゼンチンやレバノンなどを挙げた。アルゼンチンでは、法定通貨の価値下落やハイパーインフレなどの問題があり、仮想通貨に注目する人々が多い。

現在、ビットコイン(BTC)を支持するハビエル・ミレイ氏が大統領となっており、仮想通貨プロジェクト「ワールドコイン」を率いるサム・アルトマン氏や、ビットコインを法定通貨としたエルサルバドルと会合を開いている。

関連: アルゼンチン大統領、ワールドコインのサム・アルトマン氏と会談

ソネンフェルド氏は、ゴールドは伝統主義者向けであり、ビットコインは少し新しい世代に支持されているが、多くの場合、同じ役割を果たしていると意見した。政府の法定通貨に左右されない価値の貯蔵庫として認識されているとする格好だ。

また、仮想通貨には真にグローバルな市場があるとも指摘。そこで、様々なリスクから資産を守る避難所になるとの考えを示した。

Tiger21は現在、米国、カナダ、英国、スイス、ポルトガル、シンガポール、ドバイなど7か国で運営されており、メンバーには1,200人以上、約1,500億ドル(約23兆円)の資産を管理している。

パウエル議長もBTCとゴールドを比較

ビットコインは、2,100万BTCという供給量の上限が設定されており、希少性が保たれやすいことなどから、「デジタルゴールド」と呼ばれてきた。

昨年12月には、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長も、ビットコインは従来の金(ゴールド)と類似した特性を持つと認めている。一方で、ビットコインはボラティリティが高いために、信頼できる価値の保存手段としては利用されていないとも指摘している。

米国のトランプ新政権では、共和党のシンシア・ルミス議員が、インフレヘッジなどとして、政府の準備金の一部をビットコインで保有することを定める法案を提出した。

トランプ政権でAI(人工知能)・仮想通貨特命官を務めるデビッド・サックス氏は今月4日、ビットコイン準備金の実現可能性についての調査が優先事項になっていると話したところだ。

関連: 「ビットコイン準備金の検討はトランプ大統領の優先事項」仮想通貨特命官サックス氏が会見

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