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GENIUS法が「数兆ドルの米国債需要を創出」サックス仮想通貨特命官

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「数兆ドル需要創出」可能か

トランプ大統領の仮想通貨・AI特命官であるデビッド・サックス氏が21日、米上院で審議中のステーブルコイン規制法案について「大きな超党派支持」での可決を予想していると発言した。同氏はCNBCインタビューで「2,000億ドル超の未規制ステーブルコインに法的枠組みを設ければ、実質的に一夜で米国債への数兆ドル需要を創出できる」と主張した。背景には、米国債の新規入札が低調で長期債利回りが高騰していたことがあったようだ。

「GENIUS法案」と呼ばれる同規制法案は20日の手続き採決で賛成66票、反対32票の大差で通過し、フィリバスター(議事妨害)回避に必要な票数を確保した。フェッターマン氏やシフ氏ら15名の民主党議員が賛成に転じ、5月8日の否決から一転して審議が前進することになった。

サックス氏は法案を仮想通貨政策の突破口であると同時に国家経済戦略として位置づけ、「より効率的で安価な決済システムを提供し、オンラインでのドル支配を拡大する」と説明した。法案可決により米ドルまたは米国債で完全に裏付けされたステーブルコインの発行が連邦監督下で認可される。

民主党からはトランプ大統領の仮想通貨事業に関する利益相反懸念が出ているものの、ルミス・ギリブランド両上院議員は5月26日までの法案可決に前向きな見通しを示している。業界専門家は同法案が脱ドル化進行下での米国通貨優位性維持と機関投資家参入促進の起爆剤になると意見している。

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