- ファンド規模30億円程度、存続期間3年の私募型
- 国内仮想通貨ETF解禁を視野に運用実績を蓄積へ
gumiとSBI、新ファンド始動の全容
gumiは28日、子会社の株式会社gC Labsを通じてSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社と共同で組成した仮想通貨運用ファンド「SBI Crypto Fund Ⅰ」の運営を8月1日から開始すると発表した。
出資には大和証券グループ本社のほか複数の投資家が名を連ねており、「共創型仮想通貨運用ファンド」として始動する。
運用方針と目指す市場形成
本ファンドは「web3業界の先端領域への投資及び流動性提供を通じて、暗号資産市場と日本企業の橋渡しをする」ことをミッションに掲げる。ビットコインのほか主要アルトコインなど上場仮想通貨を中心に、ステーキングやリバランス、ヘッジ戦略を組み合わせて運用する方針だ。
国内における仮想通貨ETFの解禁も見据え、運用実績とデータを蓄積することで、将来の市場形成をリードする立場の確立を目指すとしている。
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協業で目指す次世代金融商品
両社は投資収益の獲得にとどまらず、伝統的金融で培ったセキュリティ・コンプライアンス体制や運用ノウハウと、仮想通貨領域の運用知見を組み合わせ、新たな運用機会や事業シナジーの創出を図る。
仮想通貨関連商品の解禁を見据え、本ファンドでの運用実績とロジックを検証・蓄積し、将来の商品審査や監査に耐えうる体制の構築も進める。
蓄積したデータを活用し、伝統的資産と仮想通貨を組み合わせたポートフォリオ戦略の共同研究にも着手する。
投資信託などの運用商品でシャープレシオの向上を目的とした仮想通貨組み入れの可能性を視野に入れ、新たな資産形成ニーズに応える次世代金融商品の検討を進めるとしている。
ファンド概要と出資比率
本ファンドの投資形態は匿名組合、募集形式は私募で、ファンド規模は30億円程度、存続期間は3年。運営を担う合同会社SBI Crypto Fundの出資比率は、SBIファイナンシャルサービシーズが51%、gumiの完全子会社であるgC Labsが49%となっている。
同社は本発表について、事業活動の広報を目的としたものであり、将来の運用成果を示唆・保証するものではなく、ファンドへの勧誘を目的としたものでもないとしている。
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