WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

コアサイエンティフィック、半導体大手AMDとAIデータセンターで提携 基本契約は2兆円規模

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • AMDに2027年から500MW超インフラ容量を提供
  • インフラ設計や、GPU・CPUの導入でも協力

AIインフラを共同で構築へ

米国のデジタルインフラ企業コアサイエンティフィックと米大手半導体メーカーAMDは28日、AI(人工知能)インフラの未来を形作るために提携すると発表した。

AMDはエンドカスタマーによるAMD AIソリューションの導入を支援するため、コアサイエンティフィックから最大2.5ギガワットのデータセンター容量をリースで確保する。また、契約の一環として、両社は物理インフラの設計や、AMD Instinct™ GPU、EPYC™ CPU、ROCm™ ソフトウェアの導入で協力していく。

また、AMDは一定のビジネス上の条件を前提に、コアサイエンティフィックの普通株式を市場価格で購入できるワラントも取得する。両社は、次のように述べた。

コアサイエンティフィックが2027年から米国で500メガワット超のインフラ容量を提供することでAMDエコシステムの利用可能容量を拡大し、将来的には最大2.5ギガワットまで拡張する権利も提供する。

コアサイエンティフィックのAI対応インフラへのアクセスを拡張することで、AMDはエンドカスタマーによるAIの迅速かつ大規模な導入を可能にする。

AMDとのパートナーシップは、5つの拠点で合計約530メガワット(MW)を対象とする15年契約を基盤としており、コアサイエンティフィックには基本契約ベースで140億ドル(約2.3兆円)を超える収益が見込まれている。

コアサイエンティフィックは、暗号資産(仮想通貨)マイニングからAIやハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)にデータセンターを提供する事業へと軸足を移しつつあるところだ。

7月中旬時点で様々な顧客向けに437メガワット分の容量について料金の請求を開始しており、仮にその請求対象容量を1年間継続した場合、コロケーション事業のGAAP(米国会計基準)売上高は年間換算で約6億3,500万ドル(約1,040億円)に相当するとも述べた。

関連記事:コア・サイエンティフィック、マイニング企業を約660億円で買収 AIデータセンター拡張へ

コア・サイエンティフィック(CORZ)がビットコインマイナーのPolaris DSを約660億円で買収。オクラホマ州拠点の電力容量を1.5GWへ拡大し、AI向けデータセンター事業を加速する。

エヌビディアはAIリサーチセンターを設立済

AMDは半導体企業だが、今回の動きからはAIインフラを共同構築する企業へと事業領域を広げようとしていることが示唆される。AMD自身がデータセンターを運営するわけではないが、データセンターのインフラ事業者と組んでAIクラウド向け基盤を提供する格好だ。

今回のコアサイエンティフィックとの契約ではインフラ設計や、GPU・CPUの導入などでも協力していく姿勢を示している。

こうした点で、半導体大手エヌビディア(NVIDIA)は先行する動きを見せている。エヌビディアは昨年10月にバージニア州にAIファクトリー・リサーチ・センターを設立すると発表した。

様々な企業と連携してジェネレーティブAI、科学計算、先進製造におけるブレークスルーを加速させ、デジタルツインと大規模シミュレーションにおける先駆的な研究を行っていくとしている。

xAI、マイクロソフト、オラクルなどサーバーメーカー、クラウド事業者、AIモデル企業と組んで、AIインフラを構築していく方針も示した。

関連記事:IRENがエヌビディアと戦略的提携、最大5GW規模の次世代AIインフラ構築へ

仮想通貨マイニング大手のIRENがエヌビディアとの戦略的提携を発表。最大5GWのAIインフラ構築を目指し、エヌビディアは約21億ドルの出資権利を取得した。バーンスタインのアナリストは、GPU供給の確保とAIデータセンターへの転換を高く評価している。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/10 月曜日
11:24
米納税者の仮想通貨申告、32%から56%にとどまる=研究
仮想通貨を保有する米国内納税者の申告率は32%から56%にとどまるとの推定も。米IRSは仲介業者による申告様式「1099-DA」提出を2025年分から義務化し、業者報告との不整合が税務調査の焦点になるとみられる。米CNBCが報じた。
10:31
サムスン電子、今年中にウォレットへステーブルコイン導入=報道
サムスン電子は今年中、一部国でウォレットへステーブルコインの口座開設・海外送金・決済機能を導入すると表明。米サンドマークの取材に書面で回答し、7月のGalaxy Unpacked構想に初めて導入時期を示した。既存機能との違いも解説する。
09:37
ビットコインBIP-110分岐、セイラー氏「フォークに意味なし」
仮想通貨ビットコインは8日、「BIP-110」を支持するチェーンが少数派で分岐した。「BIP-110」への賛成はわずか2.5%にとどまり、大半の採掘者は既存ルールを支持している。
08:34
RWA取引高、無期限先物DEXで7月過去最高=CryptoRank
クリプトランクの調査によると、無期限先物DEXでの7月のRWA取引高が月間約1,410億ドルの過去最高を記録。前月比約19.5%増で、株式の比率が51.1%に上昇したという。年初来の伸びと注目材料を整理する。
07:50
キャシー・ウッドCEO、米雇用統計後も強気 ビットコインへ期待表明
アークインベストのキャシー・ウッドCEOが8月9日、雇用統計を受けても景気認識は強気と表明。デフレ懸念やドル指数、原油安を指摘し、ビットコインとステーブルコインをエージェント商取引の受益者に挙げた。
08/09 日曜日
11:30
ビットコイン1020万円台で上げ渋り、CPIと利上げ観測が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は対円で1020万円台に持ち直すも上げ渋りが続く。米CPIと利上げ観測、中東情勢を巡る原油動向が目先の相場の方向感を左右する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(8/7)|スペースX決算・相場分析・金融庁の規制対応のまとめ
今週は、スペースXの上場後初の四半期決算、アーサー・ヘイズ氏やクリプトクアントなどによる仮想通貨ビットコインなどの相場分析、金融庁の規制対応に関する記事が関心を集めた。
08/08 土曜日
14:00
ブラジル中銀、仮想通貨送金に最大24時間の遅延義務付け
ブラジル中銀は8月7日、詐欺対策として一部の仮想通貨送金を最大24時間遅延させる新規則を発表した。来年施行され、1万ドル超の海外仮想通貨企業や自己管理ウォレットへの送金が対象となる。
13:00
ロシア当局、ウクライナ発詐欺に関与した違法仮想通貨交換所を摘発 20人超拘束
ロシア当局がモスクワ・シティで違法な仮想通貨交換所9カ所を摘発し20人超を拘束した。ウクライナ拠点の詐欺で盗まれた資金の送金に利用されていた。
11:20
サークル、USDCとCCTPをXレイヤーに導入
ステーブルコイン発行企業サークルが、USDCと相互運用プロトコルCCTPをOKXのXレイヤーに導入したと発表した。仮想通貨取引所OKXの利用者はドル建て資産のクロスチェーン移動や分散型金融での活用が可能になる。
10:30
ビットコインのeCashフォーク、8月23日から3段階で開始
ビットコイン開発者ポール・シュトルク氏が、8月23日開始のeCashハードフォークを3段階に分けて実施すると発表。GMOコインはBTC関連サービスの一時停止を予告した。
09:55
クリーンスパーク26年4-6月期決算、売上高30%減 BTC評価損で純損失
仮想通貨採掘企業クリーンスパークが2026年4-6月期決算を発表。売上高は前年比30.5%減少した。一方で大手テック企業から約1兆円のデータセンター契約を獲得している。
09:35
トランプ・メディア、クリプトドットコムとの仮想通貨事業を縮小
トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループが、クリプトドットコムおよびヨークビル・アクイジションと進めていたクロノス関連のトレジャリー企業設立計画を撤回した。予測市場統合計画も縮小し、核融合エネルギー企業TAEとの合併など本業に集中する方針だ。
08:22
BTC専門ウォレットのコールドカード、データの取扱方針を一時変更
仮想通貨ビットコインのウォレットのコールドカードを提供するコインカイトは、資産の流出事案についてデータの取扱方針に変更があると発表。変更の内容や対応について説明した。
08:05
15年間休眠のビットコインが移動、平均取得単価は約10ドル
2011年から15年間動きのなかった49.97BTCのビットコインが2026年8月6日に移動し、送金先は機関投資家向けプライムブローカーのファルコンXに関連するアドレスだったことが判明した。売却の確証はないが、資金集約の可能性がある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧