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イーサリアム、機関投資家需要拡大でオンチェーン活動が過去最高水準到達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

機関投資家の積極参入が価格上昇を牽引

仮想通貨オンチェーン分析プラットフォームCryptoquantの週次レポートによると、イーサリアムは4月の1,400ドルから9月に5,000ドル近くまで上昇した。この期間中、主に米国の現物ETFを含むファンド保有量は670万ETHに達し、過去最高を記録した。

1万から10万ETHを保有するアドレスも同期間に600万ETHを蓄積し、総保有量は2,060万ETHとなった。Cryptoquantは、この同期的な蓄積がイーサリアムの戦略的資産としての地位確立を示すものと分析している。

関連:ナスダック上場のビットマイン、300億円相当のイーサリアム追加購入

バリデータ預金は250万ETH増加し、ステーキング総量は3,620万ETHの記録的水準に達した。Cryptoquantによれば、この増加はネットワークへの長期的信頼を反映し、流通供給量減少による上昇圧力を生み出している。

また、ネットワーク活動も拡大基調を示し、総取引数とアクティブアドレス数が過去最高に到達した。8月16日には取引数が170万件、8月5日にはアクティブアドレス数が80万件を記録し、DeFiやステーブルコイン取引の活発化を示している。

スマートコントラクト呼び出し数は日次1,200万件を超え、過去のサイクルを上回っている。Cryptoquantは、この活動がイーサリアムのプログラマブル決済レイヤーとしての役割拡大を裏付けるものと評価している。

さらに、取引所への流入量は5,000ドル付近でのピーク後に大幅減少し、現在は日次75万ETH程度となっている。Cryptoquantによると、この減少は売り圧力の緩和を示し、投資家の保有継続姿勢を反映している。

イーサリアム価格は5,200ドルの実現価格上値バンド付近でピークを付けた後、現在は4,400ドル付近で取引されており、Cryptoquantはこの水準が利益確定と方向転換の重要なレベルであると分析している

実現価格(Realized price)とは、市場参加者がビットコインを購入した際のオンチェーン平均取得価格であり、ビットコイン保有者が実際に支払った価格(取得コスト)の平均を表す。現在の市場価格(Market Price)と比較することで、市場参加者全体が利益(Market Price > Realized Price)または損失(Market Price < Realized Price)の状態にあるかを判断できる。また、歴史的に、市場価格が実現価格を下回る時期は市場の底を示すことが多く、逆に大きく上回る場合は過熱が示唆される。

関連:イーサリアムの価格と将来性を解説|今後の注目ポイントと中長期の成長シナリオ

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