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ビットコイン価格の次のサポートゾーンは? クリプトクアント分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインはサポートラインを下抜け

暗号資産(仮想通貨)オンチェーン分析企業のクリプトクアントは4日、週間市場レポートを発表。ビットコイン(BTC)は鍵となるサポートラインを抜けており、次は、7万ドルから6万ドルの間を目指す可能性があると分析した。

出典:クリプトクアント

ビットコインは、トレーダーのオンチェーン実現価格(主要なオンチェーンサポートおよびレジスタンス帯)で3回跳ね返されたと指摘。最近、強気相場中にサポートとして機能していた下限バンドを下回ったと述べる。

次の主要サポートゾーンである7万ドルから6万ドルをターゲットにしている可能性があると続けた。

さらに、米国の現物ETF(上場投資信託)は、2026年には売り越し(1万5,000BTC減)の状態で売り圧が持続していると分析する。買い越しだった2025年同時期と比較すると、需要の差は6万2,000BTCに上るとも指摘した。

ビットコイン現物ETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。実際にビットコインを購入し、そのビットコインを基にした信託(ETF)を株式市場で取引するもの。投資家は直接ビットコインを購入することなく、その価値に投資することが可能になる。

関連:K33分析、「ビットコイン40%下落でも2022年暴落の再現には当たらず」

「今サイクルの需要成長期は過ぎた」と分析

また、米国の大手仮想通貨取引所コインベースにおけるビットコインの価格プレミアムは、昨年10月中旬以降マイナスで推移しており、米国投資家の参加が低迷していることを示している。

過去データでは、持続的な強気相場は米国の需要に牽引され、コインベースのプラスプレミアムと一致する傾向があったが、今はそうした状況ではない。

出典:クリプトクアント

クリプトクアントは、流動性についても分析。ステーブルコインUSDTの60日間の時価総額増加率はマイナス(-1億3,300万ドル)に転じており、2023年10月以来の低水準になった。

ステーブルコインの拡大は、2025年10月下旬に159億ドルでピークに達しており、そこからの下落は弱気相場における流動性の縮小と一致している。

また、ビットコイン現物への年間需要の伸びは、昨年10月7日時点の110万BTCから、2月4日の7万7,000BTCへと93%減少しているところだ。クリプトクアントは、今回のサイクルの需要の成長期は過ぎており、価格に弱気な影響を与えていると述べる。

関連:4000億円規模のロスカット、ビットコイン急落を招いた三つの要因とは=Wintermute分析

一方で、仮想通貨運用企業Bitwise(ビットワイズ)のマット・ホーガン最高投資責任者は2日、仮想通貨の冬は終わりに近づいている可能性があるとの独自見解を発表したところだ。

ホーガン氏によると、2017年と2021年以降のビットコイン値動きを見ると、価格のピークから約13カ月後に底を打っていた。もしこれが今回も当てはまるのであれば、個人投資家にとっての弱気相場は終わりに近づいているという見方だ。

関連:「仮想通貨の冬は始まりではなく終了間近の可能性」ビットワイズ幹部が分析

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