はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米FDIC、ステーブルコイン発行体の規制枠組み案を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • FDICが第2弾となるステーブルコイン規制案を発表
  • 資本基準やカストディ要件、パススルー保険の適用を明確化

資本基準やパススルー保険の適用方針を規定

米連邦預金保険公社(FDIC)は7日、決済用ステーブルコインの発行体に対する包括的な規制枠組み案を新たに公式発表した。トランプ大統領が昨年署名した「ジーニアス法」に基づく国家的な規制整備の第2弾として、リスク管理や資本要件の基準を定めている。

今回の提案では、準備金の裏付けや償還に関する厳格な健全性枠組みに加え、カストディ(保管)業務を提供する保険付き預金取扱機関(IDI)への新要件を規定した。ステーブルコインの準備金として保有される預金に対する、パススルー保険の適用方針等も明確化されている。

FDICによるジーニアス法関連の規則制定は、IDIが子会社を通じて発行承認を求める際の手続きを定めた昨年12月に続く2回目となる。トラビス・ヒル議長はこれまで、伝統的金融機関(TradFi)の参入を背景に挙げ、トークン分野に対する連邦政府の姿勢が大きく転換したと指摘してきた。

本規制案により、発行体がトークンの保有自体に対して利回りを提供していると宣伝することは原則として制限される。ステーブルコイン自体は連邦預金保険の対象外となる一方で、法定要件を満たすトークン化預金は他の一般預金と同等に扱われることが明記された。

FDICは資本要件とは別に、前年の営業費用に基づく運営上のバックストップ維持や、時価総額500億ドルを超える大規模発行体への年次監査を要求している。

同機関は連邦官報への掲載から60日間にわたり、144項目に及ぶ関連事項へのパブリックコメントを募集する。

日本のステーブルコイン動向:“ステーブル” の検索結果 | CoinPost|仮想通貨ビットコインニュース・投資情報

国内最大手の仮想通貨(暗号資産)メディア。ビットコイン、イーサリアム、XRPなどのニュース速報・価格情報・買い方・初心者解説を毎日配信。

現在、米上院ではステーブルコインの利回り解釈に直接影響を与えるクラリティー法案(市場構造法案)の議論が進められている。今週後半に議会が再開される予定であり、銀行業界と仮想通貨業界間に存在する見解の相違がどのように調整されるかが再び焦点となる。

米国ではすでに通貨監督庁(OCC)や財務省が、ステーブルコインに関する一連の規則や州レベルの監督指針を公表している。各政府機関がジーニアス法の実施に向けた動きを本格化させる中、仮想通貨市場の根幹を成す決済トークンの規制環境が急速に整備されつつある。

関連記事:【2026年最新】ステーブルコインとは?仕組み・種類・リスク・将来性を徹底解説

国内最大手の仮想通貨(暗号資産)メディア。ビットコイン、イーサリアム、XRPなどのニュース速報・価格情報・買い方・初心者解説を毎日配信。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/23 土曜日
14:00
米バンカメ、84億円相当仮想通貨ETF保有を開示 ビットコイン増加・ETH減・XRP維持
米金融大手バンク・オブ・アメリカが2026年第1四半期の13F報告書を提出。ビットコイン・イーサリアム・XRP・ソラナのETFを合計約5300万ドル分保有し、株式含む仮想通貨関連総額は22億ドルを超えた。
13:25
カルシとポリマーケット、米控訴裁判所で敗訴 違法賭博訴訟は州に差し戻し
米国の控訴裁判所は、予測市場大手カルシとポリマーケットが求めた州裁判の一時停止を却下した。違法賭博をめぐるネバダ州・ワシントン州との訴訟は州裁判所で続行される。
12:00
米グレースケールのHYPE現物ETF申請、修正案を再度提出 3本目のETF実現間近か
仮想通貨資産運用企業グレースケールがHYPE現物ETFの第3次修正申請を提出した。承認されればビットワイズ・21シェアーズに続く3本目のHYPE ETFとなる。
11:30
米SEC、ナスダックのビットコイン指数オプション上場を承認
米SECは5月22日、ナスダックPHLXによるビットコイン指数オプションの上場規則変更を加速承認した。現金決済・ヨーロピアン型の新商品で、上場にはCFTCの免除承認が別途必要となる。
10:25
ビットコイン1200万円割れ、米「100万BTC購入期待」後退で失望売り広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5月22日から23日朝にかけて下落し、円建てでは節目となる1,200万円を割り込んだ。背景には、米国で新たに議論されている「ビットコイン準備金法案」において、市場で期待されていた「100万BTCの購入義務」といった強い内容が盛り込まれず政策期待が後退したことがある。
10:00
NEARトークン価格高騰、6月末までに動的リシャーディング導入 AIエージェント対応も視野
ニアプロトコルが次回アップグレードの一環として動的リシャーディングを2026年6月末までに導入する計画だ。シャードの自動分割でAIエージェントによる商取引への対応も目指す。
08:40
米ビットワイズ・21シェアーズのHYPE現物ETF、25億円相当HYPEを追加購入 累計流入は100億円超
ビットワイズと21シェアーズのHYPE現物ETFが直近24時間で合計1610万ドル分HYPEトークンを購入。累計純流入は6396万ドルに達し、5月21日には過去最高値62.18ドルを更新した。
07:55
予測市場大手ポリマーケット、9000万円超が不正流出
予測市場大手ポリマーケットは、資産が不正流出したことを公表。流出額は約9,123万円であることやユーザーの資産は影響ないこと、事業は通常通り継続していることなどを説明した。
07:20
トランプメディア、320億円相当ビットコインを取引所へ送金
ブロックチェーン分析企業アーカムのデータによると、トランプ・メディアに帰属するビットコインアドレスが2650BTCを取引所Crypto.comのアドレスへ送金した。送金の目的は不明。
07:00
米下院がカルシ・ポリマーケットにインサイダー取引調査、議員の参加禁止立法も視野
米下院監視委員会のジェームズ・コマー委員長が5月22日、予測市場カルシとポリマーケットのインサイダー取引調査を開始したと発表。両社CEOに内部記録の提出を求めた。
06:20
SEC、米国株トークン化の免除制度公表を延期 第三者発行の株主権利保証が課題
米証券取引委員会(SEC)は株式トークン化資産の取引を対象とした「イノベーション免除」制度の発表を延期した。証券取引所関係者や市場参加者から、発行企業の同意を要しない第三者トークンの取り扱いへの懸念が相次いでおり、投資家の権利保護や制裁回避リスクが制度設計の焦点となっている。
05:50
新たな米ビットコイン準備金法案の詳細判明、100万BTC購入義務含まれず
米下院に提出されたARMA法案の草案が明らかになった。政府保有ビットコインを最低20年間売却禁止とする一方、一部で報じられた100万BTC購入目標の条項は法案に存在しないことをThe Blockが確認した。
05:00
米ICEとOKXが原油の永久先物を共同提供、1.2億人規模の仮想通貨ユーザーにアクセス開放
ニューヨーク証券取引所を傘下に持つインターコンチネンタル取引所(ICE)と仮想通貨取引所OKXが、ICEのブレント原油・WTI価格を基準とした永久先物契約を共同提供すると発表した。OKXが許認可を持つ地域で順次展開へ。
05/22 金曜日
17:14
JPYC、シリーズBで累計約50億円の調達完了へ 日本円ステーブルコインの社会実装を加速
JPYC株式会社がシリーズBラウンドで累計約50億円の資金調達を完了予定。発行7ヶ月で総取引高350億円超を達成し、日本円仮想通貨の社会実装を加速する。
15:58
グラスノード分析、ビットコイン供給量の30%超で公開鍵露出を確認 量子リスクへの備えを提言
グラスノードの分析によると、ビットコイン発行済み供給の約30%にあたる604万BTCがすでに公開鍵露出状態にあり、量子コンピュータによる将来的なリスクにさらされている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧