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ユニスワップを騙る偽サイトが約6360万円を詐取、グーグル広告を悪用し検索上位に表示

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 複数ウォレットから資金流出
  • 詐欺アドレスも公開済み

オンチェーンアナリストが警告

オンチェーンアナリストのb-block(@b_block_oficial)は25日、分散型取引所(DEX)のユニスワップ(Uniswap)を模倣した偽サイトが複数のウォレットから資金を抜き取っており、詐欺師が現時点で少なくとも約40万ドル(約6,360万円)を保有していると警告した。

今回の手口の核心にあるのはグーグル(Google)の検索広告の悪用だ。詐欺師は「ユニスワップ」などのブランドキーワードを標的にした有料広告を購入し、偽サイトを正規サイトより上位に表示させた。

b-blockの警告を受け、Web3マーケティング会社グリーンドッツ(Green Dots)創設者のStacy Muurがグーグル検索のスポンサー広告欄に偽ユニスワップサイトが表示されていたスクリーンショットをXで公開。「グーグルが何年もこの問題を無視し続ける中、偽リンクが本物より上位に表示され、ユーザーが被害を受け続けている」と非難した。

関連記事:ユニスワップ、一年間の成長と今後の運営計画発表

ユニスワップ財団が2025年末時点の資産と今後の資金計画を報告した。当面の運営資金を確保し、v4・Unichainのローンチなど主要マイルストーン達成も報告している。

B-blockは詐欺に関わるウォレットアドレス2件を公開し、ユーザーに公式リンクのみを使用するよう呼びかけた。また、プロトコルへのアクセス前にDeFiLlamaを通じてリンクを二重確認するよう推奨している。

偽サイトはユニスワップの本物のインターフェースを精巧に複製しており、URLや細部のUI要素を注意深く確認しなければ見分けがつかない仕様となっている。

ウォレットを偽サイトに接続すると悪意あるコントラクトへの署名が実行され、資金の引き出しは自動的に行われる。ブロックチェーン取引の性質上、一度送金された資金の回収は極めて困難だ。

ユニスワップを標的にした偽サイト詐欺はこれが初めてではない。2026年2月にも同様にグーグル検索広告を悪用した偽サイトによる被害が報告されており、ある投資家が数十万ドル規模のポートフォリオを一度の操作で失ったケースが注目を集めた。

ユニスワップの創設者ヘイデン・アダムス(Hayden Adams)はその際に公式Xでスキャム広告が繰り返し出現し続けると警鐘を鳴らしており、同様の被害が繰り返されている実態が浮き彫りになっている。

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