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DCG傘下のジーキャッシュ採掘企業Fortitude、HeartSciencesと合併でナスダック上場目指す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 合併後の会社はDCGが株式約95%を保有予定
  • フォーティチュードの年間ZEC生産量は15万7,000枚

ZECのマイニング・保有を継続

暗号資産(仮想通貨)コングロマリット企業デジタルカレンシーグループ(DCG)傘下のジーキャッシュ(ZEC)マイニング企業Fortitude MiningとAI医療技術企業HeartSciencesは23日、全株式交換による合併契約を締結したと発表した。

この取引は2026年下半期に完了する見込みだ。事業統合後の企業はFortitudeブランドと経営陣の下に運営され、ナスダックに承認されれば、ナスダック・キャピタル・マーケットでティッカーシンボル「TUDE」で取引される予定である。

Fortitudeの単独株主であるDCGは、取引完了時に、合併後の会社の株式の約95%(完全希薄化ベース)を保有する計画だ。Fortitudeのアンドレア・チャイルズCEOは、合併は事業上の相乗効果を目的としたものではなく、将来の成長に向けた資金調達が目的だとコメントしている。

DCGのバリー・シルバート創設者兼CEOは、ジーキャッシュの魅力について改めて以下のように話した。

ジーキャッシュは、ビットコインが持つ希少性やプルーフ・オブ・ワーク(PoW)の規律と同時に、金融システムのデジタル化が進む中で重要性が増すと予想されるプライバシーやセキュリティの機能も備えている。

シルバート氏は今年2月、今後数年間でビットコイン(BTC)にあてられた資産の5%~10%がプライバシー重視の仮想通貨へと流入するだろうと発言していたところだ。

関連記事:「ビットコインからプライバシー銘柄に5~10%流入」DCG創設者が予想

DCG創設者バリー・シルバート氏が、仮想通貨ビットコインの5-10%がプライバシー重視銘柄に流入すると予想。ゼロ知識証明採用のジーキャッシュに期待を示している。

Fortitudeは初期段階にある重要なプロトコルへの信念と、それを支え、規模を拡大するために必要なインフラを保有する「ベンチャー・マイニング」モデルを掲げている。シルバート氏は、ジーキャッシュ事業はこのモデルが機能していることを示すとも述べた。

同社は2019年にZECのマイニングを開始。2026年5月31日時点では、年換算の生産量を15万7,000 ZEC(1日あたり約366 ZEC)にまで拡大している。今後も長期的にZECを蓄積していく方針だ。

HeartSciencesのアンドリュー・シンプソンCEOは取引完了後も引き続きヘルスケア事業部門を率いる見込みである。AIを活用した心電図(ECG)技術の開発などを推進していく。

解説:仮想通貨ジーキャッシュの将来性|注目点・リスクを解説

プライバシー銘柄の仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)の将来性を徹底解説。技術や注目点、リスクまでわかりやすく説明。

ジーキャッシュとは

ジーキャッシュは2016年にビットコインのコードベースを基にして立ち上げられた仮想通貨。2,100万枚という発行上限などをビットコインから受け継ぎつつ、プライバシー保護技術を付加している。

ジーキャッシュの「シールド・トランザクション・プール(秘匿取引プール)」はプライベートな取引を可能にするよう設計されており、経済活動のオンチェーン化が進む中、金融プライバシーへの需要に応えるものだ。独自トークンZECは今月初め、脆弱性が発見されたことで一時的に下落したが、過去1年間では約910%上昇している。

関連記事:ジーキャッシュ脆弱性修正済みもZEC急落、サイファーパンクは「FUDだ」と反論

ジーキャッシュのOrcardプールに偽造可能な脆弱性が発覚・修正済みと公表され、ナスダック上場のサイファーパンク株が47%超急落。同社は流通供給量の1.88%にあたるZECを保有し、長期蓄積戦略の継続を表明。

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