WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンスとOKXに55万BTCのビットコインが流入、2023年弱気相場以来の売圧水準

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • バイナンス・OKXへの合計55万BTC超の流入は年間平均の約3.5倍
  • UTXO損益比率が2019年・2022年の弱気相場底値圏に相当する水準に低下

売り圧力が急上昇

オンチェーン分析プラットフォームのクリプトクアントに登録するアナリスト、ダークフォスト氏は29日、ビットコインが6万ドルを割り込んだ局面でバイナンスとOKXの入金アドレスへの流入量が急増し、2023年の弱気相場以来の水準に達したと報告した。

バイナンスの入金アドレスには22万BTC超、OKXには33万BTC超が流入(入金)し、合計で55万BTCを超えた。バイナンスの年間平均流入量は約6万BTC、OKXは約9万5,000BTCであり、今回の数値は通常水準を大幅に上回る今年最大の流入量となった。

入金アドレスとは、ユーザーが取引所でビットコインを売却しようとする際に、資金をまず送付する先のアドレスを指す。その後、取引所の運用ウォレットに集約される仕組みだ。ダークフォスト氏は「この急激な流入増加は、バイナンスとOKXの多くの投資家の間でパニックが生じたことを示唆している」と分析した。

入金水準

出典:クリプトクアント

ビットコインは2月以降、6万ドルの水準を初めて試した後、横ばいの値動きが続いている。同氏は「この横ばい局面が投資家を値動きに対してより敏感にさせており、特にレンジの上限・下限付近での反応が大きくなっている」とも分析した。

関連記事:ビットコイン急落し年初来安値を更新 AIブームに陰りとクラリティー法案難航が重し|仮想NISHI

ビットコインが6月25日未明に年初来安値を更新。AI株調整・地政学リスク後退・クラリティ法案難航が重なり急落。ショートカバーで半値戻すも、投資家心理は依然冷え込

UTXO比率も弱気相場水準に

ダークフォスト氏は29日にも別のレポートを公開し、ビットコインのUTXO(未使用トランザクション・アウトプット)損益比率が今回の調整局面に入って以降で初めて、過去の弱気相場に匹敵する水準まで低下したと報告した。UTXOとは、まだ使われていないビットコインの取引出力を指し、各UTXOには取得日・購入価格・数量などの情報が記録されている。

関連記事:ビットコイン、損切り売りが急拡大 アナリストが降参局面と指摘

CryptoQuantのオンチェーンデータを分析するDarkfost氏が、ビットコインのUTXO損益比率が過去の弱気相場底値圏に匹敵する水準へ低下したと指摘。損切り売りの急拡大が降参局面の始まりを示すとした。

損益比率は過去の弱気相場底値圏に相当する水準まで落ち込んでおり、多数の保有者が損失を抱えたまま売却を迫られている段階にあると同氏は指摘した。同シグナルの点灯局面は市場参加者の大多数が関心を失う瞬間と一致しており、過去のいずれの点灯時も長期投資家にとって有利なエントリー機会となっていたという。

関連: ビットコイン(BTC)の今後・将来性【2026年6月】有識者7名の価格予測と2030年シナリオ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/30 火曜日
09:27
JPモルガン、ブロックチェーン口座に円など5通貨追加 計8通貨に拡大
JPモルガンのキネクシスが円・人民元など5通貨をBDAに追加、計8通貨体制に。JERAグローバルマーケッツが円建てを初採用し資金管理を効率化。累計取引高は4兆ドルを超える。
09:10
ウクライナ、押収USDTを初めて国家管理に移管
ウクライナの検察総長室は、国際的なハッカー集団から押収した830万ドル超のUSDTを資産回収機関ARMAの管理下へ移管したと発表した。仮想通貨の押収資産をウクライナ国家が管理する初の事例となる。
08:30
バイナンスとOKXに55万BTCのビットコインが流入、2023年弱気相場以来の売圧水準
ビットコインが6万ドルを割り込んだ局面で、バイナンスとOKXの入金アドレスへの流入量が合計55万BTCを超えた。2023年の弱気相場以来の水準で、売り圧力の高まりを示唆するとオンチェーンアナリストが分析。
07:20
米金融大手BNY、USDCを機関向けカストディに初統合 サークルと連携拡大
米金融大手BNY(旧:BNYメロン)が29日、サークルとの提携拡大を発表。USDCをデジタル資産カストディ基盤の第一号ステーブルコインとして統合し、機関投資家向けにUSDCの保管・発行・償還機能をワンストップで提供する。
06:35
クラリティー法案、米上院休会の2週間が採決の分岐点
米上院が7月13日まで休会に入る中、仮想通貨市場構造法「クラリティー法案」の採決に向けた裏交渉は続いている。倫理条項や法執行当局の懸念が残るなか、8月の夏季休会前の成立を目指す。
05:55
JPモルガン、ステーブルコインの「影の銀行化」警告 規制枠組みで提言
米メガバンクJPモルガンは6月29日、仮想通貨規制の枠組みに関するレポートを公開し、利回り型ステーブルコインには従来の預金と同等の監督基準が必要だと主張。
05:45
トム・リー率いるビットマイン、先週2.7万イーサリアム追加取得
米イーサリアム・トレジャリー企業のビットマインは29日、ETH保有量が570万トークンに達したと発表した。先週1週間で2.7万ETHを取得し、ETH総供給量の4.7%を保有。
06/29 月曜日
21:10
ストラテジー、優先株の財務安定策を発表 ビットコイン売却枠も承認
ビットコイントレジャリー大手ストラテジーが優先株配当の流動性強化を目的とした資本管理の枠組みを発表。米ドル準備金の運用方針策定やSTRC配当率の引き上げ、最大12.5億ドルのBTC売却枠承認などを含む5項目の施策を打ち出した。
17:32
クレディセゾンとコインチェック、永久不滅ポイントを仮想通貨へ交換開始
クレディセゾンとコインチェックが2026年6月29日、永久不滅ポイントをBTC・ETH・XRPに交換できるサービスを開始した。2026年4月の業務提携に基づく第一弾施策で、対象はセゾンカード会員約1,500万人。
16:27
SOWAKA、日本法人設立 JPYC決済アプリ「ミセペイ」を7月トライアル開始
SOWAKA PTE.LTD.が2026年6月1日付で株式会社Sowaka Japanを設立。第一弾事業として、JPYC対応QR決済アプリ「MisePay(ミセペイ)」の7月トライアル開始と加盟店の追加募集を発表した。決済手数料0%と返金権限の安全な分離管理が特徴。
15:55
グレースケール、ビットコイン底打ちの条件を提示 FRB金利とクラリティー法が焦点
グレースケールのリサーチ責任者が仮想通貨市場の行方を左右する2つのシナリオを提示。クラリティー法の成否とFRBの利上げ判断が焦点で、底打ちの条件を分析した。ストラテジーのバランスシート動向も注目材料と指摘する。
14:48
ギャラクシー・リサーチ、クラリティー法が2026年成立の確率を50%に引き下げ
ギャラクシー・リサーチのアレックス・ソーン氏が、クラリティー法の2026年成立確率を60%から50%に引き下げた。上院日程の逼迫と倫理条項をめぐる交渉停滞が主因。7月初旬の審議日程確定が分岐点になる。
13:57
グレースケール幹部、ストラテジーに30億ドルのビットコイン売却を提案
グレースケールのリサーチ責任者パンドル氏が、ストラテジー社の財務悪化を受け、優先株「STRC」の配当率引き上げよりも、30億ドル超のビットコイン売却が市場の信頼回復につながると提案した。
12:33
シャープリンク、3日間で約100億円相当のイーサリアム買い増し
イーサリアム・トレジャリー企業シャープリンクが3日間で39,196 ETHを買い増した。含み損が続く中、機関投資家から資金調達を行い、購入を再開している。
10:40
BIS年次報告、ステーブルコインは「貨幣の要件を満たさず」
BISが2026年版年次経済報告書でステーブルコインの構造的課題を指摘。貨幣の等価交換性の欠如や金融安定リスクを分析し、中央銀行主導の統合台帳構想を次世代通貨システムの道筋として提言した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧