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Ondo Finance、新執行レイヤー「Ondo Network」発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • Ondoが新執行レイヤーを発表
  • Ondo Perpsで既に稼働中

新執行レイヤー稼働

Ondo Financeは27日、公式ブログで新しい実行レイヤー「Ondo Network」を発表した。中央集権型取引所に匹敵する速度とプライバシーを持ちながら、ブロックチェーンのように検証可能でノンカストディアル設計だとしている。

第一弾のアプリケーションはOndo Perpsで、先週ローンチした無期限先物取引プラットフォームだ。Ondo Networkはすでに稼働しており、取引の実行と決済を分離する設計を採用した。

実行部分は信頼実行環境(TEE、外部の運用者でも内部のコードを閲覧・改ざんできないハードウェア隔離環境)内で高速かつプライベートに処理する。決済は他のパブリックブロックチェーン上で検証可能な形で行うという。

実行と決済を分離

Ondoは以前、独自ブロックチェーン「Ondo Chain」の構築を発表していた。しかし、Ondo Perpsの開発を進める中で、実行速度とプライバシーの両立にはチェーン全体を新たに作るより、実行部分を分離する方が有効だと判断したという。

取引の実行(マッチング・リスク管理・清算等)には高速性とプライバシーが求められる一方、決済(最終的な所有権の記録)には検証可能性と耐久性が求められる。両者を同じ仕組みで扱う従来のブロックチェーンには、この点で構造的な限界があったとしている。

アテスターが検証担う

コードの検証・鍵管理・オンチェーン接続は、複数の独立した運用者からなる「アテスター」が担う。アテスターは定足数(クオラム)方式でコードの正当性を検証し、資産移動に必要な鍵を分割保持する。

この仕組みにより、単独の運用者が鍵を組み立てたり、承認されていないコードを稼働させたりすることはできない設計だという。稼働中の処理はすべて署名付きのログとして記録され、第三者が事後に検証できる。

今後の展望として、アテスターの参加者を拡大する許可不要型への移行や、コード検証・鍵管理・アプリ運用の役割分離、決済状態のオンチェーンへの記録、外部監査者によるログ検証の仕組みなどを検討しているとした。

Ondo Perpsは、深い流動性や24時間稼働の取引環境、トークン化された実物資産を担保として活用できる機能などを提供する。

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