- grBENJIをアジアで提供開始
- 香港の専門投資家限定で提供
ハッシュキーが提携
香港の仮想通貨取引所ハッシュキー・エクスチェンジは、米資産運用大手フランクリン・テンプルトンと提携し、トークン化マネー・マーケット・ファンド「フランクリン・オンチェーン米国政府流動性ファンド(grBENJI)」をアジアの投資家に提供すると24日発表した。同ファンドはハッシュキー・エクスチェンジの運用サービス「アーン」上で、同日から取り扱いが始まった。
同ファンドは、米国政府関連のマネー・マーケット商品や米ドル建て現金資産を主要投資対象とし、ブロックチェーン基盤を通じて運用される設計となっている。対象は専門投資家に限定されており、香港では一般投資家向けの募集は行われていない。
ハッシュキー・エクスチェンジの最高経営責任者を務めるハイヤン・ルー氏は、規制に準拠したリアルワールドアセット(RWA)由来の利回り商品への機関投資家の需要拡大に直接応えるものだと述べた。
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RWA(リアルワールドアセット)とは現実資産をブロックチェーンでトークン化する仕組み。2025年市場270億ドル超・前年比223%増。国債・不動産・トレカの仕組みと機関投資家の参入状況をCoinPostが解説。
テンプルトン側の説明
フランクリン・テンプルトンでデジタル資産部門のクライアント対応を統括するチェタン・カルカニス氏は、ハッシュキー・エクスチェンジのプラットフォームでトークン化マネー・マーケット・ファンドを提供できることを歓迎するとコメントした。ブロックチェーン技術の活用により、透明性やセキュリティ、アクセス性、処理速度、コスト効率が高まるとしている。
同氏はまた、香港やシンガポール、東京、ドバイ、バミューダに広がるハッシュキーの拠点網を生かし、マネー・マーケット・ファンド以外のトークン化商品にも取り扱いを広げていく考えを示した。
関連記事:米フランクリン、トークン化資産を伝統型ファンドに組み入れへ=報道
米フランクリン・テンプルトンがトークン化マネー・マーケット・ファンドをETFや投資信託に組み入れる計画を示した。米SECが伝統的ファンドでのデジタルネイティブ商品活用を初めて認め、投資家が意図せずトークン化資産を保有し得る状況が生まれる。
背景にある動き
フランクリン・テンプルトンを巡っては、傘下の投資信託やETFの内部にトークン化資産を組み入れる計画が進んでいることも先週明らかになった。米SECがデジタルネイティブ商品の伝統的金融商品での活用を初めて認めたことを受けた動きだった。
同社でデジタル資産・イノベーション部門を率いるサンディ・カウル氏によると、実施には各ファンドの取締役会の承認が別途必要で、移行は早ければ第4四半期にも実施する方針だ。



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