WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

藤巻議員が「参議院財政委員会」理事に就任、日本政府に仮想通貨の税制問題などを追求していくと表明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

藤巻議員が「財政委員会」理事に就任、仮想通貨税制の追求へ
藤巻健史議員は、「参議院財政委員会」で理事になったことを発表。所得税法に関する質疑では、安倍総理や麻生大臣に、仮想通貨税制についても追求していくとしている。

藤巻議員が「財政委員会」理事に就任、仮想通貨税制の追求へ

日本維新の会の藤巻健史議員は7日、「参議院財政委員会」で理事になったことを発表。財政問題、仮想通貨(暗号資産)税制問題についても追求していくことを表明した。

本日行われる「参議院インターネット審議」で中継される本会議では、所得税法に関しての質疑で登壇。安倍総理や麻生大臣に、仮想通貨税制について伺うとしている。

財務金融委員会は、日本の衆議院における常任委員会の一つだ。理事の選任は、委員の互選(参議院規則32条2項)となっているが、第1回国会以来すべて委員長の指名により行われている。理事の員数および各会派割当ては議院運営委員会で決定した基準により、選挙など会派の構成が大きく変わった際に見直されるという。

2016年5月には、フィンテック、ファイナンシャルテクノロジーを取り込んでいうくための「銀行法」の改正について、財務金融委員会で質疑が行われ、ビットコイン等の仮想通貨をしっかりと枠組みに入れるにあたり、消費税法上で課税対象になるのか、銀行法や金融商品取引法における定義や政府の解釈について議論されるなどしており、今後の仮想通貨市場を占うにあたり、財政委員会は重要な位置付けと言えるだろう。

国際競争が激化する中、新興業界の発展を阻害し国益を損ねるとして「仮想通貨税制を変える会」を発足しており、若年層を中心とした国民の声を国会に届けるべく、以下の四点について強く主張している。

  • 最大税率55%の総合課税から(株やFX同様)税率20%の分離課税にすること
  • 通貨を換える時の非課税
  • 少額使用の時の非課税
  • 損した際に、分離課税にして繰越を認めること
総合課税とは
仮想通貨が分類される「雑所得」は総合課税の対象となり、給与所得など他収入との合算額に応じて税率が決まる。最大税率は住民税10%と合計して最大55%。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

同議員は以前、参議院の「財政金融委員会」で以下のように言及している。

(不適切な)規制によって、国の成長産業を妨げてはならない。

1980年代の後半に、金利スワップ(デリバティブ取引の一種)における「長短分離政策」をリスクと見た日本は規制をかけ、これによって5年間のビジネス上の遅れが生じたことで、昨今の日本のメガバンクと米大手銀行との大きな差に繋がった。

そんな中、目下の関心ごとは、インターネット革命の次にある成長産業であるブロックチェーンであり、ブロックチェーンの発展と表裏一体の関係にあるのが、仮想通貨だ。

ブロックチェーン技術は推進するが、仮想通貨は規制をかけるとなると、世界に遅れを取ってしまう可能性がある。消費者保護はもちろん重要であるが、ブロックチェーンと仮想通貨を一体となって発展させるために、現状だと「税制」が足を引っ張りかねない。

仮想通貨が区分される雑所得の扱いでは、他の給料や不動産収入などと損益通算できず、翌年繰り越しもできない。儲かればごっそり税金を持って行かれて、大損した場合は補填がないというのは、(最大税率55%となる総合課税の金融商品として)不適切ではないか。

一方で、株やFXは「税率20%の分離課税」となっている。

税務当局における税の論理から行くと納得できる部分もあるが、しかし、日本の未来を考えるという倫理を考えると、税制でこれで妨げるようなことがあってはならず、首相がリーダーシップをとって税制改正を行っていく必要があるのではないか。

このように、仮想通貨税制について日本政府に提言する藤巻議員が「財務金融委員会」の理事になったことで、仮想通貨及びブロックチェーンに対する国会議員の理解が深まることが期待される。

CoinPostの関連記事

仮想通貨の税制を変える会の藤巻健史議員と楽天ウォレットの山田社長が「仮想通貨決済の普及」を議論
今年4月から新サービス開始予定の仮想通貨取引所「楽天ウォレット」社長と藤巻議員が仮想通貨決済の普及を議論した。三木谷氏が代表を務める新経済連盟は、税率20%の申告分離課税適用について日本政府に提言している。
藤巻議員とSBIの北尾社長が会食 仮想通貨やブロックチェーンの話に花を咲かせる
8日、国会議員の藤巻健史氏が、SBIホールディングス代表取締役社長の北尾氏らと会食し、ブロックチェーン及び仮想通貨について座談した。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者13,000名突破。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/01 火曜日
10:27
ストライブ、先週1800BTCのビットコインを買い増し
仮想通貨ビットコインの財務企業であるストライブは、8月24日〜28日の間に1,800BTCを買い増ししたことを米SECに報告。保有数量は2万3,156BTCに増加した。
10:05
予測市場ポリマーケット、米中間選挙に向けて不正取引検知能力を強調
予測市場ポリマーケットが米中間選挙を前に不正が疑われる取引の監視体制は整っていると説明した。競合カルシの対策や関連法案の動きも紹介する。
09:50
ザクラ、ジーキャッシュの秘匿送金を一部で3秒超から200ms未満に短縮
Zakuraが8月29日、ジーキャッシュ向け新ライブラリ「Zakura Common」を公開。証明生成は最大14倍、秘匿送金の作成時間は一部のケースで3秒超から200ミリ秒未満に短縮したと同社は説明する。改修不要で即時利用可能。
09:02
ビットマイン、先週5万3501ETHのイーサリアムを買い増し
仮想通貨イーサリアムの大手財務企業ビットマインは、先週5万3,501ETHを買い増ししたことを発表。イーサリアム保有量は計590万1,112ETHに増加した。
08/31 月曜日
21:20
ストラテジー、2カ月ぶりにビットコイン購入再開 590億円相当
仮想通貨ビットコインDAT大手ストラテジーが4603BTCを平均8万ドルで購入し、前回から約2カ月ぶりの買い増しとなった。保有量は845050BTCに達し、優先株STRCの買戻しも実施した。
15:19
金融庁、信託型ステーブルコインの調書提出免除を要望 2027年度税制改正
金融庁は8月31日、令和9(2027)年度税制改正要望を公表した。信託型ステーブルコインの受益者変更時に必要な税務書類の提出免除を求めており、転々流通する決済手段のため受託者が保有者の変更を把握できない点を課題としている。
14:50
金融庁27年度予算134億円増を要求、暗号資産監視で新室設置へ
金融庁が2027年度(令和9年度)予算・機構定員要求を公表した。総額403億円(前年度比134億円増)を要求し、暗号資産取引業者のモニタリング体制強化やフロンティアAIのリスク対応を担う新室の設置、定員14人の純増を求めた。
14:04
BIS総支配人、ステーブルコインは大規模決済に不適格と指摘
BISのデ・コス総支配人がジャクソンホール会議でステーブルコインに対する懸念を表明し、トークン化預金を推奨した。これに対しテザーのアルドイノCEOが銀行預金の「部分準備制度」への懸念を指摘し反論した。
13:35
enish、株主優待でBTC・SOLを抽選配布 SBI VCトレードと連携
enishは株主優待制度でSBI VCトレードとの連携を発表。2026年12月31日を基準日とする500株以上の株主を対象に、ビットコイン(BTC)およびソラナ(SOL)を総額1,000万円相当・計580名に抽選で進呈する。
13:08
トランプ大統領の元テレプロンプター、カルシでのインサイダー取引で約2750万円支払いへ
米商品先物取引委員会は、トランプ大統領の元テレプロンプター操作者が予測市場カルシにおけるインサイダー取引の件で制裁金支払いなどに同意したと発表した。
11:11
ビットコイン、8月に30%高でも出来高3年ぶり低水準=アナリスト
ビットコインは8月に30%を超える上昇を記録した一方、主要取引所の出来高は約3年ぶりの低水準にとどまっている。バイナンス・ゲート・バイビットの出来高推移データから、価格上昇と出来高の乖離が示す意味を読み解く。
10:49
IMF、ステーブルコイン規制へ国際協調を要請 新興国に警鐘
IMF専務理事クリスタリナ・ゲオルギエバ(Kristalina Georgieva)氏が8月28日、米ジャクソンホール経済政策シンポジウムで講演。ステーブルコインの国際協調規制の必要性を訴えるとともに、新興国の外貨準備強化や発行国の財政規律も不可欠と指摘した。
10:01
米地域銀行協会CEO、クラリティー法案でステーブルコイン利回りに「妥協なし」
ICBAのCEOが、クラリティー法案の論点としてステーブルコインへの利回り付与の問題があると指摘。銀行の預金流出リスクが存在しており採決の障壁になると述べた。
09:10
Tectonicで7500万ドル流出と推計、Cronosが緊急停止
CronosがレンディングプロトコルTectonicの不正流出を受けてチェーンを停止。研究者はTONICトークンの価格操作による被害を約7500万ドルと推定するが確定額・原因は未確認。Crypto.comは自社アプリへの影響を否定した。
08:23
バイビット、スペースXとエヌビディアの無期限先物オプション開始へ
仮想通貨デリバティブ取引所バイビットが、株式の無期限先物を原資産とするオプション取引「Perp Options」を導入。フェーズ1はSPCXとNVDAが対象で、9月17日午後8時(UTC)に開始する。USDT建て決済で24時間取引でき、対象銘柄は今後拡大予定だ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧