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イーサリアム2.0の心臓「ビーコンチェーン」にブテリン氏が新提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ビーコンチェーン」にブテリン氏が新提案
イーサリアム創設者 Buterin氏は今週、ビーコンチェーンに関して新たな提案を行った。この提案が機能すれば、イーサリアムの柔軟性の向上などが期待される。

「ビーコンチェーン」にブテリン氏が新提案

イーサリアム創設者のVitalik Buterin氏は、『ビーコンチェーン』に関して新たな提案を行なった。

ビーコンチェーンとはPoSベースのブロックチェーンで、イーサリアム2.0において中核をなす部分であり、Buterin氏はビーコンチェーンを「イーサリアム2.0の心臓」と称するほどだ。具体的には、イーサリアム2.0に移行するとPoSと呼ばれるコンセンサス・アルゴリズムに移り変わるが、そのPoSにおけるビーコンチェーンはPoWにおけるマイナーのような役割などを担い、ブロックの生成に寄与する形となる。

今回Buterin氏が行なった提案は、これに『ビーコンチェーン・コントラクト』と呼ばれる特別なスマートコントラクトを保存する新たな機能を付け加えるというものだ。

ConsensysのイーサリアムVC調査員であるWill Villanueva氏は、この提案について「これらのコントラクトは、(現在の)イーサリアム1.0のような標準的なスマートコントラクトとは異なったものだ。」と、語った。

通常のスマートコントラクトは「シャードチェーン(送金をプロセスするレイヤー)」内で機能するが、対照的に、ビーコンチェーン・コントラクトは実行環境あるいは取引に関するフレームワークを内包したものとなっている。

この提案が想定通り機能した場合、イーサリアムのエコシステムに一層の柔軟性がもたらされることになる。ただ、現在は提案された段階であり、今後さらなる議論やリサーチが必要だとされている。

ブテリン氏のさらなる提案

最近では、Buterin氏はイーサリアムのブロックチェーン上で行われる取引におけるプライバシー向上に向けた提案も行なっている。

現在イーサリアムのエコシステム上では、プライバシーに関する問題が起きているとされ、Buterin氏はその原因を、取引におけるすべてのアクティビティが1つのアカウントから実行されていることにあると話す。

そこで「ミクサー」と「リレイヤー・レジストリー」の二つのアカウントを開設し、オンチェーン上の送金経路を「見えない化」にする仕組みを導入するという提案を行なっている。

このように、イーサリアム2.0へ向け、今後どのようなアップデートを行うか、着実に議論が進められているようだ。

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