- SBIと中国三大仮想通貨取引所Huobiが提携
- Huobiは口座数165万、1日の最高取扱高が300億人民元(約5,100億円)以上に達する世界最大級の仮想通貨取引所です。
- SBIグループの多数の顧客が仮想通貨業界に進出すると予想されている
- SBI証券は400万口座↑、住信SBIネット銀行は300万口座↑、SBIグループFX取引口座数は100万口座↑であるため、とてつもない数の顧客が流入すると予想されています。
仮想通貨業界に力を入れているSBIホールディングス(以下、SBI)が、今度も大きなニュースを発表しました。
SBIは、口座数165万、1日の最高取扱高:300億人民元(約5,100億円)以上に達する中国三大仮想通貨取引所のHuobiグループ(以下、Huobi)と資本業務提携を締結します。
既にSBIは年明けに国内向け仮想通貨取引所SBIバーチャル・カレンシーズと、2018年1月に香港に設立予定の海外向け仮想通貨取引所Digital Asset Exchange(仮称、以前はSBI MAXだった)の開設を予定していますが、Huobiは4年間運営している実績があるため、そのノウハウを取り込む狙いです。
また、HuobiはSBIバーチャル・カレンシーズに3割出資し、SBIはHubobiの日本、韓国子会社にそれぞれ3割、1割ずつ出資します。
SBIバーチャル・カレンシーズは既に金融庁の仮想通貨交換業者の登録を終えていますが、安全性を重視して取引を開始すると発表しています。
SBIからどれだけの顧客が流入するのか?
SBIグループは、とてつもない数の顧客を抱えています。
- SBI証券:400万口座↑
- 住信SBIネット銀行:300万口座↑
- SBIグループFX取引口座数:100万口座↑
これら以外の顧客も多数仮想通貨業界に流入してくると予想されているので、日本国内の仮想通貨取引量は更に増加することでしょう。
SBIも多数の顧客に対応するため、サーバーやセキュリティ面を重要視し、今回の提携で強化を図っているそうです。
Huobiのこれからの動向
中国では取引所に規制が掛かっている問題が話題になりました。
よって、Huobiとしては仮想通貨取引量の多い日本市場からの顧客を取り込むという狙いがあります。
Huobiは既にシンガポールで取引所を開設していますが、今後は香港や韓国、日本での開設も視野に入れているとのことです。
SBI、中国の仮想通貨取引所と相互出資へ
日本経済新聞 2017年12月7日
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中国を中心としたアジア地域で仮想通貨関連事業を展開するHuobiフオビーグループとの 資本および業務提携に関する基本合意のお知らせ
SBIホールディングス株式会社 2017年12月7日
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