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- 前年と比較して韓国の取引量が急増
- 仮想通貨取引所にアカウントサービスを提供し、そこから手数料収入を得ている韓国の銀行は、手数料収入が前年比約36倍増えました。
韓国の銀行は、仮想通貨取引所にアカウントサービスを提供し、そこから手数料収入を得ています。
金融監督庁(FSS)のデータによると、銀行は昨年より仮想通貨取引所からの手数料収入が約36倍増えました。
韓国銀行が仮想通貨取引の口座から約36倍の収益獲得
FSSは、仮想通貨取引所にアカウントサービスを提供している銀行からデータを入手しました。
規制当局から先週検査された、ウリ銀行、KB国民銀行、新韓銀行、農協銀行、韓国開発銀行、韓国産業銀行の6つの銀行のデータが含まれています。
当局は2018年1月18日、銀行がこれらのサービスから得た手数料収入の総額は昨年2.21億ウォン(210万米ドル、2.33兆円)で、前年の6100万ウォンの36倍以上であることを明らかにしました。
Upbitの提携銀行が一位
ニュースアウトレットは詳しく述べ、仮想通貨トレーダーが資金を下ろす際には、取引所に高い手数料を支払っている現状があると付け加えました。
FSSによると、韓国産業銀行は、最近では世界最大の取引所となったUpbitにこれらのサービスを提供しています。
Upbitは、韓国で最も人気のあるチャットアプリのカカオトークのオペレーターであるカカオ社の支援を受けています。
同銀行は、預金一口あたり300ウォンの仮想通貨アカウント料金を設定し、総額6億7500万ウォンの収益を獲得しました。
二番目に高い収益を得たのは農協銀行で、BithumbとCoinoneにアカウントサービスを提供しています。
同銀行は昨年、これらのサービスから6億5400万ウォンを獲得しました。
新韓銀行は、BithumbやKorbitを含むいくつかの仮想通貨取引所にアカウントサービスを提供しており、昨年は6億2100万ウォンでした。
国民銀行が1億5500万ウォン、韓国開発銀行が6100万ウォン、続いてウリ銀行が5900万ウォンを獲得しました。
現在、韓国政府は、本人名義の身分証明システムを新たに導入するまで、各銀行に新しい仮想通貨アカウントの発行を停止するように命じています。
銀行はまた、各仮想通貨アカウント保有者の取引の目的と資金源を確認することも要求されるでしょう。
Commission Income From Crypto Accounts Jumped 36 Times for South Korean Banks
Kevin Helms/January19, 2018
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