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ビットコイン土日に約140万円幅下落、迫る関税のインフレ懸念|仮想NISHI

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

仮想通貨マーケットレポート(2/3 AM7時執筆)

暗号資産(仮想通貨)市場は、ビットコインがこの3日間で約140万円の急落を記録し、一時1,500万円を割り込む展開となった。メジャーアルトコインも軒並み大幅に下落し、24時間比で▲10%~▲20%の下落幅を示す通貨が目立つ。

背景には、トランプ前大統領が「カナダ、メキシコ、中国」に対する大幅な関税措置を発表したことがある。

この決定を受け、市場では米国のインフレ加速懸念が高まり、FRBによる金融引き締め(利上げ)観測が急浮上。これにより、休場している株式市場に先行して土日に暗号資産市場がほぼ全面安の展開となった。

2/1〜2/3相場状況

オプション市場を分析すると、1月末以降、プット・コール・レシオ(PCR)の上昇基調が続いている(下画像黄色矢印)。これは、市場参加者のセンチメントが継続的に弱気へと傾いていることを示している。

取引動向をみると、成行注文では現物市場が主導し売りが優勢となっている(下画像黄枠参照)。

また、オーダーブックの状況を見ると、価格下落に伴いBid(買い注文)のサポートラインが形成され始めている一方で、Ask(売り注文)の抵抗線は乏しく、上値は軽い状況にある。

現状分析(2/3 AM7時)

ビットコインに関するポジティブな材料としては、米国のビットコイン戦略備蓄法案やチェコ政府による戦略的備蓄の動きが挙げられるが、いずれも現時点では不透明な状況にある。

一方で、トランプ大統領の関税措置によるインフレ懸念、DeepSeekショックに伴う株価下落リスクが目下の市場の重荷となっている。今後、金融引き締めを促すような追加情報が出れば、さらなる下落を引き起こす可能性があるため、市場動向は緊迫している。

今後の重要日程

  • 2/3 米PMI
  • 2/4 米ISM製造業景気指数
  • 2/6 チェコ中銀政策決定会合
  • 2/7 米雇用統計

関連:トランプ関税の影響で仮想通貨暴落、1500億円規模のロスカット ビットコイン一時91000ドル台に

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

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