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独自仮想通貨を4つの取引所に同時上場へ ブロックチェーンの相互運用レイヤー「Analog」が発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨を同時上場

異なるブロックチェーンの相互運用を目指すプロジェクト「Analog」は、ネイティブトークン「ANLOG」が4箇所の暗号資産(仮想通貨)取引所に同時上場することを発表した。

ANLOGは、Analogのエコシステムで使用されるユーティリティトークン。今回の上場で、ブロックチェーン接続の再構築やANLOGのリーチ拡大に向け、大胆な一歩を踏み出すと述べている。

ユーティリティトークンとは

特定のサービスを利用するための権利として機能するなど、実用性のあるトークンのこと。

▶️仮想通貨用語集

ANLOGが同時上場する取引所は、KuCoin、Bitget、MEXC、Gate.ioで、上場時間と入出金開始時刻は日本時間2月10日20時。取引ペアは「ANLOG/USDT」で、ステーブルコイン「USDT」で購入ができる。

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上場後は、全てのユーザーがANLOGを入手できるようになることに加え、パブリックセールの参加者やエアドロップの受領者による取引やエコシステムでの使用が可能になると説明した。

ANLOGの用途

エコシステムの基盤になるのは「Timechain」というブロックチェーン。異なるブロックチェーンの相互運用を目指すAnalogのエコシステムでは、「レイヤー0(ゼロ)」という位置付けである。Timechainはコンセンサスの仕組みに「Nominated Proof-of-Stake(NPoS)」を採用している。

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ANLOGの主な用途は5つ。まず1つ目はTimechainのノード運営者によるステーキングで、2つ目はノード運営者への報酬である。

3つ目はTimechainの手数料で、4つ目がプロトコル手数料。5つ目はエコシステムにおけるガバナンスだ。

プロジェクト概要

Analogのチームは、ブロックチェーンやDeFi(分散型金融)の専門家で構成されている。大手仮想通貨取引所バイナンスらから支援を受け、パートナーや投資家には、NEAR財団やTribe Capitalらがいる。

出典:Analog

プロジェクトとして取り組んでいる課題は、ブロックチェーンエコシステムの断片化。現在は多くのブロックチェーンが独立して開発されているため、各ネットワークの相互運用性を高めようとしている。

相互運用性に取り組むプロジェクトは他にもあるが、Analogのチームは一連のプロダクトを開発するなどして差別化を図り、開発者が制限なくアプリ開発が行えるようなソリューションを提供していくという。

今回の発表では、エコシステムに50超のプロジェクトが稼働しており急速に発展していると説明。ユースケースはDeFi、AI(人工知能)、NFT、ゲームなど幅広い。

また、セキュリティと拡張性を向上させる独自のコンセンサスメカニズム「Proof-of-Time(PoT)」が特許を取得していることも大きな特徴である。

Analogのチームは発表で、ANLOGを主要な取引所に上場させることで、エコシステムやプロダクトを支えるトークンに容易にアクセスできるようにしながら、流動性を高めていきたいと述べた。

プロジェクトの詳細はこちら(Visit for more details)https://www.analog.one/

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