WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

追加のトランプ関税で仮想通貨市場に下押し圧力、警戒感広がる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比-1.09%の1BTC=95,820ドルに。

BTC/USD日足

トランプ大統領は、全ての鉄鋼・アルミニウム輸入品に対して25%の関税を課す方針を表明した。さらに週内には相互関税の導入も予定されており、貿易摩擦の激化への懸念が市場に広がっている。

トランプ関税をめぐる懸念は、インフレ圧力の高まりを懸念する市場に新たな不透明感をもたらしている。追加関税による物価上昇は、FRB(連邦準備制度理事会)の金融緩和への転換を遅らせる可能性があり、リスク資産である暗号資産市場にも影響を与える可能性があるためだ。

来週12日には1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、市場関係者からは「関税によるインフレ圧力と合わせて、FRBの金融政策の行方を見極める必要がある」との声が出ている。

暗号資産市場では、この政策発表を受けて主要通貨を中心に下落圧力が強まり一時急落した。

関連:ビットコインは今後どうなる?2025年の価格予測と3つの注目材料

今後の展望

暗号資産市場の心理指標「Fear & Greed Index(恐怖・強欲指数)」は、2月10日時点で43を示し、「Fear(恐怖)」圏内で推移している。

1ヶ月前に記録した69(Greed:強欲)圏内からの大幅な低下であり、悲観水準に達した。

Fear & Greed指数は、取引量や市場のボラティリティ、SNSの分析など複数の指標を組み合わせて算出される市場心理の総合指標として知られている。直近の動きは、マクロ経済の不確実性を受け、市場参加者のリスク回避姿勢が強まっていることを示唆する。

暗号資産市場は来週、複数の重要経済指標の発表と金融当局者の発言を控え、方向性を探る展開が予想される。

最大の焦点となるのは2月12日発表の米消費者物価指数(CPI)と、13日と14日に予定されるパウエルFRB議長による下院金融サービス委員会での議会証言だ。市場では、1月のFOMC会合で示された慎重な利下げスタンスが踏襲されるとの見方が優勢だが、質疑応答での新たな発言に注目が集まっている。

先週金曜日に発表された1月の米雇用統計では、予想を上回る強い内容となったほか、トランプ政権による関税政策への懸念も市場心理を圧迫している。

FRB当局者からは、関税による物価上昇圧力を考慮し、市場予想より長期にわたり金融引き締めが継続される可能性が示唆されている。来週の経済指標の結果次第では、暗号資産市場のセンチメントにも影響を与える可能性が高い。

関連:今週のビットコイン乱高下で推移、米中貿易摩擦が重石に|bitbankアナリスト寄稿

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12:08
イーサリアム耐量子化、EF研究者が2028年完了を目標に
イーサリアム財団の研究者ドレイク氏がDevcon 8で、耐量子・ポストAI移行を2028年12月までに完了させたいとの目標を示した。EF公式期限より1年早い。Glamsterdam後の24カ月で3回のハードフォークを想定する。
11:30
ソニー銀行、デジタル証券の委託先に不正アクセス 顧客621人分の情報漏洩
ソニー銀行は、セキュリティトークン(ST)事業の委託先セキュリタイズ・ジャパンへの不正アクセスで、顧客621人分の情報が漏洩したと発表した。デジタル証券の取引は停止中。同じ委託先を使う丸井グループやNTTデータも漏洩を公表している。
11:30
バイナンス流出被害後のセキュリティ需要高まる、Blockaidに63億円投資確約
メタディスクリプション(120文字以内):セキュリティ企業のブロックエイドが4000万ドルの投資確約を取り付けた。バイナンスで63億ドル規模のハッキングが起きたことで、クリプトセキュリティへの投資需要が高まっている。
11:00
ビットコイン急反発、米中間選挙が転機に 原油安と米金利低下が上昇を後押し|仮想NISHI
*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。 クリプト市場マーケットレポート(11/5 AM10時…
10:40
モルガン・スタンレー、米国株と米国債のトークン化を開始
モルガン・スタンレーは、DTCCのトークン化サービスのローンチ後にRWAをトークン化し始めたことを発表。対象の資産は米国株と米国債であることなどを説明した。
10:02
ビットコインの過熱感に健全なリセット、米中間選挙後の状況は?=グラスノード
グラスノードは4日の仮想通貨市場レポートで、ビットコインの約10%調整を過熱解消と分析した。バイナンスのハッキング事件や米中間選挙後の動向にも言及した。
09:15
米団体、仮想通貨支持派と評価した当選者を下院222人・上院19人と集計
米国の仮想通貨の政策提言団体スタンド・ウィズ・クリプトは、中間選挙でクリプト支持派と評価した当選者を下院222人、上院19人と集計した。評価は同団体独自のもので、クラリティー法案への賛否を示すものではない。
09:05
アップル、従業員による予測市場での機密情報利用を禁止
米アップルが年次報告書で、従業員による機密情報を使った予測市場での取引や情報提供の禁止を明記した。証券取引に当たらない場合も禁止の対象とした。
08:10
サークル、26年3Qの総収益が前年比+17% 準備金運用益は8%減
USDC発行元のサークルは、2026年3Qの決算を発表。事業収益とステーブルコインの準備金運用益の合計は約1,371億円で前年比プラス17%だったことなどを説明した。
08:05
米民主党勝利でAIデータセンターに規制懸念、マイニング企業のAI事業で不確実性高まる
米中間選挙で民主党が議会とテキサス州知事の座を握ることになった。投資銀行バーンスタインはAI向けデータセンター事業に乗り出す仮想通貨マイニング企業7社の目標株価を最大54%引き下げ、テキサス州を巡る不確実性を理由に挙げた。
07:35
ストラテジーの優先株、約半年ぶりに一時100ドル回復 BTC買い増しの資金調達が再び可能に
ストラテジーの優先株ストレッチ(STRC)が5日、5月以来の額面100ドルに一時回復した。買い戻しとビットコインの8万ドル回復が重なり、新規発行によるビットコイン購入資金の調達を再開できる水準に戻った。
07:15
Zaif、メール配信の委託先から38万超のメールアドレス流出を確認
暗号資産取引所Zaifは4日、メール配信の委託先アララへの不正アクセスで、登録していたメールアドレス38万536件の流出を確認したと発表した。パスワードの流出はなく、二次被害も確認されていないという。
06:45
中間選挙で圧勝した民主党、トランプ一族の仮想通貨事業を調査へ=報道
米中間選挙で民主党が下院の過半数を確保し、トランプ大統領一族の仮想通貨事業が議会調査の対象となる見通しだ。選挙後にはトランプ大統領関連のトークンが下落した。
06:25
コインベース、バイナンスハッキングの影響を受けず 資産の99%超をオフライン保管
米仮想通貨取引所大手コインベースは、バイナンスのハッキングの影響を受けておらず、顧客資産の99%超をコールドウォレットで保管していることを強調した。秘密鍵の分割や緊急停止の仕組みなど、資産管理の体制も公表した。
06:00
米下院民主党、クラリティー法案を協議 SEC監督権限の拡大案も
米下院民主党が、ウォーターズ下院議員の修正案を仮想通貨のクラリティー法案に拡大する案を協議している。検討案にはSECの監督拡大やCFTCの役割限定が含まれるとされ、トランプ大統領らへの倫理条項の追加も見込まれる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧