はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

【前編】リスク(Lisk)リローンチイベントまとめ:変更点、LiskIDなど

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本時間21日午前4:30より、Liskリローンチ・リブランディング発表がありました。

今回のイベントでは新ロゴ発表、一新されたホームページやプロダクトネームなど、Liskファンにとっては興奮する内容となりました。

目次
  1. 新ロゴの発表
  2. Liskの目的と意義
  3. 新しいプロダクトネームとアイコン
  4. 新ホームページ
  5. LiskIDの詳細

イベント内容は大きく別けて10つ(記事:前編5つ後編5つ構成)となり、要約は以下の通りです。

1、新ロゴの発表

Liskチームが以前より予告していた通り、Liskのロゴが新しく生まれ変わりました。

過去のクリスタルに似せた、シンプルでクールな新しいロゴとなっています。

新しいロゴに関する動画ですが、1分にもかからずかっこいいので是非ご鑑賞ください!

2、Liskの目的と意義

初めに、Liskは企業の存在目的及び意義を明確化しました。

Liskの目的を一言で表すと、『We enable blockchain creators:ブロックチェーン・クリエイターを可能にさせること』です。

つまりデベロッパーに向けて、ブロックチェーン開発プラットフォームを提供し、一般技術者がLisk上で開発したアプリなどを一般利用者が使用することによる相乗効果を生むことを目標にしています。

これを更に簡単に言うと、ブロックチェーン技術をより一般向けに利用しやすくするということになります。

これは以下の項目により可能になります。

  1. 開発を容易に
  2. アプリ管理のためのプロフェッショナルなツール提供
  3. トピック、プラットフォーム、ツールの教育
  4. 優れた採用事例を基にインスパイアする
  5. しっかりした基盤およびスケーラブルなインフラを構築し維持させる

3、新しいプロダクトネームとアイコン

先日、CoinPostと独占インタビューを行ったマーケティング・リードのThomas氏本人から新しいプロダクト名とアイコンの発表がありました。

上述にあるLiskの目的は、正しいデザイン・マーケティングを通さなければユーザーには伝わらない、とThomas氏は言います。

Lisk Coreの名前は変わりませんが、Lisk JSはLisk Elements、LiskyはLisk Commander、そしてLisk AppはLisk Hubと名前が大きく変わり各アイコンデザインは以下のようになりました。

新しい名前とアイコンにより、Lisk開発チームの取り組みをより分かりやすくユーザーに伝達します。

4、新ホームページ

今回最も注目度の高い発表の1つは新たなホームページの公開と、一部プロダクトの新サービス提供です。

ホームページに関しては、仮想通貨初心者からベテランの開発者すべてに受け入れられるようになっています。

今後は動画コンテンツ、初心者から上級者にレベル分けしたイベント開催の情報、そしてニュースレターをホームページから流していくと言及しました。

特に最新情報はYoutubeの動画として発表されるので、YoutubeのLisk公式チャンネルを登録することをお勧めします。

ブログを読むより、動画を見たほうが楽しい、がLiskチームの意図になります。(今回のイベントで流された動画のクオリティの高さから見て、この本気度は十分伝わるでしょう。)

ホームページの新デザインに踏まえ、Lisk Hubと呼ばれるウェブベースのアプリケーション(前Lisk App)を新たに開発しました。

リリースはまずβ版になりますが、Lisk Hubから自身の保有するLSKコインの管理やその他のサービスへのアクセスなど基本的な操作を行うことが可能となります。

ユーザー登録機能であるLisk ID(後述)に加えて、Explorerと呼ばれる検索機能や、ウォレット管理、新たな拡張機能などが随時更新予定となっています。

5、LiskIDの詳細

Lisk Hubの新しい機能の一つとして、Lisk IDが登場しました。

Lisk IDでは個人アカウントを作成し、このアカウントでログインすることによってHUB内の機能が使用可能になります。

特徴的なのはこのLISK IDの作成に際し、不規則な数文字列のID と複数の図形を組み合わせ、Liskアバターと呼ばれるそれぞれのIDに由来するユニークロゴを生成するシステムです。

このLiskアバターでは、一度生成されたデザインは二度と発行されることがないため、他のユーザーとロゴが被ることはありません。

よって、仮想通貨の送受信時のアドレス判別などの見分けが付きやすくなるなどの利点もあります。

リローンチイベント全編(英語)はこちらで確認できます。

コインポストの関連記事:

後編ニュースやインタビュー記事はこちら!

【後編】リスク(Lisk)リローンチイベントまとめ:Lisk Core 1.0.0進展など

【Vol.1】Liskインタビュー:リローンチとロードマップについて

【Vol.2】Liskインタビュー:日本・アジア市場での展開について

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/14 金曜日
11:57
「ビットコイン、株高に反応鈍く下落時は増幅」Wintermuteが非対称性を指摘
Wintermuteの最新レポートによると、ビットコインはナスダック指数と0.8の高相関を維持するも、株高局面で反応が鈍く下落時のみ敏感に連動。この負のスキューは2022年以来最高水準で、通常は市場底値圏で見られるパターン。資金の株式市場シフトと流動性低下が背景に。
11:49
大手銀BNYメロン、ステーブルコイン準備金のためのMMFを立ち上げ
大手銀BNYメロンがステーブルコイン発行者向けのマネー・マーケット・ファンド「BSRXX」立ち上げを発表。ジーニアス法対応の準備金ファンドとなる。
11:04
21シェアーズ、仮想通貨指数ETF2本を米国上場 投資会社法適用は米国初
21シェアーズが投資会社法(1940年法)準拠の仮想通貨インデックスETF2本を米国で上場。TTOPとTXBCは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど主要デジタル資産への分散投資を提供。機関投資家向け「ゴールドスタンダード」のETF構造を採用。
10:33
ビットコインが今月3度目の10万ドル割れ、フラッシュクラッシュ後の資金戻り鈍化
ビットコインは今月3度目となる10万ドル割れを記録し、低調な値動きが続いた。背景には、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることに加え、東証などを運営する日本取引所グループ(JPX)が仮想通貨トレジャリー企業に対して規制を示唆する報道が流れ、市場心理を冷え込ませたことが挙げられる。
09:54
グレースケールのIPO登録書類が公開 トランプ政権下で上場申請続く
仮想通貨資産運用企業グレースケールは、IPO登録届出書を米SECに提出。市場が構築されれば株式のトークン化も検討していく意向を示した。
09:32
米国でXRP現物ETF上場、初日取引高は90億円を記録
カナリー・キャピタルの仮想通貨XRP現物ETFが米国で上場。初日取引高90億円を記録した。2025年に上場したETF中でトップの数字となった。政府機関再開でさらなる承認も期待される。
09:18
チェコの中銀、試験的にビットコインを購入
チェコの中央銀行は、歴史上初めてデジタル資産を購入したと発表。購入したのは仮想通貨ビットコインで、他にも米ドルステーブルコインとトークン化預金も保有すると説明している。
11/13 木曜日
18:07
台湾中銀、ビットコインの国家準備資産化の「研究」へ
台湾の立法委員がビットコインを国家準備資産に組み入れる提案を行い、中央銀行が研究姿勢を示した。米国やブータンなど各国で進むビットコイン戦略的保有の動向と、エルサルバドルの事例から見る課題を解説。
17:48
メタプラネット、第3四半期決算でビットコイン評価益206億円を計上
メタプラネットの2025年12月期第3四半期決算発表。BTC保有量30,823枚に到達し目標前倒し達成、インカム事業過去最高売上。純利益135億円計上、1億ドル借入で追加取得へ。優先株活用の新戦略で普通株希薄化回避、2027年21万BTC目標を掲げる。
17:31
ステーブルコインUSDCの運用法|Aaveで年4%前後を狙う始め方
USDCを預けるだけで利息が得られるAaveの仕組みと利回り、始め方を初心者向けに解説。利用率による金利変動やリスク、SBI VCトレードでのUSDC準備まで網羅します。
15:22
CMEグループとFanDuel、仮想通貨や株価指数などの予測市場アプリを12月に開始
FanDuelとCMEグループが12月に予測市場プラットフォーム「FanDuel Predicts」を開始。株価指数、仮想通貨、商品などのイベント契約取引が可能に。2035年に14兆円規模へ成長が予測される予測市場に、ロビンフッドやドラフトキングスなど大手企業も参入。
13:50
レンジ相場続くビットコイン、10万ドルが防衛線に=Glassnode分析
Glassnodeの最新分析によると、ビットコインは9.7万〜11.2万ドルのレンジ相場が継続している。10万ドルが重要な心理的防衛ラインとなっており、これを下回ると急落リスクが高まる可能性がある。
13:43
イーサリアム上のトークン化資産が30兆円突破 他のチェーン合計を上回る
イーサリアム上のトークン化資産が2010億ドル(約30兆円)を突破し、全ブロックチェーンの3分の2を占める。ステーブルコイン27兆円、機関投資家向けファンド、RWA1.8兆円と多様なエコシステムが拡大中。
13:35
Visa、ステーブルコイン決済の試験運用を開始 クリエイターやギグワーカー向け
Visaが米ドル連動型ステーブルコインUSDCを活用した決済サービスの試験運用を開始。クリエイターやギグワーカーに数分以内の即時入金を提供し、国境を越えた決済を迅速化。2026年後半に本格展開予定。
13:25
円建てJPYC、日本国債の新たな購入者に 日銀の穴埋め役として期待も=報道
JPYC株式会社の岡部代表が、JPYCの準備金が日本国債市場で新たな力になる可能性を話した。日銀の購入縮小も背景に、今後ステーブルコイン発行者の存在感が拡大することも考えられる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧