はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

【Vol.2】Liskインタビュー:日本・アジア市場での展開について

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Q.bitFlyer上場についてお聞かせ下さい。
A.bitFlyerに上場できたことは昨年のアジアツアーの成果の一つです。なお、これは始まりにすぎません
Q.日本取引所への上場の意思はありますか。
A.もちろんです。日本に限らず、他国の取引所に上場させたいと思っています。詳しい情報は公開できませんが、複数の取引所と商談中で、取引所からLiskのドキュメンテーションやコードがよく設計されていると称賛を受けています。

Lisk独占インタビュー記事 Vol.2です。

Vol.1はこちら↓です。

【Vol.1】Liskインタビュー:リローンチとロードマップについて
Liskリブランディング前にCoinPost編集部がCEO Max氏に対し独占インタビューを行いました。Vol.1では注目されている近日予定のリブランディングとロードマップについての情報をお届け致します。

内容公開の許可をして頂いたLisk社及び長時間のインタビューにご協力いただいたLisk社Marketing Lead Thomas Schouten氏に御礼申し上げます。

日本・アジア市場参入について

―ビットフライヤー上場についてお聞かせ下さい。

ビットフライヤーに上場できたことは昨年のアジアツアーの成果の一つです。

なお、これは始まりにすぎません

―ツイッターで行ったLiskキャラクターコンテストの目的は何でしょうか。

現在3千から4千のメンバーがいるLisk Discordコミュニティ(Discord)で『どんなキャラクターやマスコットがLiskに合うか』という話題が上がり、特に日本のコミュニティ内で大きな話題となりました。

各ユーザーにいろんなアイデアやイラストを投稿していただいたので、公式のコンテストにすることにしたのです。

Tシャツは作ったりなど、今後どのようにキャラクターを使っていくか考えていきます。

(Lisk社CEOの)マックスのお気に入りは「りすくくんLiskun」です。

(liskunのTwitterはこちら)

※追記

Max氏が気に入っていました、Liskunが見事キャラクターコンテストにて当選しました!

― 前回のマックス氏とのインタビューでは、アジアは今後注目するマーケットであるとお聞きしました。今後の日本市場参入の計画の詳細をお聞かせ下さい。

世界的にもアジアは仮想通貨市場を先導するマーケットです

昨年私がマックスとアジアツアーを行い、アジア市場には需要が確実に存在することを学びました。

日本に訪れた時Liskの認知度や人気度にとても驚きました。

言語面でLiskコンテンツのローカリゼーションは必須です。

現在約15%のツイッターフォロワーが日本からのユーザーで、我々のコンテンツを直接日本市場の皆様へお届けすることができれば、トップ10入りも夢ではないでしょう。

そして我々も日本市場のコミュニティが何を求めているか・何を知りたいかを知りたいです。

まずはリローンチ動画の字幕に日本語を足します

コンテンツの翻訳の次のステップとしては日本でLiskチームの人材(Japanese community manager)を雇うことです。(英語、日本語必須、記事下に詳細あり)

プロダクトが今後正式に始動した後の話になりますが、インキュベーターを含む日本独自の事業開発チームを置くことも視野に入れています

― Max氏が今年4月に来日予定とのことですが、目的は何でしょうか。

参加するミートアップやカンファレンスにもよります。

あまり詳しい情報は現段階ではわかりません。

― 日本取引所への上場の意思はありますか。

もちろんです。

日本に限らず、他国の取引所に上場させたいと思っています

Binance、Huobi、bitFlyerに上場したことは昨年のアジアツアーの成果だと言えます。

詳しい情報は公開できませんが、複数の取引所と商談中で、取引所からLiskのドキュメンテーションやコードがよく設計されていると称賛を受けています。

ですので技術面で上場することは簡単です。

ビジネス面で言えばプロダクト(Lisk Core 1.0、SDKなど)が始動すればプラットフォームが成長するので、上場する利点は一目瞭然でしょう。

― 有料のマーケティングキャンペーンを始めたそうですが、その詳細を教えて下さい。

現段階で、有料のマーケティングキャンペーンによりどれくらいのトラフィックが増えるか調査している段階です。

現状で最も多いトラフィックはオーガニックサーチ(検索からの流入)です。

ネット広告によりホームページのトラフィックにどのような影響があるのかも調査段階です。

マーケティング部として、ICOだけを謳う広告はあまり好きではありません。

我々が強調したい点は、LSKはfinancial token(金銭目的のコイン)ではなくutility token(実用性のあるコイン)であることです。

オーガニックサーチやページサーチからLiskの正しい情報提供することは我々の挑戦の一つでもあります。

ヨーロッパの市場、2018年の仮想通貨市場展開

― ヨーロッパの仮想通貨市場展開について教えて下さい。

Lisk Foundationはスイスに拠点を置き、Lisk開発スタジオLightcurveはドイツのベルリンにあります。

私自身はオランダ出身で、現在はベルリンのLiskオフィスで働いています。

世界と同じように、ヨーロッパでも仮想通貨ブームは顕在です。

数字に関して言えば、ポーランドとオランダはトップ2でしょう(SNS、プラットフォーム、取引所から判断して)。

― 2018年、仮想通貨市場はどのように展開すると思いますか。

まず取引所のセキュリティ面の強化が強いられるでしょう

近年、取引所のハック事件が目立ちました。

それに伴い、分散型取引所の需要が増え、それらの取引所が誕生するでしょう。

規制、セキュリティなどの影響により仮想通貨時価総額ランキングも激しく荒れると予想します。

リスクリローンチ当日アジェンダ

Liskのリブランディンングはドイツ、ベルリンで行われるため、公式では2月20日7:30PMとなってますが、日本時間では2月21日3:30AMからの予定です。

また、リブランディングに関するLiskCEOマックス氏 CTOオリバー氏のプレゼンテーションは日本時間4:30AMから始まる予定です。

当日はyoutubeにてlive中継(4:30AMスタート)もあるようです。

Liskリブランディングスケジュール

2月21日 (日本時間)

3:30 AM-4:30 AM 入場、ネットワーキング

4:30 AM-6:00 AM キーノート プレゼンテーション

6:00 AM-8:00 AM 懇親会

場所:ベルリン

Youtubelive 中継(https://www.youtube.com/liskhq)

リスクの最新情報が発表され次第、Twitterやホームページ上で情報を発信していきます。

リスクニュース一覧
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/10 月曜日
19:00
Analog、独自仮想通貨を4つの取引所に同時上場へ
独自仮想通貨を4つの取引所に同時上場することを、ブロックチェーンの相互運用レイヤーAnalogが発表。ブロックチェーン接続の再構築やトークンのリーチ拡大に向け、大胆な一歩を踏み出すとした。
18:00
シバイヌトリート(TREAT)とは?特徴・買い方・将来性を解説
Shiba Inu TREATを安全に購入する方法を初心者向けに解説します。国内取引所でのETH調達からShibaSwap接続、ウォレット管理まで、DEX取引のメリット・注意点も詳しく紹介します。
17:13
「競合チェーンとの激しい競争に直面」JPモルガンがイーサリアム価格が奮わない理由を分析
JPモルガンの最新レポートによると、イーサリアムは競合ブロックチェーンとの激しい競争に直面し、時価総額シェアが4年ぶりの低水準となった。一方でステーブルコインやDeFi、トークン化分野での優位性は維持しており、機関投資家によるイーサリアムの採用を促進するプロジェクトも誕生している。
16:52
gumi、10億円規模のビットコイン購入を決議 Babylonステーキングで収益化へ
国内上場企業のgumiが取締役会で10億円規模の仮想通貨ビットコイン購入を決議した。Babylonプロトコルのバリデータとして、価格上昇益とステーキング報酬の獲得を目指す。BTC保有でマイクロストラテジーやメタプラネットに追従しつつ、国内上場企業による暗号資産運用の新たなモデルケースとして注目される。
11:53
米オースティン大学、7億円規模のビットコイン寄付基金立ち上げへ
米国のオースティン大学がビットコイン寄付基金を設立した。Unchainedと提携し仮想通貨ビットコインを5年以上、長期運用することを計画している。
11:40
追加のトランプ関税で仮想通貨市場に下押し圧力、警戒感広がる
トランプ大統領による鉄鋼・アルミニウムへの25%関税方針を受け、市場は警戒感を強める。インフレ圧力への懸念からFRBの金融緩和転換が遅れる可能性も。Fear & Greed指数は43まで低下し、「恐怖」圏内で推移。来週の米CPI発表とパウエルFRB議長の議会証言が焦点に。
11:05
トヨタ、グループ初のブロックチェーン活用した社債(トヨタウォレットST債)を発行へ
トヨタファイナンスが初のセキュリティトークン社債を発行。総額10億円、1口10万円で個人投資家向けに2025年2月20日から募集する。
09:24
「政府支出のブロックチェーン化で監査容易に」米コインベースCEOがイーロン・マスクを支持
米コインベースCEOが政府支出のブロックチェーン化でマスク氏に賛同した。透明性向上や支出の監査効率化に期待している。
08:19
金融庁、仮想通貨の有価証券並「金融商品」の扱い検討か 税率引き下げやETF見据え=日経新聞
金融庁が、仮想通貨を有価証券並みの扱いにするための制度設計に着手すると日経新聞が報じた。2026年の法改正を目指し、現行最大55%の税率を金融所得課税と同じ20%へ引き下げる方針。ビットコイン現物ETFの解禁も視野に、投資家保護と市場活性化の両立を図る。
02/09 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットコイン急落やXRP・LTCのETF申請で進展など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
今週のビットコイン乱高下で推移、米中貿易摩擦が重石に|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストの長谷川氏が2月第1週のビットコイン相場を分析。米加墨の関税問題や日銀の追加利上げ観測による円高進行で上値が重い展開に。一方で、バイデン政権下のFDIC規制見直し方針が下支えとなり、今後は米雇用統計と中国の対米関税発動が焦点に。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|App Storeの海外取引所アプリの使用制限に高い関心
今週は、米仮想通貨特命官の会見、App Storeにおける複数の海外取引所アプリに対する新規インストール制限、アーサー・ヘイズ氏によるビットコイン相場分析に関するニュースが最も関心を集めた。
02/08 土曜日
13:45
仮想通貨関連のAIエージェント市場、ピークから2兆円の時価総額消失
仮想通貨・ブロックチェーンにおけるAIエージェント市場はここ3週間で2.1兆円の時価総額を失い、急激な下落が続いている。
12:55
SBI、仮想通貨事業で過去最高収益 取り扱い銘柄も拡充へ
SBIホールディングスの第3四半期決算で仮想通貨事業が過去最高益を達成。DMM Bitcoin統合や日本初のUSDC取扱いなど事業拡大を加速している。
11:10
ソニーのソニューム、初の音楽NFTコレクション販売開始
ソニーブランドのソニュームは7日、Web3レーベルCoop Recordsと提携し、東京を拠点とするプロデューサーNUU$HIの未発表楽曲を含む初の音楽NFTコレクションを公開した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧