CoinPostで今最も読まれています

海外大手取引所コインベース:仮想通貨インデックスファンド事業に参入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨インデックスファンドに参入
海外の大手仮想通貨取引所「Coinbase Inc.」は、投資信託と同じように仮想通貨インデックスファンド事業に参入することを発表しました。

仮想通貨インデックスファンド

海外の大手仮想通貨取引所「Coinbase Inc.」は、アセットマネジメント(投資家のために資産(asset)を総合的に管理運営する投資顧問業務のこと)事業に参入する際、デジタル通貨の加重平均を使用したインデックスファンドに乗り出しました

インデックスファンドとは

「日経平均株価」「TOPIX」などの市場平均(ベンチマーク)と同じような動きをする運用を目指すファンド。投資信託の一種で、パッシブファンドとも呼ばれる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

CoinbaseのCEO兼COO「Asif Hirji」氏は、火曜日の午後、CNBCの“Fast Money” にて、次のような発表を行いました。

私たちの取引所で提供する通貨資産にアクセスできる簡単な方法です。

とCNBCに語りました。

本拠地をサンフランシスコに置くスタートアップの株価は、約16億ドルに到達、11月には証券仲介機関であるチャールズシュワブ証券(Charles Schwab Corp.)を上回りました。

顧客口座では、2.09%増のSCHW(株価)をみせ、新コインベース・インデックス・ファンドは、顧客に会社の取引所にリストされているすべての資産をエクスポージャーするでしょう。

今のところ、それは「ビットコイン、ビットコイン・キャッシュ、イーサリアム、ライトコイン」の4つの通貨に限定されており、時価総額の加重平均ベースになります。

「幅広い範囲の資産に多様な投資比率を提供することにより、インデックスファンドは投資家が個々の資産を選択するのではなく、資産クラス全体のパフォーマンスを追うことができます」

コインベースのプロダクトマネージャーの「Reuben Bramanathan」は、ブログ記事内で

ブロックチェーンベースのデジタル資産全体のポテンシャルに顧客が投資できるようになったことを大変うれしく思っています。

と述べています。

コインベースが新たに追加のデジタル通貨を上場させると、自動的にインデックスに追加されます。

CoinMarketCap.comによると、仮想通貨業界は過去1年間で急増しており、火曜日の時点で約4,000億ドルの時価総額となっています。

仮に昨年の時点で、Coinbaseのインデックスが存在していた場合約995%上昇していたことでしょう。

Bramanathan氏は「Bloomberg News」に対し、インデックスファンドは今のところ100万ドル以上の純資産、または年間20万ドル以上の収益がある米国の投資家に限定されており、最低投資額は10,000ドルに設定されると述べました。

Coinbaseは、「最終的に規制上のハードルをクリアすることで、取引所、兼ファンドの形で全投資家に対する取引開始を望んでいる」と語りました。

Coinbase launches its first index fund for cryptocurrencies

Mar 6, 2018 8:46 p.m. ET

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
09:30
Runesデビュー1週間、ビットコインネットワークで200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア