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ビットコイン6万ドルの維持が焦点、半減期で相場は不安定になる可能性|bitbankアナリスト寄稿

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週4/13(土)〜4/19(金)の仮想通貨相場

国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が今週のビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。


目次
  1. ビットコイン・オンチェーンデータ
  2. bitbank寄稿

ビットコイン・オンチェーンデータ

BTC取引数

BTC取引数(月次)

アクティブアドレス数

アクティブアドレス数(月次)

BTCマイニングプールの送金先

取引所・その他サービス

bitbankアナリスト分析(寄稿:長谷川友哉)

4/13(土)〜4/19の週次レポート:

今週のビットコイン(BTC)対円は1000万円を割り込み、終始上値の重い展開となっている。

週明けのBTC円は、香港でビットコインとイーサリアムの現物ETFが承認されたことで、一時は1030万円を回復するも、イスラエルによる対イラン報復が懸念される中、米株が大幅続落となり上げ幅を掻き消すと、1000万円を割り込み、960万円周辺まで値を下げた。

16日も地政学リスクとFRBの利下げ先送りリスクで上値を重くするも、6.2万ドル水準で相場は買い支えられ、底堅い推移となると、イスラエルが限定的な報復作戦を周辺のアラブ諸国と調整しているとの報道で相場は戻りを試した。

一方、BTCは1000万円で上げ渋ると、17日欧州時間には見切り売りが入り反落。この日の米時間には、米株に決算絡みの売りが入り、BTCは下げ足を速め950万円を割り込んだ。

これによりBTCはドル建てで6万ドルにタッチすると、その後は弱々しくも戻りを試す展開となり、18日にはCBの景気先行指標の下振れや、「年内に景気は十分に減速する」とのFRB高官の発言を好感して990万円まで戻した。

しかし、19日東京時間には、イスラエルがイランに空襲を開始したとの速報が転がり込み、相場は前日の上げ幅を即座に掻き消した。

第1図:BTC対円チャート(1時間足)出所:bitbank.ccより作成

19日は急落で取引を始めたBTC円だが、その後、イランの現地メディアが外国勢力からの攻撃はなかったと、イスラエルによる空襲を否定しており、BTC相場は反発している。

ただ、イスラエルによる対イラン攻撃の真偽は明らかとなっていないが、中東情勢のエスカレーションは引き続き懸念され、目先も積極的にリスクを取れる状況ではないだろう。

さて、明日(本稿は19日に執筆)にはいよいよビットコインの4度目の半減期が控えている。これまで半減期直後のBTC相場の動きとしては、3回中2回が横ばい、1回が調整となっており、実は半減期直後に相場が上昇したケースはない。

半減期ではブロック報酬の半減からハッシュレートの低下とブロックタイムの延長が起こり、ネットワークが不安定化する傾向があり、ネットワークが安定するまでは相場も不安定な動きとなりやすいか。

中東情勢の悪化で売りがある程度で切ったと考えることもできるが、相場が6万ドルを割り込めば短期筋の売りが加速して相場は下げ足を速める可能性が指摘され、目先では6万ドルの最後の砦を死守できるかが大きな焦点となろう。

寄稿者:長谷川友哉長谷川友哉(ハセガワ ユウヤ)
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

関連:bitbank_markets公式サイト

前回のレポート:ビットコイン過去最高値8万ドルも視野、半減期に向けた地ならし整ったか

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