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BTCクジラが1900億円相当のビットコイン押し目買い、エヌビディアなど大幅安|金融短観

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伝統金融 *4/20(土)

  • NYダウ:37,986 +0.5%
  • ナスダック:15,282 -2%
  • 日経平均:37,068 -2.6%
  • 米ドル/円:154.6 -0.01%
  • エヌビディア:762ドル -10%
  • アップル:165ドル -1.2%

本日のNYダウはプラス圏だったが、ナスダックはエヌビディアなどの大型IT株の利確加速で大幅安となった。エヌビディアは前日比で10%値下がりした。来週はマイクロソフトやメタ、テスラなどが1ー3月期決算を発表する予定だ。

19日のアジア時間では、イスラエルがイランに対して報復攻撃を実施したとのメディア報道が嫌気され日経平均指数や上海総合指数などは大きく下がったが、その後攻撃の規模が限定されており核施設に被害はなかったとの報道を受け米国の株式市場ではこのニュースへの反応は見られなかった。

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一方、インフレと利下げへの期待については、今週複数のFOM委員が相次いでタカ派な発言をした。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は18日のインタビューで「利下げを急ぐ必要性を感じない」と述べた。

また、パウエル議長は今週の会見で、予想を上回るインフレ統計が続いた状況を受け、利下げ実施まで待つ期間がこれまでのよりも長引くとの認識を示した。

今週発表の週間の米新規失業保険申請件数はメディアがまとめた市場予想を下回った。

なお、5月2日のFOMC開催まで、FRBが最も重視するPCE価格指数、そして生産者物価指数(PPI)はそれぞれもう1回発表される予定だ。

さらに、19日発表の日本の3月の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年同月比で2.6%上昇し、22年4月から2年連続で日銀の物価安定目標の2%を上回った。一方、価格の転嫁影響は後退している状況だ。生鮮食品除く食料の伸び率が縮小し続ける中コアCPIの伸び率は2月の2.8%を下回ることになった。

来週の重要経済指標・イベント

  • 4/23(火)22時45分 米4月総合購買担当者景気指数(PMI)
  • 4/25(木)21時30分 米1-3月期四半期国内総生産(GDP)
  • 4/26(金)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
  • 4/26(金)15時30分 植田和男日銀総裁の定例記者会見
  • 4/26(金)21時30分 米3月個人消費支出(PCEデフレーター)

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仮想通貨関連株 一部反発

  • コインベース|211ドル(-3.2%)
  • マイクロストラテジー|1,174ドル(-2.8%)
  • マラソン・デジタル・ホールディングス|16.5ドル(+9.7%)
  • ライオット・プラットフォームズ|9.1ドル(+10.1%)

本日ビットコインの半減期を控える中、マイニング株を中心に反発した。

仮想通貨相場 BTC一時再び6.5万台に

  • ビットコイン(BTC):63,592ドル -0.1%
  • イーサリアム(ETH):3,048ドル -0.9%
  • ソラナ(SOL):141.9ドル -1.1%

ビットコインは今週、エスカレートする中東情勢や米利下げ期待の後退、半減期への事実売りといったファクターを受け大きく値下がりしたが、ビットコインのクジラによる大量の押し目買いの動きは確認されたようだ。

IntoTheBlockは、「18日、総供給量の0.1%以上を保有する最大のクジラは、平均価格6.25万ドルで合計19,760ビットコインを買い増しした。歴史的に、これらのアドレスによる蓄積は、しばしばビットコイン価格の上昇に先行している」と説明した。

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