CoinPostで今最も読まれています

ゴールドマンサックスCEOが仮想通貨に期待感「皆懐疑的だった携帯電話が普及した例もある」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米ゴールドマンサックスCEOが仮想通貨の可能性を語る
ゴールドマンサックスのCEO、Lloyd Blankfein氏は、「私にはビットコインは必要ないが、初期は懐疑的に見られていた携帯電話が生活必需品レベルまで普及した例もあり、数年間で確立される資産クラスとなる可能性はある。」と肯定的な発言を行った。
Lloyd Blankfein氏とは
Lloyd Blankfein氏は、ウォール街の中で最もベテランの1人で、米投資銀行ゴールドマンサックスを12年間に渡って牽引してきた大物。2018年12月の年次会食にて、同社を去るのではないかと報じられている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

米ゴールドマンサックスCEOが仮想通貨の可能性を語る

ゴールドマンサックスのCEOであるLloyd Blankfein氏は、「ビットコインは私には不要だが、法定通貨から仮想通貨へと進化する可能性が将来認められるようになるかも知れず、仮想通貨の可能性を否定することは賢いとは言えない。」と述べ、仮想通貨の将来性に対して肯定的な発言を行いました。

Blankfein氏は昨年11月、ビットコインが詐欺の手段になっていると述べ、否定的なコメントも残しています。

火曜日に開催されたニューヨークの経済クラブでBlankfein氏は、「5〜10年先のウォール・ストリートは、仮想通貨に関してどのような変化を遂げているか」と問われた際、「”社会全体的な観点”からは心配していないが、仮想通貨を快く思っているわけではない。」と、後ろ向きな回答をしています。

Blankfein氏は、次のようにも述べています。

ビットコインは、私のためのものではない。

ビットコインを今後利用するつもりもないし、保有もしていない。

前向きな意見

ただし、否定的な意見ばかりではありません。

Blankfein氏は、「仮想通貨を支持する人がいれば、支持しない人もいる。仮想通貨の普及については、携帯電話の誕生とよく似ている。」と主張。

「みんな始めは、携帯電話を利用することに対して懐疑的だった。しかし、今や日々の生活に欠かせない必需品となっている。」と、続けました。

これと同様に、現時点では快く思っていない仮想通貨も、いつか確立した資産クラス(同じようなリターンやリスクがあり投資対象となる資産の種類や分類のこと)になるかもしれないと述べ、以下のように語りました。

仮想通貨がどのように機能すべきかについての回答は控えるが、それがなぜ機能しているかを説明することができると思う。

わたしは「不愉快だしよく知らないから、ありえない」と、感情論で考えるような教育はされてはいない。

同氏は以前、「私が好まないものでも、良く機能するものはたくさんある。」と発言しており、個人感情を抜きにして、仮想通貨の将来的な可能性について、一定の評価をしています。

CoinPostの関連記事

ゴールドマンサックスCEOが2018年末に退任か|BTC取引デスクは需要増加
5月18日、The New York Times にて、ゴールドマンサックスのCEOを務めるLloyd Blankfein氏が、2018年末に同社を去るのではないかという記事が掲載されました。ゴールドマンサックスの従業員達の多くが、仮想通貨に対して半信半疑の状態ですが、一部の顧客が、仮想通貨をコモディティ(商品先物)として保有したいと考えていることから、ウォール街を先導する「今後の方針」に内外から注目が集まっています。
ウォール街は、ビットコインに懐疑的な立場を取りつつも精力的に動き始める
ウォール街の各支配者(銀行またはその責任者)は、ビットコインやその種の仮想通貨を都合の悪いもの、または時にはチャンスと考えている人もいるでしょう。もしくは、これらの意見両方を同時に捉えられているかもしれません。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧