CoinPostで今最も読まれています

JAXX(ジャックス)の使い方、バックアップ作成について解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

将来的に50種類以上の通貨に対応できるマルチウォレット
2017年6月にJAXXが今後、50種類以上の通貨やトークンに対応すると発表しました。バイトボールやゲームクレジットなどの通貨にも対応予定です。
ホットウォレットなので多量の通貨を保有しない
色んな種類の通貨に対応していますが、ハッキングされるリスクが有るホットウォレットであるため、あまり多くの通貨を保有しないよう注意しましょう。

追加予定通貨約50種類を紹介

JAXXは公式アナウンスで今後は50種類以上の通貨やトークンに対応すると発表しました。

ERC20トークンが多くある今、利用できる通貨ウォレットとしては「マイイーサウォレット」が有名です。しかし、JAXXの追加予定の通貨には「マイイーサウォレット」に対応していない通貨もあるため、今後に備え合わせてインストールすることをおすすめします。

現在対応通貨(iOS)

2017年9月現在でiOSに対応している通貨一覧です。

  • Bitcoin
  • Ethereum
  • Ethereum Classic
  • Augur
  • LiteCoin
  • ZCash
  • Testnet
  • Doge
  • Iconomi
  • Golem
  • Dgix
  • BlockcahinCapital
  • Civic
  • Stox

現在対応通貨(PC)

2017年9月現在でPC版に対応している通貨一覧です。

  • Bitcoin
  • Ethereum
  • Ethereum Classic
  • Augur
  • LiteCoin
  • ZCash
  • Testnet
  • Doge
  • Iconomi
  • Golem
  • Dgix
  • BlockcahinCapital
  • Civic
  • Stox
  • Po.et
  • Musiconomi
  • Qtum
  • Cofoudit

以上が現在JAXXで対応している通貨です。

今後対応予定通貨

今後JAXXに追加予定の通貨です。追加の時期などは確定していません。

  • Ripple
  • Monero
  • Tether
  • Stellar
  • Lumens
  • PIVX
  • Factom
  • Steem
  • NEM
  • QTUM
  • Bytecoin
  • Bitshares
  • MaidSafeCoin
  • Siacoin
  • Waves
  • Lisk
  • Omni
  • Stratus
  • GameCredits
  • Ardor
  • SingularDTV
  • Round
  • Decred
  • NXT
  • Byteball
  • DigiByte
  • FirstBlood
  • IExec RLX
  • Emercoin
  • Syscoin
  • Emercoin
  • Etheroll
  • Komodo
  • Storjcoin
  • Chronobank
  • Melonport
  • WeTrust
  • Counterparty
  • TokenCard
  • Matchpool
  • Edgeless
  • CreditBit
  • Xaurum
  • MonaCoin
  • NovaCoin
  • RubyCoin
  • Bitcrystals
  • BitShares
  • BlackCoin
  • Expanse
  • Gulden
  • NAV Coin
  • Peercoin
  • PotCoin
  • Tezos
  • Wings

以上が今後JAXXに追加が予定されている通貨です。「Ripple」「Monero」「NEM」といった人気の通貨も一覧に入っています。

目次
  1. ウォレットの設定方法
  2. バックアップの作成
  3. コインを受け取る場合
  4. コインを送信する場合
  5. 他のデバイスと同期する場合
  6. Chrome拡張の設定
  7. マイイーサウォレットでログインする場合
  8. 取扱い注意点
  9. まとめ

ウォレットの設定方法

JAXXをインストールし、アプリを開いたら以下の画面になります。

カメラのアクセスを許可して下さい。

1.[CONTINUE]をクリックします。

2.[ACCEPT]をクリックします。

ここまではサービスの内容や注意事項が英語で表記されています。英語が苦手なら読み飛ばしてももんだいありません。

3.[CREATE NEW WALLET]を選択。

4.[CONTINUE]をクリックします。

5.[EXPRESS]を選択。

6.[CONTINUE]をクリックします。

※[EXPRESS]は送金時のスピードが速くなるが、手数料が多く払う設定です。もしも、手数料を気にするのであれば[CUSTOM] を選択して下さい。

仮想通貨を選択する画面が出てきます。自分が取引、保有したいコインを選びましょう。

7.通貨を選択します。

8.[TAKE ME TO MY WALLET]をクリックします。

9.最後に出てくる画面で[SKIP]をクリックするとTOP画面が出てきます。

下の画面が通常時の画面になります。

この画面ではウォレットの「アドレス」、「通貨の保有数」、「取引履歴」全てを確認することができます。

バックアップの作成

バックアップは必ず設定しましょう。スマホが紛失したり、不具合が起こってしまった場合に仮想通貨が失ってしまいます。他のデバイスでもログインできるようにバックアップの設定は必ず行いましょう。

1.[三]のメニューバーをクリックします。

2.[Tools]を選択します。

3.[BACKUPWALLET]を選択します。

「ウォレットをバックアップしますか?」と表記されているので

4.YESにチェックを入れます。

5.[CONTINUE]をクリックします。

6.次に12個の英単語が表示されます。これをバックアップフレーズといいます。

順番通りに紙などにメモしましょう。完了したら[CONTINUE]をクリックします。

もしこれが盗まれるとウォレットが盗まれることと同意なので必ず金庫などに保管しましょう。

7.次に確認画面が表示されるので先程メモしたバックアップフレーズを記入しましょう。

正しく記入すれば[SUCCESS]と表示されます。これでバックアップの作成が完了です。

コインを受け取る場合

Jaxxで仮想通貨を受け取る方法はとてもシンプルにできます。送金したい人に、ログイン直後の画面に表示猿アドレスまたはQRコードを読み込んでもらえれば完了です。

送金する人は、そのアドレス宛に送金量を選択し、送金します。取引が承認されれば、仮想通貨を受け取ることができます。

コインを送信する場合

送金する場合もシンプルな操作で行うことができます。

1.画面の[Send]を選択します。

2.送信したいアドレスを入力します。

この時に左のQRコードマークを選択するとカメラモードに切り替わるので相手のQRコードを読み取ると、アドレスを読み込むことができます。

3.コインの送金量を決めます。

4.[Send]をクリックすれば完了です。

他のデバイスと同期する場合

Jaxx Walletは、複数のデバイスを同期させることができます。 アプリを入れているスマホが紛失してしまった場合に、他のスマホやPCでログインできたり、複数人で管理できることができます。

ただし、新しいウォレットに同期すると、現在のウォレットが書き換えられ、関連付けられた資産へのアクセスができなくなります。新しいウォレットに同期する前に、必ずバックアップフレーズを書き留めてください。

ここではiPadへの同期させる方法です。最初にJAXXアプリを起動し、[TOOLS]を選択します。

1.[Pair Devices]を選択します。

2.[Pair/Restore Wallet]を選択します。

3.バックアップフレーズをメモしていれば[I UNDERSTAND]をクリックします。

4.バックアップフレーズを入力するか、バックアップ用のQRコードをスキャンして下さい。

5.[NEXT]をクリックすれば完了です。

バックアップ用のQRコードは元々のデバイスで見ることができます。

[TOOLS]→[BACKUP WALLET]→[View BackUp Ohrase]でQRコードを確認することができるので、これをスキャンして下さい。

Chrome拡張の設定

JAXXはChrome拡張にも対応しています。Chromeに追加すれば、ブックマークからJAXXを開くことができるので、PCで管理する場合は便利です。

こちらからChrome Storeにアクセスします。

このページから「CHROMEに追加」をクリックします。

追加するとブックマークにJAXXのアイコンが出てきます。これで完了です。

アイコンをクリックすると、JAXXが起動するので設定を行えばアプリと同じように使えます。 初期設定や同期する方法もスマホと同じように設定できます。

マイイーサウォレットでログインする場合

JAXXのアドレスでマイイーサウォレットにログインできます。

これにより、JAXXで対応していないERC20トークンなどを誤って受け取ってしまっても、マイイーサウォレットでログインすれば、JAXXでは抽出することができなかったトークンを抽出することができるのでこの方法は覚えておきましょう。

「マイイーサウォレット」から公式ホームページを開きます。

バックアップフレーズでログインする場合

1.[Mnemonic Phrase]を選択します。

2.バックアップフレーズを正確に入力します。

3.[Unlock]を選択します。

4.デバイスを選択。ここではJAXXを選択します。

5.ログインしたいアドレスを選択します。

6.[Unlock your Wallet]を選択すれば完了です。

秘密鍵でログインする場合

JAXX内の秘密鍵を使ってマイイーサウォレットにログインすることもできます。

JAXXアプリで[Tools]→[Display Privete Keys]→[I UNDERSTAND]→[Display Ethereum Keys]と開くと下記の画面になります。

このイーサリアムの秘密鍵をコピーします。次にマイイーサウォレットを開きます。

1.秘密鍵を選択します。

2.秘密鍵をペーストします。

3.アンロックを選択します。

これでマイイーサウォレットにログイン完了です。

マイイーサウォレットはERC20トークンを中心に多くの通貨に対応しています。もしJAXXで誤って対応していない通貨を受け取ったり、別の通貨のアドレスに送金してしまったとしても、マイイーサウォレットで抽出できることもあるので、この方法は覚えておきましょう。

加えてマイイーサウォレットはペーパーウォレットとしても扱えるので、JAXXのウォレットを紙に保存したい場合もこの方法を用いれば可能です

取扱い注意点

ここまでJAXXの便利な機能について記述してきましたが、利用する上で幾つか注意すべき点があるので紹介します。

シェイプシフトについて

シェイプシフトとは、JAXX内で保有している通貨を別の通貨に両替できる機能です。

非常に便利な機能ですが、JAXXの不具合でうまく機能しないことがあります。

実際に、別の通貨に両替しようしたら、手数料だけ取られ元の通貨のまま戻ってきたケースも確認されています。

今のところ、あまり使わくていい機能だと言っていいでしょう。

OSによって取扱い通貨が異なる

JAXXは様々なOSに対応しています。しかし、OSによっては取扱いできない通貨もあります。

2017年9月現在では「RootStock」という通貨がAndroidで対応していますが、iOSだと対応していません。

きちんと取扱通貨を把握した上で利用しましょう。

多量の通貨を保管しない

以前にJAXXではセキュリティの虚弱性をつかれて、ハッキング被害に遭いました。

しかし、JAXX社はこれに関しては言及しませんでした。またCEOが「JAXXはホットウォレットなので大金は保管しないでほしい」とコメントしています。

以上のことから多くの通貨に対応したマルチウォレットではありますが、あまり多量の通貨を保管することは避けましょう。

多量の通貨はハードウェアウォレットなどセキュリティの高いウォレットに保存しましょう。

まとめ

JAXXは豊富な種類の通貨を様々なOSで管理できる非常に便利なウォレットです。

取り扱える種類は今後50種類以上に対応する予定なのでますます需要が出てくると予想されます。

しかし、JAXXはネットワークにつながれたホットウォレットのため、ハッキングされるリスクもあります。

そのため、多量の通貨は保有しないようにしましょう。

Jaxx Blockchain Wallet
Jaxx Blockchain Wallet
開発元:Decentral Inc.
無料
posted with アプリーチ
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/01 水曜日
15:00
Bitwise最高投資責任者「米国でステーブルコイン法案可決なら、甚大な影響を及ぼし得る」
仮想通貨投資企業Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、米国議会が今年、包括的なステーブルコイン法案を可決する可能性に言及。実現した場合、仮想通貨の広範な普及という面で ビットコイン現物ETFの承認と同等か、それ以上に大きな影響を与える可能性があると述べた。
12:30
米コインベース、ビットコインのライトニングネットワークを導入
米大手仮想通貨取引所コインベースは、ビットコインのライトニングネットワークを導入したと発表した。BTC送金を高速・低コストにする。
11:59
仮想通貨全面安、地合い悪化と香港ビットコインETFの思惑買い剥落で
暗号資産(仮想通貨)相場では、経済指標を受けた米国株安などの地合い悪化に加え、香港市場のビットコインETF・イーサリアムETFの初動不調の影響もあり、ビットコイン(BTC)やアルトコイン相場が急落した。
11:25
Web3ゲーム企業Games for a Living、クラクラ制作企業などから5億円調達
EAの創設者Trip Hawkins氏が共同で立ち上げたWeb3ゲーム企業Games for a Livingは調達ラウンドで、5億円を調達した。
10:05
バイナンスCZ前CEO、懲役4か月の判決
米地裁は、仮想通貨取引所バイナンスのCZ前CEOに懲役4か月の判決を下した。法律違反を知らされていた証拠がないことなどが緩和材料となった。
09:20
東京都、デジタル証券発行の補助金申請を受付開始
デジタル証券(ST)発行企業を支援するため、東京都が補助金申請の受付を開始。都内の企業は申請が認められれば、ST発行に必要な経費の一部を補助してもらうことができる。
07:50
香港のビットコイン・イーサ現物ETF、初日出来高は米国版を大幅に下回る
6つの仮想通貨ビットコイン及びイーサリアムETFの初日出来高は1,100万ドルだった。1月に米国でデビューしたビットコインETF10銘柄の純流入額は6.55億ドルで、香港版はこれを大幅に下回った格好だ。
07:20
リップル社、日本にXRPL基盤のソリューション導入へ 
日本にXRPL基盤の企業向けソリューションを導入するため、リップル社とHashKey DXが提携。このソリューションを最初に利用するのはSBIグループの企業である。
06:45
バイナンスジャパン、ソラナ・XRPなどで日本円取引拡充
仮想通貨取引所Binance Japanは今年2月に、ラップドビットコイン、ファイルコイン、スイに対応追加。国内では、最多のラインアップを有する取引所として50銘柄を提供。
06:15
1つのソラナミームコインの時価総額が300兆ドルに、その理由は
この仮想通貨ミームコインの9割以上の発行数はトークン発行者に保有されており、「凍結権限」が発動されたため、購入した投資家はトークンの送信をすることができなくなっている。
05:50
米マイクロストラテジー、4月にもビットコイン買い増し
仮想通貨ビットコインを大量に保有しているが、2024年1Q業績については、売上高は前年同期比5%減の1億1,520万ドルとなった。株価は暴落している。
04/30 火曜日
14:45
米SECは一年前にイーサリアムの「正式調査命令」を承認していた コンセンシスの訴状で明らかに
米Web3企業コンセンシスは、対米SEC裁判で新たな書類を提出した。SECは一年前にイーサリアムを調査する正式命令を発行したと申し立てている。
14:34
個人マイナーがビットコインのブロック生成に成功、報酬3500万円相当を獲得
ビットコインのマイニングを行う個人マイナーがブロック生成に成功し、ブロック報酬と取引手数料で3,400万円の採掘報酬を獲得した。
13:18
EigenLayer、独自トークンをローンチへ
独自トークンEIGENをローンチしてエアドロップを行うことなどを、仮想通貨イーサリアムのリステーキングプロジェクトEigenLayerが発表。EIGENの役割も説明している。
12:55
5月のトークンアンロック、AVAXやRNDRなどが計画
5月にはアバランチやレンダー、オプティミズムなどの仮想通貨がトークンのアンロックを計画。日本に上場する銘柄を中心に5月の主な予定をまとめた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア