トークンをローンチへ
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のリステーキングプロジェクト「EigenLayer」は29日、独自トークン「EIGEN」のホワイトペーパーを公開した。
今回は、ユーザーへのエアドロップを意味する「Stakedrop」を実施することも説明。EIGENの初期供給量16.7億枚のうち合計で15%をエコシステム参加者に配布するとしている。
Today the @eigenfoundation introduces EIGEN, based on research by @eigen_labs, alongside a Season 1 Stakedrop.
— EigenLayer (@eigenlayer) April 29, 2024
EIGEN is the Universal Intersubjective Work Token, complementing ETH as the Universal Objective Work Token in EigenLayer.
See the full Eigen Foundation announcement: https://t.co/ZxswOiwWyR
リステーキングとは
ステーキングを発展させた新しい仕組み。文字通り、一度ステーキングされたPoSブロックチェーンのデリバティブ(派生的な金融商品)を再度ステーキングする仕組みや機能を指す。
▶️仮想通貨用語集
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具体的に今回の内容は、EigenLayerのプロトコルやコミュニティをサポートする「Eigen Foundation」という組織が発表。Eigen Foundationは、リサーチや開発を支援したり、助成金を配布したりするなどして、エコシステムの発展を加速できるように取り組む組織だとした。
ユーザーが注目するStakedropは、段階を分けて15%分を付与する。今回明らかにされたのは「シーズン1」で、この段階では5%分をリステイカーに配布。スナップショットは3月15日に実施したと述べている。
そして、Stakedropの取得手続き(Claim)は5月10日から9月7日まで受け付けると説明。Eigen Foundationは、まだClaimは開始していないとして、詐欺に注意するよう呼びかけた。
残りの10%分については、今後配布するとしている。3月15日以前やその後において、より広範なエコシステムに参加した人へ付与する予定だと説明した。
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EIGENトークンの役割
EIGENは、イーサリアムに対して補完的な役割を果たす。今後はEIGENをステーキングできる仕組みを導入して、イーサリアムのリステーキングだけでは防ぎきれない脆弱性をサポートし、エコシステムのセキュリティを強化するとした。
一方で、EIGENのステーキングを導入してセキュリティを強化する仕組みは今までにない設計であるため、エコシステム参加者によって議論を行う必要がまだあるとしている。
そのため、最初は機能を限定して導入を行い、段階的に実装を進めると説明した。
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