アルトコインプロジェクト情報（日本語要約）

米国のワイオミング州は、米国初の州が発行するステーブルコイン「FRNT」をAvalanche上でローンチした。FRNTは米国債とドルに完全に裏付けられており、将来的には「Rain cards」を介して実世界での支出が可能になる。

Pendleは、TVL100億ドルという大きな節目に到達した。これは、ニッチな実験的な存在からDeFiの主要な一角を占めるまでに成長したことを示す快挙である。Pendleは、この達成はコミュニティのおかげだと感謝を表明するとともに、これがゴールではなく、さらなる成長を目指すための通過点であると強調している。

LD Capital傘下の投資機関であるTrend Researchは、Binanceから100万枚のPENDLEを出金した。出金は日本時間8月23日15時21分に行われ、その総額は約583万ドルに相当する。

Ethereumは、L2システムのスケーラビリティを向上させるため、プロトコルのアップデート計画「Blob Scaling」を公表した。FusakaネットワークアップグレードでPeerDASを導入し、ノードがデータの一部のみをダウンロードする「データ可用性サンプリング」を可能にすることで、ブロックごとのデータ量（blob）を6から最大48へと拡張する。さらに、将来的なGlamsterdamアップグレードや、その間の非破壊的な最適化を通じて、段階的なスケーリングを進めていく方針だ。この取り組みは、L2の普及と、リアルタイム決済やDeFiといったユースケースの実現を加速させることを目的としている。

Neo XのアンチMEV機能の中核をなすゼロ知識分散型鍵生成（DKG）プロトコルが、サイバーセキュリティ企業Hackenの監査に合格したことを発表した。このプロトコルは、ブロック生産者が取引を操作するMEV（Maximal Extractable Value）の問題を解決することを目的としている。今回の監査では15件の指摘事項があったが、11件が解決され、残りの4件も承認されたため、今後のテストネットおよびメインネットへの展開に向けた準備が整った。

Neoは、アンチMEV機能を強化するため、「Neo X ZK Trust Relay」というマルチパーティ計算（MPC）キャンペーンを開催する。このキャンペーンは、完全に監査済みのZKベースDKGプロトコルをさらにセキュアにすることを目的としている。最大15人の開発者がリレー形式でタスクを完了し、成功すれば報酬として20 GASを受け取ることができる。参加には、コンピュータ科学と暗号技術の知識が求められる。

PendleはHyperEVM向けに、wVLPとhwHYPEという新たな流動性プールを追加した。wVLPはHyperbeatのマーケットメイキング戦略に参加し、hwHYPEはHyperEVM上の最適なDeFi戦略に資本を投入する。現在、PendleはHyperEVM上で5億4000万ドルのTVLを保有しており、今後もHyperliquidのイールドエコシステムをさらに拡大していく。