はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン投資の買い方|口座開設から購入まで【実録レポート】

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
※このページには広告・PRが含まれます

コインポスト編集部より: この記事では、ビットコイン投資を検討している方に向けて、実際の口座開設から購入まで、編集部が検証した手順を詳しく解説します。

まず押さえておきたい基本事実

少額投資が可能
ビットコイン価格は1500万円を超えており「投資には大金が必要」という印象があるかもしれません。実際は少額から購入できるので、1万円程度の余剰資金があれば十分にスタート可能です。

スマートフォンで完結
複雑な手続きは不要。スマホを手にして、本人確認を済ませれば最短即日で取引を開始できます。

国内取引所なら安心して始められる
金融庁の認可を受けた国内取引所を利用することで、初心者でも安全にビットコイン投資を始めることができます。

この記事の内容

本記事では以下の内容を、実際のスクリーンショットとともに解説します:

  1. ビットコインが投資対象として注目される背景
  2. 初心者におすすめの取引所3社の比較
  3. 口座開設から購入までの具体的手順
  4. 投資前に理解しておくべきリスク・税金の知識
  5. おすすめビットコイン取引所の詳細
  6. よくある質問

CoinPost編集部検証済み: 記載している手順は2025年9月時点で編集部が実際に検証した内容です。

ビットコインを買ってみたい方へ

おすすめ1
コインチェック
コインチェック
銘柄数
★★★☆☆
口座数
★★★★★

CM放映中!東証プライム上場
マネックスグループの安心感

おすすめ2
SBI VCトレード
SBI VCトレード
銘柄数
★★★★☆
口座数
★★★★☆

入出金・出庫手数料が無料。
国内大手SBIグループの安心感

おすすめ3
ビットバンク
ビットバンク
銘柄数
★★★★★
口座数
非公開

豊富なアルトコインで板取引可
業界最低水準の取引手数料

ビットコインが投資対象として注目される背景

ビットコインは2009年に誕生した、世界初の分散型デジタル通貨です。政府や銀行といった中央管理者に依存せず、ブロックチェーン技術を用いて安全に価値をやり取りできる仕組みを実現しました。発行上限は2,100万BTCに固定され、約4年ごとに新規発行量が半減(半減期)する希少性から「デジタルゴールド」とも呼ばれます。現在では世界最大の暗号資産として、資産保全や決済手段に活用が広がっています。

ビットコインの主要データ

BTC/円 長期チャート(bitFlyer) 出典:TradingView

  • 現在価格:約1,660万円
  • 時価総額:約331兆円(市場順位1位
  • 過去最高額:約1,840万円(2025年8月)
  • 発行量:1,991万BTC(最大2,100万)
  • インフレ率:年率約0.85%(2024年半減期後)
  • セキュリティ:マイニング(PoW)による分散型検証
  • *2025年9月4日時点、
    データ元:コインマーケットキャップ

ビットコインの革新性:デジタル上で「所有権」を移転

ビットコインを送ると、送り手の手元から完全になくなり、受け取り手だけが所有者になります。世界中の参加者がこの取引を同時に記録・検証するため、政府や銀行がなくても信頼性が保たれています。

発行量は事前に決められており、人為的に増やせません。この希少性と信頼性によりデジタルゴールドとして期待される一方、価格変動が大きいリスクもあります。詳細:ビットコインの技術・言語・開発体制

ビットコインの市場の注目と投資の期待

強み:インフレヘッジとグローバル採用
法定通貨の価値下落に備える「インフレヘッジ資産」としての位置付けが強まっています。2024年には米国でビットコイン現物ETFが上場し、機関投資家の参入が拡大。国内外の上場企業による財務保有も増え、需給の安定化に寄与しています。またエルサルバドルなど一部の国では法定通貨として採用され、国際送金や小口決済への利用も進展中です。詳細:ビットコインの将来性分析2025

半減期とは?
ビットコインでは、およそ4年ごとにマイニング報酬(新規発行量)が半分になります。供給増が段階的に抑制されるため、長期的には希少性が高まる設計です。ただし、価格は需給・マクロ環境・投資家心理など多要因で決まるため、半減期=価格上昇と短絡するのは禁物です。

リスク:ボラティリティと規制・マクロ要因
ビットコインは金利動向やドル指数などマクロ経済の影響を強く受けるため、短期的な価格変動(ボラティリティ)はまだ大きいのが現状です。さらに、各国の規制環境や税制整備の遅れ、ETF市場での資金フロー反転といった制度面の不確実性も無視できません。供給面では、マイニング採算の悪化やトレジャリー企業による売却が市場に重しとなるリスクがあり、長期的には保管体制や秘密鍵管理といった運用面での注意も求められます。


おすすめビットコイン取引所の比較表
取引所名 ポイント 取引方法 最低取引単位 つみたて レバレッジ取引
初心者向けUI

BTC取引所手数料無料

ビットコイン取引量No.1
販売所
取引所
販売所: 500円相当額
取引所: 0.005 BTC以上
かつ500円相当額以上
1円から取引可能

入出金・出庫手数料無料

レバレッジ取引対応
販売所
取引所
レバレッジ取引
販売所: 0.00000001 BTC
取引所: 0.00000001 BTC
豊富な銘柄

狭いスプレッド

高い流動性
販売所
取引所
信用取引
販売所: 0.00000001 BTC
取引所: 0.0001 BTC

ビットコインの買い方(口座開設・注文方法)

口座開設の流れ(最短即日)

(コインチェックの場合)口座開設は、スマートフォンで完結できます。メールアドレス登録から本人確認まで、オンラインで数分で完了し、最短即日で取引を始めることが可能です。

以下の4ステップで、初心者の方でも簡単にビットコインの購入が可能です。

口座開設の準備

今回は、コインチェックを例に、口座開設手順をご案内します。事前に以下の書類や環境をご用意ください。

  • 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、運転経歴証明書のいずれか)
  • スマートフォン(アプリ操作用)
  • SMSが受信可能な電話番号
  • メールアドレス
  • 安定したインターネット接続環境

今回の検証ではマイナンバーカードを用いて本人確認を実施します。電子証明書の有効期限や署名用パスワード(英数字6〜16桁)も事前に確認しておきましょう。

KYC(本人確認)は早めに

メールアドレスや基礎情報の登録だけでは、すぐにビットコインを売買することはできません。KYC(本人確認)までは最低限済ませておき、できれば開設した口座に「日本円」を入金しておきましょう。

多くの暗号資産(仮想通貨)取引所が「eKYC(電子本人確認)」を導入しており、これを利用すれば、すべての手続きをオンライン上で完結できます。

免許証やパスポートでもeKYCは可能で、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを活用すれば、即時審査が完了するのでおすすめです。

オンラインで安全に本人確認を行う公的個人認証サービスの場合

ステップ1:アカウント登録

  1. メールアドレスを入力し、届いた認証メールのURLをクリック
  2. ログイン後、重要事項の承諾に同意

以上でアカウント作成が完了します。
※2025年4月時点では、日本国内在住の18歳以上〜74歳以下の方が対象です。

Coincheck アカウント登録手順

 メールアドレス・パスワードの登録からアカウント開設まで、数分の簡単な作業です。

ステップ2:本人確認(eKYC)

Coincheckでは、以下の2つ方法でオンライン上で本人確認(eKYC)が可能です。:

  • 撮影方式:書類3面+自撮り動画を提出
  • かざして確認:マイナンバーカードをスマホで読み取り

ポイント:スマホ対応かつ最短当日で審査完了するため、迅速に取引を始められます。

Coincheck 本人確認ステップ

以下はマイナンバーカードを使った場合の手順です。

  1. 電話番号を入力し、SMS認証を実行
  2. 国籍を選択
  3. 提出書類として「マイナンバーカード」を選択
  4. スマートフォンでICチップを読み取り
  5. 基本情報および銀行口座情報を入力

審査時間の実績:編集部の検証では、わずか数分で本人確認が完了しました。通常は数時間〜1営業日程度で完了しますが、混雑状況によっては2〜3日かかることもあります。

よくある質問と注意点

本人確認が完了するまでは暗号資産の購入・売却はできません。早めにeKYCを済ませることで、スムーズに取引を始められます。

  • SMSコードが届かない:
    電話番号の入力ミスや、SMS受信拒否設定が原因の可能性があります。
    ※通信状況やスマートフォンのフィルター設定をご確認ください。
  • 署名用電子証明書パスワードが不明:
    6〜16桁の英数字が必要です。
    ※パスワードを忘れた場合は、自治体窓口または一部コンビニ端末、専用アプリで初期化手続きが可能です。

日本円の入金方法

Coincheckでは、日本円の入金に以下の3つの方法を用意しています。ここでは、特に利用頻度の高い「銀行振込」と「クイック入金」について解説します。

  • 銀行振込(GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行
  • クイック入金(Pay-easyによる即時入金)
  • コンビニ入金

Coincheck 入金方法(銀行振込・クイック入金)

1:ウォレット画面から入金メニューを選択

Coincheckアプリにログイン後、「ウォレット」画面の「日本円を入金」ボタンをタップします。次に、入金方法として「銀行振込」または「クイック入金(Pay-easy)」を選びます。

2:銀行振込による入金

  1. 「銀行振込」を選択すると、GMOあおぞらネット銀行または楽天銀行の振込先情報が表示されます
  2. 入金先口座に、登録ユーザー名義で振込を行います

注意:振込名義とCoincheckの登録名義が異なる場合、入金が反映されない可能性があります。

3:クイック入金(Pay-easy)

  1. 「クイック入金」を選択後、希望の入金額を入力し、支払い情報を発行します
  2. 表示された収納機関番号・お客様番号・確認番号を、ネットバンキングやATMで入力して決済します
  3. 入金は通常、即時で反映されます

ポイント:クイック入金は24時間365日対応しており、反映も速いため、急ぎの入金時に便利です。ただし、決済手数料(例:770円)が発生するため、少額入金時には注意しましょう。

販売所(現物取引)の利用方法

口座開設と入金が完了していることを前提に、Coincheckのアプリでビットコインなどの暗号資産を購入する手順を解説します。

Coincheck 販売所取引手順

ステップ1:通貨の選択

アプリにログイン後、下部メニューの「販売所」をタップします。表示される一覧から購入したい暗号資産(例:ビットコイン)を選び、チャート画面の「購入」ボタンを押します。

ステップ2:購入金額の入力と注文確定

購入画面で金額を入力し、「ビットコイン購入」ボタンをタップすれば、取引が即時に完了します。

ポイント:Coincheckの販売所は、あらかじめ提示された価格で売買を行うため、スプレッド(実勢価格との差)が含まれる点に注意が必要です。価格変動リスクを避けるには、少額からの取引をおすすめします。

まとめ:Coincheckはスマホだけでスムーズに暗号資産を購入できる設計になっています。アプリの操作も直感的で、初心者でもすぐにビットコイン取引を始められます。

投資前に理解しておくべきリスク・税金の知識

取引所で口座を開設して売買を行う際に、初心者が知っておくべきことを解説します。

取引の基本知識

販売所と取引所の違い

販売所:業者から直接購入。手続きが簡単だが、スプレッド(売買価格差)が大きい。初心者や長期保有向け。

取引所:ユーザー間で売買。有利なレートで取引できるが操作が複雑。慣れてからの利用がおすすめ。

最低投資額

ビットコイン価格は約1,500万円ですが、実際は500円から購入可能。各取引所の最低取引単位:

セキュリティ対策

二段階認証の設定(必須)

メールアドレスとパスワードだけでは不十分。Google Authenticatorなどの認証アプリを使った二段階認証を必ず設定しましょう。

設定手順:

  1. 取引所の設定画面で「二段階認証」を選択
  2. Google Authenticator(iOS)またはGoogle認証システム(Android)をインストール
  3. QRコードを読み取り、表示される6桁の数字で認証完了

税金・確定申告の注意

仮想通貨取引で生じた利益は原則「雑所得」として取り扱われます。日本円との売買で得た利益だけではなく、仮想通貨同士を交換したときに生じた利益やレンディングなどで得た報酬も課税対象となります。

雑所得に分類される仮想通貨取引での所得は、給与所得などの他の所得と合算した金額に対して税率がかけられます。税率は、所得が多いほど高くなる「累進課税」が適用され、下表の通り5%~45%の7段階に分かれています。住民税も合わせると最大で約55%の税率が課されます。

出典:国税庁

仮想通貨の損益計算に関して、届け出を出さない限り取得価額は「総平均法」で計算することになります。「総平均法」は簡単に説明すると、年度末に購入した価格をすべて足して購入数量で割り、そこから算出された平均価格と売却価格との差額を損益にする方法になります。

「ガチホ」のようにビットコインを長期間保有している場合、年度ごとに平均取得額を出しておかなければ、いざ売却して大きな利益を得たときに正しい損益額を出すことが難しくなるため、注意が必要です。

届け出を出せば、取引ごとに暗号資産の平均単価を算出する「移動平均法」での計算が認められます。総平均法・移動平均法のどちらを利用しても、最終的な損益額は同じに収束しますが、年度ごとの損益額は変わるうえ、一度使用した計算方法は原則3年間変えることができません。

関連【確定申告特集1】知っておきたい仮想通貨にかかる税金を税理士が解説|Aerial Partners寄稿

ビットコイン(BTC)に投資したい方はこちらをチェック

ビットコインの保管方法

取引所に預ける(初心者向け)

最も簡単な方法。二段階認証を設定すれば安全性が向上します。

自分で管理する(上級者向け)

ウォレットを使用して自己管理。ハッキングリスクは回避できますが、秘密鍵の管理が必要です。

  • モバイルウォレット:スマホアプリで管理
  • ハードウェアウォレット:オフライン専用機器(最も安全)
  • デスクトップウォレット:パソコンで管理

ハードウェアウォレット(イメージ)

注意:秘密鍵を紛失すると資産を永久に失います。初心者は取引所での保管から始めることをおすすめします。

おすすめ取引所の詳細

初心者でも簡単に使いやすい「Coincheck」
Coincheckは、国内でも屈指の使いやすいアプリを提供する仮想通貨取引所。シンプルなUI/UXと充実したサポート体制で、初心者でも迷わずビットコインの購入が可能。2012年設立、東証プライム上場のマネックスグループの傘下に、経営基盤とセキュリティも強化。
おすすめポイント
アプリDL数累計700万超|国内トップクラスの使いやすさ
初心者向けの直感的なUI/UX|初めての取引もスムーズ
マネックスグループ傘下の信頼性|大手金融グループの安心感
コインチェックの主なスペック
取扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、リップルなど35種類銘柄
取引方法 販売所 取引所
最低取引単位 販売所・取引所:500円相当額
投資サービス 積み立て 貸仮想通貨 ステーキング NFT IEO
各種手数料 取引所のBTC取引手数料無料
アプリの使い勝手 シンプルで直感的な操作性|スマホ1つで取引完結
金融ノウハウを活かした安心の取引所「SBI VCトレード」
SBI VCトレードは、東証プライム上場のSBIホールディングス傘下の暗号資産取引所。SBI証券やSBI銀行を手掛ける金融グループの知見を活かし、安全性と利便性を兼ね備えた取引環境を提供している。
おすすめポイント
金融グループならではの安心感|SBIホールディングス傘下
入出金&暗号資産の出庫手数料が無料|無駄なコストを抑えられる
1円単位で投資可能|少額から気軽に始められる
SBI VCトレードの主なスペック
取扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど36銘柄
取引方法 販売所 取引所 レバレッジ
最低取引単位 販売所: 0.00000001 BTC
取引所: 0.00000001 BTC
投資サービス 貸暗号資産 積立 ステーキング
各種手数料 入出金・暗号資産の出庫手数料無料。取引所のメイカー取引では「マイナス手数料」を導入。
アプリの使い勝手 シンプルなUIで、初心者でもスムーズに取引可能。
板取引&手数料の安さが魅力の「ビットバンク」
bitbank(ビットバンク)は、2014年から暗号資産事業を運営している実績ある取引所。関東財務局長(暗号資産交換業者)登録番号第00004号ミクシィ社とセレス社の持ち分法適用関連会社、ビットバンク株式会社が運営。
おすすめポイント
全銘柄「取引所形式」で売買OK|スプレッドを気にせず取引可能
国内屈指の現物取引量|出来高が多く注文が通りやすい
セキュリティ評価No.1|ハッキング被害ゼロの実績
ビットバンクの主なスペック
取扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、リップルなど44銘柄
取引方法 販売所 取引所
最低取引単位 販売所: 0.00000001 BTC
取引所: 0.0001 BTC
投資サービス 信用取引 貸暗号資産
各種手数料 取引所のメイカー取引で「マイナス手数料」を採用。
アプリの使い勝手 本格的なトレード機能を備えつつ、シンプルな操作性。

ビットコイン(BTC)の買い方に関する質問

質問1. ビットコインの将来性は?

回答1. ドルの信用力が揺らぐ中、2025年は米国の州政府と上場企業がビットコインを「戦略準備資産」として組み入れる動きを加速させています。ベンチャーキャピタル大手パンテラ・キャピタルの創設者ダン・モアヘッド氏は「2028年に74万ドル到達」という長期目標を掲げています。

関連:ビットコインは今後どうなる?2025年の価格展望と押さえておきたい注目材料

質問2. ビットコインは最低いくらから買える?

回答2. ビットコインは1BTC(約1,000万円)を丸ごと買う必要はありません。たとえばコインチェックでは500円から、SBI VCトレードでは0.00000001 BTC(約0.15円)から購入できます。少額から気軽に始められる点が初心者にも人気です。

質問3. 「販売所」と「取引所」は何が違う?

回答3. 販売所は仮想通貨業者から直接買う方式で、操作が簡単な反面、スプレッド(売買価格差)が大きめです。取引所はユーザー間で売買を行うため、レートが有利になりやすいですが、操作にはやや慣れが必要です。長期保有なら販売所、トレード志向なら取引所が適しています。

質問4. セキュリティ対策はどうすればいい?

回答4. 必ず二段階認証(2FA)を設定しましょう。取引所アカウントの乗っ取り被害を防ぐため、Google Authenticatorなどの認証アプリを使ったログイン保護が推奨されます。また、資産を自分で管理したい場合は、ウォレット(特にハードウェアウォレット)を利用する方法もあります。

質問5. ビットコインを購入する企業の目的は?

回答5. 2025年5月現在、世界の上場企業や機関投資家85社が保有するビットコインは合計80万BTCを超えます。これらの背景には、パンデミックによる米国の大規模な金融緩和やインフレへの警戒感があり、法定通貨に代わる「価値保存手段」としてビットコインを採用しています。

関連:ビットコインを保有する上場企業ランキング|日本・米国の注目企業を解説

まとめ

以上がビットコインの買い方に関する解説です。どんな金融商品にもメリットとデメリットがあり、それはビットコインも同様です。

過去には日本の交換業者がハッキングに遭ったり、ビットコインなどの価格が大きく下落したりしたことがあるので、投資のリスクが高すぎるという印象もあるかもしれません。

一方で、本記事で述べてきたようなメリットもあります。資産として未成熟な点があるからこそ、投資家の数が株式などに比べるとまだ少なく、早く市場に参入できるというメリットもあります。

取引所の口座開設は時間と手間はかかりますが、費用はかかりません。利益を得るチャンスを逃さないためにも、まずは交換業者に口座だけ作ってみてはいかがでしょうか。

ビットコイン(BTC)に投資したい方はこちらをチェック

記事の監修者

藤村 大生
暗号資産の損益計算ツール「Gtax」等を提供する株式会社Aerial partnersのビジネス開発部長であり、公認会計士・税理士資格を所持。監査法人でデューデリジェンス、原価計算導入コンサルなどの業務を中心に従事。 また、証券会社の監査チームの主査として、分別管理に関する検証業務も行う。暗号資産事業者に対する経理支援を行っており、暗号資産会計・税務の知見に明るい。Aerial Partnersでの公式ブログでもさまざまな暗号資産に関する税金・確定申告の情報を発信している。

監修記事:
・仮想通貨(暗号資産)の税金とは?計算方法から確定申告の流れまでを税理士がわかりやすく解説!【2024年最新】
・仮想通貨(暗号資産)取引で損益とみなされるのはいつ?課税対象となるタイミング8選
・ 仮想通貨の確定申告で利用される「移動平均法」「総平均法」の違いとは?

監修:株式会社Aerial Partners
仮想通貨の損益計算ツール「Gtax」をはじめ、Web3事業者向け経理サポートツール「Aerial Web3 Accounting(AWA)」や金融事業者向け会計・データ管理ソリューション「Aerial Data Management(ADM)」など、デジタルアセット時代におけるデータ管理インフラを提供する企業。「Gtax」は個人向け・法人向けの両方で提供されており、確定申告における申告額算出のほか、日々の損益を把握するのにも活用できるツールとなっている。
・公式ホームページ
・Gtax公式ブログ

    企業詳細

  • 企業名: 株式会社Aerial Partners
  • 設立: 2016年12月27日
  • 資本金: 234百万円
  • 本社所在地: 東京都港区六本木五丁目2番1号 ほうらいやビル4F
  • 代表者名: 沼澤 健人
  • グループ会社: Aerial法律事務所/Atlas Accounting/税理士法人堀口会計

本記事は企業の出資による記事広告やアフィリエイト広告を含みます。CoinPostは掲載内容や製品の品質や性能を保証するものではありません。サービス利用やお問い合わせは、直接サービス提供会社へご連絡ください。CoinPostは、本記事の内容やそれを参考にした行動による損害や損失について、直接的・間接的な責任を負いません。ユーザーの皆さまが本稿に関連した行動をとる際には、ご自身で調査し、自己責任で行ってください。