はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインの利益率、19年で最も高い金融商品に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの利益率
ビットコイン(BTC)が2019年第3四半期終了時点で、最も利益率の高い金融商品であることが、統計データから判明した。市場の成熟度やリクイディティから価格変動が大きく投資リスクは高い反面、騰落率に魅力を感じる一定の需要が見込まれるとの見解もある理由だ。

ビットコインの利益率

ビットコイン(BTC)が2019年第3四半期終了時点で、最も利益率の高い金融商品であることが、統計データから判明した。

2019年1月に1BTC=約41万円からスタートしたビットコインは、4月から上昇幅を拡大し、6月には今年最高値となる140万円付近に達した。その後は一旦の天井をつける形で戻り売りに転じ、第三四半期の最終日にあたる9月末には約89万円で取引されている。年初から9月までのデータから算出した利益率は約117%で、他の金融商品と比較して最も高い数値になったという。

ビットコインドミナンスが70%を超えるなど、アルトドレイン現象も伴う形でビットコインの強さが際立った2019年の仮想通貨市場、その騰落率は、BTCだけに目を向ければ、過去のバブル相場を彷彿とさせるとのコメントも相次いだ。

米中貿易摩擦や香港デモを初めとする情勢不安が起こる際、資産の避難先として再注目され、価格が急伸したゴールド(金)の利益率は16%となったという。仮想通貨以外の金融商品と比較したのが以下のグラフとなる。ビットコインにS&P500、ナスダック、石油、ゴールドの利益率を追加している。

米国株式市場の動向を示す株価指数S&P500などと比較すると、ビットコインとの変動率の差は大きく異なる。

ビットコインで見られるこの価格変動こそ、市場の成熟度やリクイディティで大きな差があることに起因するもので、投資商品としてのリスク性を示すものでもあるが、この変動率を魅力とする少額投資家などの需要も一定数あるとの見方がある理由だ。

CoinPostの関連記事

米グレースケール、機関投資家のアルトコイン投資増し Q2投資額が2倍に 
米グレースケール社は、Q2に総額約8500万ドルを調達し、そのうち84%を機関投資家から調達した。同社役員は、機関投資家が参入していないのは「作り話」に過ぎないと指摘。
「今のビットコインは、仮想通貨バブル2017崩壊と類似」新値足チャートで海外アナリストが分析
著名仮想通貨アナリストが「ラインブレイクチャート(新値足)」を使って現在のBTC相場を考察。2017年末のバブル崩壊時との類似点について解説した。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/06 金曜日
08:15
ビットコイン強気サイクルに異変、今回は長期化の可能性=アナリスト
仮想通貨分析によると2024ー25年のビットコイン強気サイクルは過去と異なり人為的抑制が発生。影響力の大きい市場参加者による意図的な市場冷却でサイクル延長狙いか。
07:15
英国金鉱企業ブルーバード、ビットコイン準備金戦略へ転換 
英国上場の金鉱会社ブルーバードが今週、金採掘収益を仮想通貨ビットコインに変換する戦略を発表。デジタル資産を長期保有資産として活用。
07:05
イーロン、米トランプ政権の「大きく美しい法案」を批判
イーロン・マスク氏は、トランプ政権の大きく美しい法案を、米国民を債務の奴隷にする内容だと批判。また、仮想通貨取引所コインベースのCEOがビットコインに言及した投稿に反応した。
06:45
トランプファミリー出資のWLFI、他社ウォレット開発巡り法的警告発出=報道
トランプファミリー出資のWorld Liberty Financialが、別系列のトランプ名義ウォレット開発企業に停止命令を送付。内部対立が表面化に。
06:20
株式上場初日で株価3倍以上高騰、ステーブルコイン大手Circle ビットコインは急落
仮想通貨ステーブルコインUSDC発行のCircle社の株式がNYSEで取引開始し株価は公開価格31ドルから90ドル超まで急騰。初日の値動きが注目を集めた。
06:00
個人マイナーがビットコインブロック採掘に成功、3.15BTC獲得
ソロマイニングで仮想通貨ビットコインブロックを単独採掘した個人マイナーが約4570万円相当の報酬を獲得。ハッシュレート大幅増強で成功確率を向上させた事例として注目。
06/05 木曜日
16:57
リミックスポイント、1000BTC以上の保有目標を発表
リミックスポイントは6月4日に32.81BTC(5億円相当)を追加購入し、保有量が713.5BTCに到達。新株予約権による資金調達で累計1,000BTC以上の取得を目指すと発表した。
15:24
バイナンス、4銘柄を監視対象に追加 価格急落
バイナンスがBIFI・FIS・KMD・MDTの4銘柄を新たに監視対象に追加。FIS・KMDは急落。監視タグの意味や取引制限も解説。
14:00
Consensys関連ウォレット、460億円相当イーサリアムを大量購入か=アーカム
オンチェーン分析によるとConsensys関連ウォレットが6月4日にGalaxy Digitalから約3.2億ドル相当のイーサリアムを購入。うち1.2億ドル分は既にステーキング運用開始。
13:35
米上院、FRB監督担当副議長にボウマン氏承認 仮想通貨業界歓迎
米上院が48対46でミシェル・ボウマンFRB理事の監督担当副議長就任を承認。ルミス上院議員は「仮想通貨にとって明るい未来の兆し」と評価、業界団体も支持を表明。
13:15
4回目半減期から1年経過 ビットコイン、市場成熟と基盤強化進む=レポート
ビットコインが4回目半減期から1年が経過した。フィデリティレポートによると価格上昇は過去サイクルより控えめだが、ドミナンスやハッシュレートなどの指標からその基盤は強化され、市場が成熟している兆候が見られる。
11:59
ビットコイン10万ドル台で調整、トランプ関税とウクライナ情勢が重石 週末の米雇用統計に注目
暗号資産(仮想通貨)市場はトランプ大統領の鉄鋼・アルミ関税やウクライナ情勢悪化で不安定な展開を見せる。金曜発表の米雇用統計がFRB政策を左右する重要指標として注目される中、10年超保有のクジラが利確売りを進める一方、機関投資家は積極的な押し目買いを展開している。
11:35
モスクワ取引所、ビットコイン先物の取引開始
ロシアのモスクワ証券取引所が仮想通貨ビットコインの先物取引を開始した。ロシアでは、中央銀行による規制緩和で仮想通貨商品提供が活発化している。
11:05
ETHの売却や運用などの財務管理方針、イーサリアム財団が発表
イーサリアム財団は、運営の財務管理方針を発表。仮想通貨イーサリアムの売却・運用に関する方針や運用の現状・計画についても説明している。
10:05
30%減少したビットコイン流動性、需要増が価格上昇の地ならしに=シグナム分析
シグナムの最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインの流動性供給が30%減少と発表。ETF需要増加や政府の準備金検討により価格上昇の条件が整いつつあると分析している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧