CoinPostで今最も読まれています

リップル社、50億円規模の米太陽光発電ファンドに合同出資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社、太陽光発電ファンド設立

暗号資産(仮想通貨)XRP(リップル)を利用した決済ソリューションを提供する米リップル社は11日、米エネルギー企業Nelnet Renewable Energyと総額50億円相当の戦略的ESG投資を発表した。合同ファンドを通じて、米国各地の太陽光発電プロジェクトに出資していく。

「リップルネット再生可能エネルギーファンド」の規模は4,400万ドル(約50億円)で、リップル社の出資が大半を占める。太陽光発電プロジェクトへの出資を行うことで、今後35年間で150万トン分の二酸化炭素(CO2)排出量の埋め合わせ(オフセット)が可能となる見込みだ。

ESGとは

環境(Environment)社会(Social)ガバナンス(Governance)の略称。事業面のポテンシャルだけではなく、多角的な側面から産業の影響を考慮した上で、環境問題や社会問題、国連の持続可能な開発目標(SDGs)などに貢献することが企業責任となりつつある。

▶️仮想通貨用語集

米ネブラスカ州に本社を置く財閥Nelnet社との提携について、リップル社のソーシャルインパクト部門の責任者であるKen Weber氏は以下のようにコメントした。

クリーンなエネルギーの未来を保証することは、将来の経済成長を促すだけでなく、より持続可能な世界を実現するために、あらゆる業界で大きな優先事項となっている。仮想通貨とブロックチェーンの導入が進むにつれ、この技術が将来の金融システムを支えることは明らかだ。

世界的に金融サービスの二酸化炭素排出量を削減するというコミットメントを追求し、カーボンマイナスの仮想通貨業界の約束を実現するために、Nelnetと協力できることを嬉しく思う。

リップル社の環境保護

リップル社は4月にも、ブロックチェーンと仮想通貨のエネルギー問題に取り組む業界団体「クリプト気候協定」(Crypto Climate Accord)に加入。

関連:仮想通貨業界の温室効果ガス排出量をゼロに」──仮想通貨気候協定

2020年にはXRPレジャー(台帳)の脱炭素化に取り組むべく、エナジーウェブ社とロッキーマウンテン研究所(RMI)との連携を表明するなど、業界の環境問題への対応について積極的な姿勢を示してきた。また、リップル社自身も2030年までには二酸化炭素の排出量削減に貢献するプロジェクトへの出資などを通じてカーポンニュートラルになる方針を表明している。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/25 木曜日
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。
09:40
「BTC価格上昇は半減期から50〜100日後」QCP Capital
仮想通貨ビットコインの今後の価格が急上昇するのは半減期から50〜100日後であるとQCP Capitalが分析。また、Bitfinexも半減期後の相場レポートを公開した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧