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ビットコイン5万ドル挟んで揉み合う、Huobi TokenやGods Unchainedなど上昇

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

9日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン価格は、前日比0.9%の567万円(49,800ドル)に。

BTC/USD日足

リバウンド狙いの買いが一巡して上値を重くしている。押し目からの強気トレンド再開に向かう楽観予想もある一方で、4万ドル前半の二番底を試す展開も想定される。新型コロナウイルスの変異種オミクロンへの懸念後退で株式市場は反発したものの、14~15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見基調になりやすいか。

Arcane Researchのデータによれば、54,000ドルから40,000ドルまで下落時に発生した大量清算により、デリバティブ(金融派生商品)市場のOI(未決済建玉)は26%激減した。これは、今年5月19日の暴落時に次ぐ規模であり、半年間で最大の減少幅となった。

Arcane Research

なお、今週末の10日にはビットコインオプション契約の内、約9億4600万ドル相当が限月を迎える。もっとも大きな建玉は50,000ドルのプットオプションで、Max Pain Priceは53,000ドル。

Deribit

Max Pain Priceは、プットプション(売る権利)とコールオプション(買う権利)の行使価格において、満期時に最大数のオプション保有者の経済的損失をもたらす価格帯であり、仮定として長期または短期のエクスポージャーのヘッジなどの観点から、契約満了に近づくにつれ引き寄せられやすいとされる。

関連:ビットコインオプション市場のトレード戦略をプロが解説

大口売りの兆候は

暗号資産(仮想通貨)市場の暴落前の兆候は、今回どこまで予見可能だったのか。

データ分析企業CryptoQuantのKi Young Ju(@ki_young_ju)CEOは6日、2つのオンチェーンデータを取り上げた。Whale Ratio(72h MA)と、All Exchanges inflow Mean(144-block MA)の2つだ。

Exchange Whale Ratioは、取引所の大口投資家(クジラ)比率を示すもので、クジラを示す入金額(出来高)トップ10の金額を、取引所への入金総額で割って計算する。過去のデータ(3日移動平均)では、19年6月の天井14,000ドルをはじめ、20年8月の高騰局面でクジラの資金移動が最高レベルまで活性化していた。

All Exchanges Inflow Meanも同様に、大口投資家(クジラ)の活動状況を見極める指標のひとつ。

Ki Young Ju CEOは以前、All Exchanges Inflow Meanが2.5BTC水準を超えた時、大量の売り圧をこなした相場急落局面では、一巡・底打ち後に「トレンド転換」する傾向にあることを指摘している。

過去3年間のオンチェーンデータ(下図)を参照すると、昨年3月にビットコイン市場を含む金融市場全体が暴落したコロナ・ショック時のように、全取引所の平均入金額が2.0BTC付近まで上昇した場合は、底打ちが近いことを示す買いシグナルのひとつとなり得る。

All Exchanges Inflow Mean(過去3年間のデータ)

関連:ビットコイン急落前後に捕捉されたクジラの動き、テゾス高騰の背景は

アルトコイン市場の動向

国内上場銘柄では、Huobi Token(HT)が前日比14.9%と上昇した。Huobi Globalの8周年記念の抽選会では、ミステリーロケットのエアドロップとして「宇宙旅行」というユニークな賞品を用意した。宇宙船の座席は、50万ドル以上の価値があるという。

イベントの応募期間は2021年12月16日12:00(UTC) までとしており、入手したスペースチケットの番号で振り分ける。当選者は、12月30日にHuobi公式Twitterアカウントで発表される模様。数百万ドル規模の各種オンラインプロモーションも開催しており、これらが材料視された可能性がある。

また、NFT(非代替性トークン)関連銘柄では、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン基盤のデジタルカードゲームとして人気を博すGods Unchained(GODS)と、NFT特化型のレイヤー2ソリューションであるImmutableX(IMX)が米最大手取引所コインベースに上場。価格が急騰した。

Gods Unchainedを運営するImmutable社は19年9月、中国IT最大手テンセント筆頭株主のナスパーズや、仮想通貨EOSのVCファンドであるギャラクシーデジタルなどが主導する資金調達シリーズAラウンドにおいて、1500万ドル(約16.2億円)の資金調達を発表。

その前の資金調達ラウンドでは、コインベース社の運営する「Coinbase Ventures」などから出資を受けていた。

関連:米コインベース、Gods Unchainedなど6銘柄の新規上場を発表

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