CoinPostで今最も読まれています

STEPN、ゲーム内で仮想通貨「GMT」報酬を獲得できる機能を追加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

GMTがゲーム内で獲得可能に

フィットネスアプリ「STEPN」は27日、暗号資産(仮想通貨)GMTを獲得できるシステム導入に向けたアナウンスを行なった。

STEPNは、屋外でのウォーキング・ジョギング・ランニングを通じて報酬を獲得できるWeb3アプリ。

ゲームをプレイしてトークン報酬を得るためには、NFT(非代替性トークン)の靴を購入することが必要で、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)、バイナンスコイン(BNB)、イーサリアム(ETH)のいずれかが必要となる。

GMTは発行上限のあるガバナンストークン。発行上限がなく、日々大量に採掘されるユーティリティトークンのGSTと比較して市場価格は比較的高い水準を保っており、STEPNエコシステムにとって不可欠な役割を持つ。

また今回のGMTアーンの導入により、デジタルのNFT靴に備わった4つのステータスの内の1つ「Comfort」が、今後重要な意味を持つことになる。

関連:暗号資産を歩いて稼ぐ、フィットネス系NFTゲーム「STEPN」とは

これまでGMTを入手するためには、アプリ内ウォレットからスワップ(交換)するか、仮想通貨取引所で直接購入する必要があった。今回のアップデートに伴い、近日中にゲームプレイを通して入手可能となる。

GMT獲得するためには、最大レベルの30まで育成した靴が必要で、採掘量は靴の性能に大きく依存する。

GMTはレルム(ゲーム内経済圏)間共通のクラシックプールからの放出となるが、今後はより報酬期待値の高い「虹靴」プールが実装される見込み。

GMTの獲得レートは、アクティブユーザー数に応じて分単位で調整される。上限枚数は設けられないが、2年後にGMT自体の発行量が半減する。

関連:STEPNの「GMT(Green Metaverse Token)」とは|主な特徴と注目ポイントを解説

独自DEXも規模拡大

STEPNは、積極的な事業拡大を行っており、9月6日には香港に新オフィス設立の準備を進めていることが報じられた。

大手企業との提携も進めており、22年8月にはLINEの暗号資産(仮想通貨)ブロックチェーン事業を手がけるLINE Xenesis株式会社と覚書を締結し、スペインのプロサッカークラブ「アトレティコ・マドリード」とも提携している。

関連:STEPN経済圏を活性化させる、独自の分散型取引所『DOOAR』とは

エコシステムの拡大にも注力しており、今年8月には独自の分散型取引所(DEX)「DOOAR」をローンチ。DOOARはすでにソラナ基盤で最大のDEXにまで成長しており、7月初旬にはデイリーユーザー数77,000人規模に達した。

先日CoinPostが実施した動画インタビューはこちら。STEPNの共同創業者Yawn Rong氏自ら、今後のエコシステム拡大について展望を明かしている。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
12/04 月曜日
15:11
グレースケール、「GBTC」のビットコインETF転換についてブログで説明
米グレースケール・インベストメンツは公式ブログで、米国における現物ビットコインETFの承認は時間の問題であるとして、GBTCをビットコインETFとして、ニューヨーク証券取引所Arcaへ上場させることに注力していると強調した。
12:48
オーストラリア退職金ファンド(年金基金)、仮想通貨の保有額増加で900億円規模に
オーストラリア税務局は、退職年金を積立型SMSF(年金基金)の資産運用統計を発表。2019年以降の4年間で仮想通貨への投資額が大幅増加していることがわかった。
12:18
中国外相、ブロックチェーンやAI(人工知能)領域で日中韓協力を呼びかけ
中国の王毅外相は、日中韓外相会議で、ブロックチェーンや人工知能(AI)など最先端テクノロジー分野での三国の協力を呼びかけた。
11:41
ビットコイン1年半ぶり4万ドル水準へ、株式市場では「仮想通貨関連銘柄」が全面高に
暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコインETF(上場投資信託)の上場承認期待やFRBの利上げ終了観測が強まったことで、BTCは4万ドルの節目を1年半ぶりに上回った。米国株ではコインベース株が大幅上昇しているほか、マネックスやセレス株など関連銘柄に資金が集まった。
12/03 日曜日
11:30
米経済減速続けばビットコイン上抜けは時間の問題か|bitbankアナリスト寄稿
3.8万ドル付近を底堅く推移する今週のビットコインチャートを図解。国内大手取引所bitbankのアナリストが今後の展望を読み解く。オンチェーンデータも掲載。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|マイクロストラテジーのBTC買い増しに高い関心
今週は、マイクロストラテジーが仮想通貨ビットコインを買い増ししたニュースや、金持ち父さん著者ロバート・キヨサキ氏がビットコインなどの資産への投資を推奨していることを書いた記事が関心を集めている。
12/02 土曜日
16:25
エルサルバドルのブケレ大統領、2024年再選を見据え職務離脱へ
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン支持者で知られる、エルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領が総選挙キャンペーンのため職を離れる。再選を目指す中で、国内政治のチェック・アンド・バランスの弱体化と、国際関係への影響を探る。
14:00
2024年に半減期を迎えるビットコインは約1800万円到達、Matrixport分析
Matrixportによる暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格予測を深掘り。2024年に1835万円到達の可能性、歴史的なデータ分析、マクロ経済要因と地政学的影響を詳細に解説。ビットコイン投資の未来を探る。
13:00
米サークル社、「テロ資金調達への関与はない」
ステーブルコイン「USDC」を提供するサークル社は、公開書簡を米議員らに提出。テロ資金など不正金融への関与はないと強調した。
12:00
イーサリアム運用で高利回りを実現、Cegaのデュアルカレンシー戦略とは?
セガ・ファイナンスが新しいオプション戦略「デュアルカレンシー」を発表。暗号資産(仮想通貨)イーサリアム、stETH、USDCホルダーに向けて、年利22%以上の収益を提供。この戦略は、リスクを最小限に抑えつつ、市場での高い固定利回りを実現する。
10:45
コインベースCEOがBaseトークン発行を否定 ソラナなどの統合計画も
米仮想通貨取引所コインベースのCEOは、イーサリアムL2「Base」に関する展望について話した。独自トークンや取引高速化について説明している。
09:55
コインベース・マイニング株大幅高、ビットコイン年初来高値更新|2日金融短観
本日のNYダウは+294.6ドルと続伸し、債券市場は反発した。この日にパウエル連邦準備制度理事会議長の発言からトーンダウンが示唆され2024年にFRBが利下げに動くとの観測がますます広がった格好だ。
08:30
Starknet独自通貨の無料配布、スナップショット実施済み
仮想通貨イーサリアムのL2「Starknet」は今週SNSで出回っていたSTRKトークンのエアドロップのスクリーンショットの真贋を確認し権利獲得にあたるスナップショットはすでに実施されたことを明かした。
07:20
ビットコイン価格は24年に上昇加速か=グレースケールレポート
仮想通貨運用会社グレースケールは、2023年11月版の市況レポートを公開。2024年は複数の条件が重なることによって、ビットコインの価格に上昇圧力がかかる可能性があるとの見解を示している。
06:50
ビットコインETFの上場申請めぐり今週3社目のSEC面談、専門家が承認楽観視
米SECは、GBTCから現物型ビットコインETFへの転換申請について、今週29日に申請側のグレースケール(2度目)と会議を行ったことが判明した。仮想通貨ビットコインは年初来高値を更新した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア