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JPモルガンチェース、セルシウス元幹部を仮想通貨の規制部門に雇用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

セルシウスの元幹部を雇用

米金融大手JPモルガンチェースは、暗号資産(仮想通貨)融資企業Celsius Network(セルシウスネットワーク)の元幹部Aaron Iovine氏を雇用したことがわかった。

ビジネス向けSNSのLinkedInのページによると、JPモルガンチェースがIovine氏を雇用したのは今月。ポジションはデジタル資産に関する規制政策部門の幹部だ。同氏は2022年2月から9月まで、セルシウスネットワークの政策・規制部門のトップを務めていた。

同社に確認をとった「ブルームバーグ」によると、Iovine氏のポジションは新たに創設。入社したのは今週だと報じている。

米国部門のJPモルガンチェースやグローバル部門のJPモルガンは、ブロックチェーン事業に積極的だ。最近では9月、トークン化資産の取引ネットワーク企業Owneraが28億円の資金調達を行なったが、このラウンドにJPモルガンが参加していた。

関連:JPモルガン、トークン化資産関連企業の資金調達ラウンドに参加

一方、JPモルガンチェースのJamie Dimon CEOは、仮想通貨に否定的な見方をしていることで知られる。2017年には「ビットコイン(BTC)は偽物」と主張。2020年にも、ブロックチェーンは重要な技術だとしつつ、ビットコインは「好みではない」と語っている。最近では先月、議会証言で「仮想通貨は分散型のポンジスキーム」と形容したばかりだった。

関連:JPモルガンCEO、今も「ビットコインは好みではない」

Iovine氏の経歴

セルシウスネットワークは今年6月、「極端な市況」を理由に顧客資金の引き出し、仮想通貨のスワップや口座間の送付を停止。その後に財務状況が悪化していることが明らかになり、米連邦破産法11条(チャプターイレブン)に基づいた破産申請を行った。現在でも破産手続きが進められている。

関連:セルシウス、全ユーザーの取引履歴が赤裸々に

チャプターイレブンとは

日本の民事再生法に似た再建型の倒産法制度。経営を継続しながら負債の削減などを実施し、企業再建を行う。申請後に債権取り立てが停止され、債務者は負債の整理に取り組み、原則120日以内に再建プランを策定する。

▶️仮想通貨用語集

Iovine氏はセルシウスネットワークで政策や規制の業務を担当。他にも2021年1月から2022年2月まで米金融サービス企業Cross Riverで政策・規制部門のトップを務めるなど、インターン経験も含めて規制に精通しているとみられる。

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