Coin Metricsなどと提携
米金融大手ゴールドマン・サックスは仮想通貨指数プロバイダーMSCIおよび仮想通貨データ企業Coin Metricsと提携し、新たな仮想通貨分類サービスをローンチした。
ゴールドマン・サックスらが開発した分類システム「Datonomy」は機関投資家向けのサービス。3社がさまざまな銘柄を「クラス・セクター・サブセクター」という3つの大元カテゴリーに分けて、ベンチマーク作成やポートフォリオへの組み入れなどにも対応するよう開発したという。
We are thrilled to introduce datonomyᵀᴹ – a new classification system of digital assets made possible through the strategic collaboration of Coin Metrics, Goldman Sachs and MSCI.
— CoinMetrics.io (@coinmetrics) November 3, 2022
This new taxonomy is offered as a data service by Coin Metrics, Goldman Sachs and MSCI. pic.twitter.com/CDtVcYDaU1
現在Datonomyによって分類されたのは、デジタル通貨・ブロックチェーンインフラ・デジタル資産アプリケーション・オンチェーンデリバティブの4クラス。それぞれの傘下にはセクタおよびサブセクターが入っている。
ゴールドマンのデジタルプラットフォーム「マーキー」の戦略責任者を務めるAnne Marie Darling氏は「顧客が理解できる仮想通貨エコシステムの枠組みを立ち上げた。仮想通貨のパフォーマンス追跡とリスク管理に関連するサービスへの需要はますます高まっているところだ」と話した。
ゴールドマンは今年の6月に初めてイーサリアム(ETH)のデリバティブのOTC商品取引を実施した。
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