はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

アラメダの元CEOエリソン氏ら、刑事責任を認める SECも新たに起訴

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

FTX元幹部への刑事訴追

破綻したFTXの共同設立者Gary Wang氏と、姉妹企業Alameda Researchの元CEO Caroline Ellison氏が刑事責任を認めたことが21日に明らかになった。

ニューヨーク南部地区連邦検事のDamian Williams氏は動画声明で、両名が検察に協力していると表明。他の人物についても告発していく方針だとして、告発を恐れる者に事前に出頭するよう警告した。

FTXやアラメダで不正行為に加担した場合は、今が先手を打つ時だ。私たちは迅速に動いており、我々の忍耐は永遠ではない。

裁判所資料によると、Alameda ResearchのCaroline Ellison氏は、以下7件の起訴内容を認めており、最大で110年の懲役刑が科される可能性がある。

  • FTX顧客に対する電信詐欺の共謀
  • FTX顧客に対する電信詐欺
  • Alameda Research貸金業者に対する電信詐欺の共謀
  • Alameda Research貸金業者に対する電信詐欺
  • 商品取引詐欺の共謀
  • 証券取引詐欺の共謀
  • マネーロンダリング目的の詐欺と陰謀

Gary Wang氏は、以下4件の起訴内容を認めており、最大で50年の懲役刑が科される可能性がある。

  • FTX顧客に対する電信詐欺の共謀
  • FTXの顧客に対する電信詐欺
  • 商品取引詐欺の共謀
  • 証券取引詐欺の共謀

一方で、FTXのSam Bankman-Fried(SBF)前CEOは19日に、詐欺容疑で米国に身柄を引き渡されることに同意した。SBF氏を乗せた飛行機は既にバハマからニューヨークに向けて出発したことが確認されている。Sam Bankmanはできるだけ早く裁判官の前に出頭する予定である、とWilliams氏は述べている。

関連:米BitGo、FTX破綻直前にアラメダから出金要請を拒否

SECによる起訴

また、米証券取引委員会(SEC)は21日、Wang氏とEllison氏を証券取引法違反の疑いで起訴した。

SECの訴状によると、Ellison氏は複数年に渡ってFTXが発行した独自トークンFTTの価格操作で協力したほか、FTX顧客の資金を使って取引行為を行ってきた。また、Wang氏は、AlamedaがFTX顧客の資金を流用可能にするソフトウェアコードを作成したと見られている。

SECのGary Gensler委員長は以下のように述べている。

我々は、FTXの顧客資産を悪用してAlamedaを支え、信用取引の担保として計上する計画で、Wang氏とEllison氏が積極的な役割を果たしたと見ている。

FTXとは

SBF容疑者が率いていた仮想通貨取引所。2019年の創設後、急速に頭角を表し、業界最大手バイナンスに次ぐ大手取引所へと成長していた。その後に経営破綻し、今年11月に破産申請を行なっている。

▶️仮想通貨用語集

関連:FTXサム前CEO、米国への身柄引き渡しに同意=報道

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/24 金曜日
15:37
仮想通貨AIエージェント銘柄ai16zとは?特徴・購入方法まで解説
ソラナ AI Hackathonから生まれた注目トークン『ai16z』について解説。a16z提供の開発キット「Eliza」を活用したAIエージェントプロジェクトの特徴や、Raydiumなどソラナ系DEXでの買い方を紹介。AI×ブロックチェーンの新たな展開を探る。
14:00
JPモルガンCEOが銀行秘密法の欠陥を指摘 仮想通貨企業の口座解約の真相とは
米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、仮想通貨企業に対する口座解約措置は、銀行秘密法による制約によって余儀なくされたものだと指摘し、規制を見直す時期に来ていると主張した。
13:30
仮想通貨トロン(TRX)とは|今後の将来性とおすすめ取引所
仮想通貨トロン(TRX)の特徴や将来性、取引所情報を詳しく解説。高速な取引処理と低コストを実現する分散型プラットフォームとして、エンターテインメント分野での活用が進む注目の仮想通貨を紹介。
13:25
米SEC、仮想通貨カストディ事業の壁となる「SAB121」ルールを撤回
トランプ新政権下の米証券取引委員会が、仮想通貨カストディ事業への妨げになるとみられたガイドライン「SAB121」を撤回した。
12:00
仮想通貨トランプ(TRUMP)は「どこで買える?」買い方を初心者向けに解説
ソラナで発行されたトランプ大統領公式ミームコイン『TRUMP』について初心者向けに詳しく解説。Phantomウォレットやソラナ系DEXでの買い方、投資リスク、今後の見通しまで説明しています。
11:45
トランプ夫妻のミームコイン「TRUMP」「MELANIA」の保有層や利益は? チェイナリシスが調査
ブロックチェーン分析企業チェイナリシスが、ドナルド・トランプ夫妻のミームコインの購入者層と利益状況の実態を分析した。
11:25
バイナンスラボ、「YZi Labs」にリブランディング
仮想通貨取引所バイナンスから独立したBinance Labsは、YZi Labsにリブランディングする。バイナンス前CEOのCZ氏が、投資活動に積極的に関与するという。
10:45
ソラナ基盤のジュピター、エアドロップ実施 200万以上のアドレスが対象に
仮想通貨分散型取引所アグリゲーターJupiter(ジュピター)は23日、235万の対象ウォレットに7億JUPトークン(5億4600万ドル相当)を配布し始めた。
08:45
「ビットコイン戦略的備蓄」大統領令で市場乱高下|仮想NISHI
ルミス米上院議員がデジタル資産小委員会の議長に選出されたことが発表されると、期待が一部後退し反落したが、未明にトランプ大統領が仮想通貨の戦略的国家準備金に関する大統領令に署名したことで、再び上昇する展開に。
08:15
ビットコイン価格、過去サイクルと連動した推移示すか Glassnode分析
仮想通貨ビットコインの現在の価格推移は、過去のマーケットサイクル、特に2015年から2018年のサイクルと非常に似ている傾向にあると分析された。
07:50
トランプ氏、米国を仮想通貨の中心地にすると改めて表明
米国を仮想通貨とAIの中心地にするとドナルド・トランプ米大統領はダボス会議で演説。トランプ氏は選挙活動中から米国を仮想通貨の中心地にすると表明していた。
07:10
中国政府、PlusTokenから押収した3兆円相当のビットコインを売却か
中国政府が保管するする3兆円相当の仮想通貨ビットコインを売却し大きな売り圧力を与えた可能性が浮上した。
06:45
米CME、XRPとソラナ先物取引に関する情報を否定
米シカゴ・マーカンタイル取引所のベータ版ウェブサイトで、XRPとソラナの先物取引契約に関する情報が誤って公開されたことが判明した。
06:15
ビットコイン価格乱高下、ルミス米議員の発表を受け
シンシア・ルミス米上院議員の昨夜の仄めかしにより、ビットコインの価格が一時的に106,000ドルまで急騰したが、その後発表される内容が国家のビットコイン戦略的準備金の計画とは無関係であることが判明し、価格は反落した。
05:50
トランプ大統領、仮想通貨の戦略的国家準備金に関する大統領令に署名
トランプ米大統領は24日、仮想通貨市場に関する大統領作業部会を設立する大統領令に署名した。この作業部会は、ステーブルコインを含むデジタル資産の連邦規制の枠組みを開発し、「戦略的国家デジタル資産備蓄」の作成を評価することを目的としている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧