はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NYダウ一進一退、シルバーゲート銀は時間外で暴落|2日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

3/2(木)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:32,661ドル +0.01%
  • ナスダック:11,379ドル -0.6%
  • 日経平均:27,516円 +0.25%
  • 米ドル/円:136.2 +0.03%
  • 米ドル指数:104.4 -0.4%
  • 米国債10年:年利回り3.9 +2%
  • 金先物:1,843.9ドル +0.4%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:23,397ドル +1.1%
  • イーサリアム:1,642ドル +1.6%

本日のニューヨークダウは横ばいで推移し前日比+5.14ドルで取引を終えた。ナスダックは-0.6%下落した。NYダウの2月の騰落率は-4.19%で1月の上昇分を消した。

経済指標

昨夜発表の米2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)は47.3と予想の48を下回り速報値の47.8から下方修正された。同日発表の2月ISM製造業景況指数は47.7と6カ月ぶりに上昇。しかし、予想の48より低く1月の47.4からやや上昇したものの、4カ月連続の50以下となった。「50」が経済活動の拡大と縮小の境目を示す。

また、雇用指数は49.1と、50.6から低下し人員数の減少が示唆されたが、同指数は変動が大きく雇用統計の適切な目安とは見なされていないようだ。なお、仕入れ価格の指数は51.3と、2カ月連続で上昇した。不安定な需要と高止まりのインフレ圧力を背景に、製造業活動は依然として収縮領域にとどまった。今回の2指標がインフレ鈍化のあらたな証拠となったか。

要人発言

アトランタ連銀のボスティック総裁は1日に、「政策金利を5-5.25%に引き上げ、2024年もしばらくその水準で維持する必要があると考える」と指摘。5-5.25%は今年の1月までに市場参加者らが予測していたターミナル・レートだった。2月に発表された多くの経済指標が根強いインフレ率を示したことから、早期利下げへの観測は後退し、5月以降の利上げの可能性さえ出てきている。

また、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は同日に、3月のFOMC利上げ幅について25bpか50bpにオープンマインドの姿勢を示しており、「賃金の伸びはFRBの2%インフレの目標と整合するには高過ぎる」と指摘し、インフレ抑制が引き続きFRBの最優先課題だと発言した。

製造業部門の仕入れ価格上昇による物価圧力の高まりの兆候を受けて米金利先物市場で、FRBが9月までに政策金利を5.5─5.75%に引き上げるという観測が強まった。

3月経済指標(最初の2週間)

  • 3月3日23時45分(金):2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 3月3日23時45分(金):2月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 3月8日22時15分(水):2月ADP雇用統計(前月比)
  • 3月10日22時30分(金):2月平均時給(前月比)・2月非農業部門雇用者数変化(前月比)

関連世界の投資家が注目する米金融政策決定会合「FOMC」とは|分かりやすく解説

仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース|64.6ドル(-0.25%/+10.7)
  • シルバーゲート・キャピタル|13.5ドル(-2.7%/-5.6%)
  • マラソン・デジタル・ホールディングス|6.5ドル(-8.3%/-2.4%)

シルバーゲート・キャピタル銀は1日に、年間レポート「10-K」についてSECへの提出を延期すると発表し、SECに「自己資本が不足している可能性がある」と伝えた。「当社は現在、当社に関して係属中の特定の規制当局およびその他の照会や調査について分析を行っている」と説明した。延期の発表を受けて、株価は時間外で-27.8%と暴落している。

関連仮想通貨投資家にもオススメ、お得な株主優待「10選」

関連日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

今週のGMラヂオ

第10回GM Radioは、本日3月2日(木)の15:00から「CP_Global」のTwitterスペースで配信予定。今回はゲストに、FireblocksでAPAC(アジア太平洋)部門のトップと金融市場部門の幹部を務めるStephen Richardson氏を招待する。

関連「GM Radio」次回は仮想通貨業界のユニコーン企業Fireblocksが参加

月曜日のGMラヂオ

コインポストグローバルは27日の昼に第9回GMラヂオを開催した。今回は「Building on Bitcoin(ビットコイン上での構築)」をテーマに、Lightning VenturesのマネージングパートナーであるMike Jarmuz氏と対談した。

関連「GM Radio」 ビットコイン特化のVC「Lightning Ventures」が参加

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/26 金曜日
16:00
リトアニア、仮想通貨ライセンス義務化へ 申請低迷
リトアニア中央銀行が仮想通貨事業者にMiCAライセンス取得を義務化。2025年12月31日以降、無許可運営には罰金や最長4年の禁錮刑。370社以上が登録するも申請はわずか30社で全体の1割未満。同国はEU内でMiCAゲートウェイとしての地位確立を目指す。
15:05
仮想通貨投資への期待高まる、税制改正で約5割が投資拡大を検討=ビットバンク調査
ビットバンクが発表した2025年仮想通貨投資実態調査によると、2026年の市場期待として「税制改正」が34.3%で最多。税制が20%の申告分離課税に変更された場合、約5割が投資拡大意向を示した。知識不足が投資の障壁だが心理的ハードルは低下傾向。
14:01
ユニスワップ重大提案が圧倒的に可決 1億UNIバーンと手数料スイッチ起動へ
ユニスワップのUNIfication提案が賛成票1億2500万票超で可決。国庫から1億UNIをバーンし、プロトコル手数料を起動。取引量増加が供給減少に直結するデフレ型モデルへ転換。
14:00
ステーブルコインとは|市場規模・取引量・主要銘柄と規制の行方
ステーブルコインとは、価格が安定するよう設計されたデジタル通貨。本記事では仕組み・種類(USDT/USDC/JPYC等)・市場規模・リスク・将来性・国内での買い方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
13:50
フィリピン当局、未登録取引所への取り締まり強化 コインベースなどアクセス遮断
フィリピン規制当局が無登録の海外仮想通貨取引所50社へのインターネットアクセス遮断を命じた。コインベースやジェミニも対象になっている。
13:20
ST市場効率化目指す、SBI新生銀行ら6社が新たな決済実証を開始 預金のトークン化で
SBI証券、大和証券、SBI新生銀行ら6社がトークン化預金DCJPYを利用したセキュリティトークンのDVP決済の実証に関する協業を開始した。
13:00
イオレ、仮想通貨レンディング「らくらくちょコイン」の事前予約開始
東証グロース上場のイオレが暗号資産レンディング「らくらくちょコイン」の事前予約を開始。年利8%〜、約1万円から利用可能。2026年1月下旬の正式リリースを予定し、事前登録者には4月まで13%の特別料率を適用する。
12:50
クシム、社名を「HODL 1」に変更 Web3・仮想通貨トレジャリー事業へ転換
東証スタンダード市場上場のクシムが社名を「HODL 1」に変更すると発表した。Web3・仮想通貨トレジャリー事業を中核とする企業へ転換。
12:25
国内衣料上場企業ANAP、15億円で109BTC追加購入
衣料品販売のANAPホールディングスが15億円で仮想通貨ビットコインを追加購入し、総保有量が1346BTCに達したと発表した。
11:37
中国環境省、環境管理にブロックチェーンなど先端技術を導入
中国生態環境部が12月25日、ブロックチェーン、AI、ビッグデータを環境管理に統合する方針を発表。全国炭素排出権取引市場ではデータ改ざん防止に既に活用。中国は仮想通貨を規制する一方、ブロックチェーン技術応用は国家レベルで積極推進。
10:36
パンテラ専門家の2026年仮想通貨12大予測 DAT企業統合や量子パニックなど
パンテラ・キャピタルのジェイ・ユー氏が2026年の仮想通貨業界12大予測を発表。AI技術の浸透、DAT企業の統合、トークン化ゴールドのRWA主役化、ステーブルコイン決済の拡大、量子コンピューターによるBTC懸念など、注目のトレンドを解説。
10:02
2025年仮想通貨デリバティブ市場レポート、取引高1300兆円突破=コイングラス
コイングラスが2025年の仮想通貨デリバティブ市場に関するレポートを公開。ETFやDAT企業などへの機関投資家による投資が加速したと分析している。
08:54
ビットコインの買い方をやさしく解説|初心者の不安を解消【図解】
ビットコインは500円から購入可能。スマホと本人確認書類があれば最短当日から取引開始できます。口座開設の手順、おすすめ取引所の比較、初心者が押さえるべき投資の心構えまで図解でわかりやすく解説。
06:55
トラストウォレットで9億円以上不正出金、数百人のユーザーが被害か=報告
オンチェーン探偵のザックXBT氏が、トラストウォレットの複数ユーザーから資金の不正流出報告があったと明らかにした。クローム拡張機能のアップデート後に発生し最低でも600万ドル以上が盗まれたと推定。
06:40
金融庁、仮想通貨の担当部署を「課」に昇格へ
金融庁は、2026年7月の次期事務年度に仮想通貨の担当部署を「課」に昇格させる方針を固めたことがわかった。金融サービス変革への対応能力を強化する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧