はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

コインベース、米国外にも仮想通貨の取引拠点を創設か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米国外に取引拠点創設か

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは、米国外に取引拠点を創設することを検討していることがわかった。3名の情報筋の話として「ブルームバーグ」が17日に報じた。

現在、投資企業やマーケットメイカーといった企業のクライアントと話をしている模様。背景には米国の規制があるとみられ、グローバルな顧客向けに他の拠点を探している。一方で、実際に別の取引プラットフォームを創設するのか、またどこに創設するのかは決まっていないという。

マーケットメイカー

常に市場で取引が円滑に行えるようにするために、資産を継続的に売買して流動性を提供している業者のこと。日本語で「値付け業者」とも呼ばれる。

▶️仮想通貨用語集

今回の報道について、仮想通貨メディア「CoinDesk」は、コインベース担当者の以下のコメントを掲載している。

仮想通貨をグローバルに普及させていく中で、地理的な選択肢を調査し、規制の厳しい政府と話も行っている。

コインベースは今年1月、日本の仮想通貨取引サービスを停止することを発表。一方で、公式ウェブサイトによると、現在は欧州やアジアなど100超の国でサービスを提供している。

関連仮想通貨取引所コインベースとは|投資家向け情報と注目ポイント

米規制を批判

米国に限らず、昨年のテラ騒動やFTXの破綻などを受け、仮想通貨に対する規制当局の監視は世界で厳しくなった。そして、その後に米国では、仮想通貨関連企業と取引があった銀行が相次いで破綻している。

関連仮想通貨市場に激震、アラメダショックとFTX騒動の動向まとめ

この銀行の破綻について、米当局の対応の速さを評価する声がある一方で、その対応の速さに仮想通貨業界を抑え込もうとする意図があるのではないかとの見方も上がった。

関連米下院議員、FDICに疑問呈す シグネチャー銀行閉鎖めぐり

また米国では、有価証券問題への懸念も残されている。米証券取引委員会(SEC)が明確な基準を示さないまま、ステーキングサービスなどに対して取り締まりを継続。特定のサービスや銘柄が有価証券とみなされて規制下に置かれれば、投資家保護が強化されるというメリットがある一方で、有価証券の登録手続きや報告義務が必要になり、仮想通貨企業にとっては負担が増えるというデメリットがある。

関連米NY当局、仮想通貨取引所KuCoinを提訴 イーサリアムは有価証券と主張

コインベースのポール・グレウォル最高法務責任者は15日、仮想通貨メディア「Decrypt」のポッドキャストに出演し、米SECの規制対応には問題があると主張。そして、SECの取り締まりが米企業の海外流出を招くとの懸念があることについて以下のようにコメントした。

世界の他の地域では、我々が仲間だと考えている地域でも、全く異なる会話が行われている。

関連米コインベース、「未登録証券は取り扱っていない」

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/16 日曜日
16:22
金融庁、暗号資産105銘柄の「金融商品」扱いを検討 金商法適用へ=報道
金融庁は暗号資産に金融商品取引法を適用し、交換業者が取り扱う105銘柄に情報開示とインサイダー取引規制を導入する方針。税率は最大55%から株式と同じ20%への引き下げを検討。2026年の通常国会で改正案提出を目指す。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、XRP現物ETFの米上場や世界初のZcash保有企業の91億円調達など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナ、ジーキャッシュといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、下値余地残すも反発は時間の問題か|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC相場は1530万円周辺で推移。米政府機関閉鎖解除後もハイテク株軟調で上値重い展開。12月FOMC前の経済指標不足が懸念材料に。一方、STH損失レシオが95%超となり売られ過ぎの水準。オプションOI分析では9.5万ドルがターゲットに。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米史上最長の政府閉鎖終了に高い関心
今週は『金持ち父さん貧乏父さん』著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン・金・銀の価格予想、堀田丸正のBitcoin Japanへの社名変更、米政府の閉鎖終了に関する記事が関心を集めた。
11/15 土曜日
13:55
続落するイーサリアム、長期保有者が1日4.5万ETH超を売却=グラスノード
グラスノードによると、イーサリアムの3年から10年保有者が1日あたり平均4万5000ETH超を売却している。イーサリアム現物ETFも13日に2億6000万ドルの純流出を記録し売圧を高めている。
13:20
リミックスポイント決算発表、仮想通貨評価益で売上高が大幅増加
リミックスポイントが2025年4~9月期決算を発表した。仮想通貨評価益で売上高が大幅増加している。同社はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を財務資産として蓄積している。
13:00
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者、ステーブルコインの展望を語る|CoinPostインタビュー
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者ニシント・サンガヴィ氏がCoinPostの独占インタビューに応じ、ステーブルコイン決済戦略の拡大、CBDCとの共存、米国ジーニアス法の影響について詳しく語った。4つのステーブルコインと4つのブロックチェーンをサポートし、2億2,500万ドル超の決済を実現。今後5年間のアジア太平洋地域におけるデジタル通貨の展望と、Visaが果たす役割について解説。
11:15
テクノロジー大手アリババが預金トークン決済を開発 中国当局のステーブルコイン懸念に対処か
中国アリババが預金トークン決済システムを開発している。当局によるステーブルコイン規制を回避することも背景とみられる。AI活用サービスも発表した。
10:30
ビットコイン急落、45日ルール通過とFOMC利下げ見送り観測で売り圧力が最大化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは足元で強い売り圧力に晒されているが、ヘッジファンドの45日ルール通過により解約売りの終了が期待される。ビットコイン長期保有者が直近1カ月で12兆円相当のBTCを売却したことは心理を悪化させていた。
09:50
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、売上高99億円に増加 決算発表 
トランプ一族の仮想通貨マイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が2025年7~9月期決算を発表した。前年同期比で黒字転換し、ビットコイン保有量は4,090BTCに到達している。
09:35
ジャック・ドーシーのCash App、ステーブルコイン決済機能を導入
決済アプリのキャッシュアップがステーブルコインの送受信機能を含む11の新機能を発表した。ライトニングネットワークを使用したビットコイン決済機能も拡充している。
08:50
ソニー銀行の米銀免許申請、通貨監督庁にICBAが否認を要求
ソニー銀行が米国で信託銀行の国家免許を申請したことについて、米組織ICBAが強く反対すると表明。通貨監督庁に書簡を送付して反対理由を説明し、ソニー銀行の申請を認可しないように要求した。
07:45
バイナンス、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」を取引担保として受け入れ
仮想通貨取引所バイナンスがブラックロックの「BUIDL」を取引所外担保として統合した。BUIDLはBNBチェーンで新シェアクラスも立ち上げる。
06:50
ビットマイン、45億円相当のイーサリアムを追加購入 新CEOにHSBC元幹部を任命
ビットマインが3000万ドル相当の仮想通貨イーサリアムを追加購入した。同社は新CEOにHSBCアジアTMT投資銀行部門の元責任者を任命した。
06:25
ビットコイン長期保有者が1カ月で12兆円相当BTCを売却、初期投資家も2400BTCを取引所へ送金
ビットコインの長期保有者が過去1カ月で約81万5,000BTCを売却し、2024年1月以来の高水準となった。初期保有者のオーウェン・ガンデン氏も2400BTC以上を売却している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧