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ゲーム特化型チェーンOasys(OAS)、SBI VCトレードに上場へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

オアシス(OAS)の国内上場2例目

ゲーム専用ブロックチェーンプラットフォーム「Oasys」のネイティブトークン「オアシス(OAS)」の上場が、国内の暗号資産取引所SBI VCトレードにて確定したことが30日、明らかとなった。

予定上場日は5月31日(水)で、OASトークンの国内での取り扱いは、bitbankに次いで2つ目の取引所となる。

シンガポールに拠点を置く開発企業Oasys Pte. Ltdが推進するOasysプロジェクトは、今年の3月にSBI VCトレードとの提携を公表していた。この提携は、Oasysが発行するOASトークンおよび「Oasys ネットワーク」の日本国内での普及を目指すもので、両者が共同で取り組む方針を示していた。

今回の上場に加えて、SBI VCトレードが提供する「SBI Web3ウォレット」のOasys ネットワークへの対応も近く完了する予定だ。これにより、同ウォレットの自動円転換機能によって、ユーザーはOASトークンと日本円を自由に交換できるようになる。特に、これによりブロックチェーンゲーム内のアイテムNFT(ノン・ファンジブル・トークン)を日本円だけで取引するといった、新たなユーザー体験(UX)が可能になる見込みだ。

OasysとSBI VCトレードの今後の連携展望としては、NFTマーケットプレイスのSBINFT Marketへの対応や、国際的マーケットメイカーであるB2C2での流動性供給などが含まれている。多角的な協力を模索していく方針。

Oasysはまた、国内ユーザーのOASトークンに関する取引方法の選択肢を充実させるべく、国内外の取引所へのさらなる上場を目指す意向を示している。

関連:SBI VCトレードがOasysと業務提携、国内普及に向けた取り組みを支援

SBI VCトレードは、インターネット総合金融グループ「SBIグループ」の100%子会社。暗号資産交換業者及び第一種金融商品取引業者として、現物取引(販売所・取引所)に加えて、レバレッジ取引や積立暗号資産、ステーキングなど様々な取引サービスを提供する。ビットコイン(BTC)やXRP、イーサリアム(ETH)、カルダノ(ADA)、ドージコイン(DOGE)、ソラナ(SOL)など全16銘柄以上の取引が可能。

Oasysとは

Oasysは、「Blockchain for The Games」をコンセプトに、ゲーム系IP(知的財産)ホルダーとゲーマー向けに構築されたブロックチェーン。合意形成アルゴリズムPoS(プルーフオブステーク)を採用し、これまで大きな課題となっていたゲームプレイヤーの取引手数料(Gas代)無料化や取引処理の高速化を掲げる。

関連:初心者でもわかる「Oasys(OAS)」とは|特徴や仕組みを解説

Oasysプロジェクトには国内最大手のゲーム企業、Web3関連企業が参画しており、提携企業21社には、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコ研究所、GREE、bitFlyerやAstarなどが含まれる。2月にはソフトバンクがOasysネットワークのバリデータ(検証者)として参画。4月3日から、国内取引所bitbankでオアシス(OAS)の取り扱いが開始された。

関連:国内初上場、bitbankがゲーム特化型チェーンOasys(OAS)の取り扱いを発表

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