WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

CPI通過で株指数上昇もビットコイン冴えず、大幅下落のBNBは急反発

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

13日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日比145ドル(0.43%)高と6日続伸。ナスダック指数は111ポイント(0.83%)高で取引を終えた。

インフレ指標であるCPI(米消費者物価指数)結果が市場予想を下回ったことを受け、FRB(米連邦準備制度)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとの見方が強まった。

金利先物市場では、利上げ停止予想が前日の79.1%から急進。現在では95.4%織り込んだ。

関連:米CPI、21年3月以来の低い伸び 米国株続伸|14日金融短観

関連:仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコインは前日比0.52%安の25,986ドルに。

BTC/USD 日足

アナリストのTony The Bull氏は、「ビットコインはナスダック株式市場に出遅れている」と指摘した。米国の主要株価指数であるS&P 500は52週ぶりの高値を更新した一方、ビットコイン相場はここのところ低迷している。

月足チャートの相関係数は「0.85」と極めて強い相関を示しているが、昨今の米国の暗号資産規制見通しに関する不確実性が重石となり相関は乖離しつつあった。

昨今の米SEC(証券取引委員会)によるアルトコインの有価証券指定や暗号資産(仮想通貨)取引所訴訟を受け、投資家の多くはアルトコインのエクスポージャーを減らし、法定通貨やビットコインの割合を増やしているものと見られる。

機関投資家は離脱傾向

資産運用会社CoinSharesの週次レポートによれば、暗号資産(仮想通貨)投資信託などのデジタル資産に対する機関投資家の資金フローは、8週連続の流出超過となった。

CoinShares

8週間の総流出額は4億1,700万ドルに達した。内、ビットコインは運用資産(AuM)総額の1.2%に相当する2億5,400万ドルだった。

アルトコインの悪材料でビットコインの支配率を示すBTCドミナンスが2年ぶりの50%水準まで上昇する中、機関投資家は暗号資産市場そのものから撤退していることを示唆している。

アルトコイン市場

XRP価格が上昇する場面があった。

2018年6月に元SEC法人部門金融局長のウィリアム・ヒンマン氏が行った講演に関するヒンマン文書が、裁判所の開示命令により公開された。

ヒンマン氏は、2017年よりSECの企業金融部門のディレクターを務め、仮想通貨の規制ガイダンスを考案した第一人者だ。

同公演では、「より分散化したネットワークを持つ仮想通貨は、有価証券の性質が低い」との見解を示し、ビットコインとイーサリアムについて「有価証券には分類すべきではない」などと言及していたが、個人的見解でありSECの公式ガイダンスには該当しない。

米SEC(証券取引委員会)は2020年12月、未登録証券としてXRPを販売したとしてリップル社の提訴に踏み切り、裁判で争っている。

関連:米SECが提訴した「リップル裁判」まとめ(20年12月〜23年4月)

また、米SEC(証券取引委員会)のバイナンス.USに対する資産差し止め請求を米連邦裁判所判事が却下。規制当局と調整しながら、バイナンス米国部門が事業を継続することを許可したことなどを受け、急落していたBNBが前日比7%以上反発した。

BNB/USD

BNBはバイナンスのネイティブトークン。バイナンス提訴の影響を受け、先物市場ではBNBのOI(未決済建玉)が年初来最大まで膨らんでいた。

関連:1年を切った次回ビットコイン半減期へのカウントダウン、市場動向と専門家の予測は?

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/31 土曜日
14:02
仮想通貨犯罪追跡大手チェイナリシス、不正アクセス被害に
仮想通貨分析大手チェイナリシスが30日、顧客のユーザーIDや氏名などへの不正アクセスを公表した。10月には日本の佐川急便や米国のオラクル・ヘルスを含む数百件の個人情報漏えいも確認されている。
13:45
米クラリティー法案が再び焦点に、バイナンス被害で資産凍結の法的保護めぐり論争広がる
仮想通貨取引所バイナンスで約63億ドル(1兆円超)の被害が出たハッキングを受け、ルミス上院議員は、クラリティー法案が成立していれば不審な取引を凍結できたと主張した。これに反論も出ており、業界団体は取引所の連邦監督を議会に求めている。
13:10
テザー社、USDT準備金の超過分が1兆円超えに回復 6月末から約2倍に
ステーブルコインUSDTを提供するテザー社は、7~9月期の準備金保証報告書を公表した。9月末の超過準備金は79.5億ドルで6月末から約2倍になっている。
11:02
ハイパーリキッドの収益源多角化、USDC準備金利回りなどの割合増加=レポート
グレースケールによると、ハイパーリキッドのコア取引手数料は9割超から約6割に低下し、HIP3や準備金利回りなど様々な部門からの収益が前年から倍増している。
10:20
東証上場イオレ、保有151.21ビットコインを全量売却へ AIデータセンター投資に充当
東証上場のイオレは30日、ビットコイン151.21BTCの全量売却を決議した。売却見込額は18億3,100万円、売却損は約2億5,400万円の見込みで、代金はAIデータセンター事業関連投資に先行して充てる。
09:20
北朝鮮ハッカー、バイナンス1兆円窃盗の大半をわずか約20分で実行 秘密鍵に頼らず署名悪用
バイナンスで1兆円相当の資産が流出し、大半が約20分に集中したことが判明。分析会社は秘密鍵の盗難・漏洩ではなく署名の仕組みへの侵害と指摘し、EIP-7702が悪用された手口を踏まえ、承認ルールの独立判定などの対策を挙げた。
07:32
米CFTC委員長、バイナンス被害めぐり仮想通貨取引所が選べる伝統金融並みの保護を提案
米商品先物取引委員会(CFTC)のセリグ委員長は30日、バイナンスで29日に起きたハッキングを受け、仮想通貨取引所が任意で連邦登録できる選択肢を設ける考えを示した。米国のデリバティブ市場と同じサイバー対策などが適用される。
07:05
米仮想通貨関連株が全面安、1兆円規模のハッキングも市場全体への脅威は限定的とアナリストが見解
30日の米国株式市場ではバイナンスの1兆円不正流出事件を受けて、コインベースが10.62%、サークルが9.3%下落した。ウォール街の3社は市場全体の脅威になる根拠は乏しいとみている。
06:20
トランプ大統領、バイナンス1兆円被害めぐり北朝鮮関与の可能性を調査中
トランプ大統領は30日、仮想通貨取引所バイナンスのハッキングに北朝鮮のハッカー集団が関与したか調べていると話した。チェイナリシスは1兆円近くのハッキングは北朝鮮によるものだと強く確信している。
06:05
バイナンス、ハッキング被害の補償に約1兆円を確保
バイナンスは31日、ハッキング被害の補償に自社資金63億4000万ドル超を確保したと明らかにした。被害額の約80%分は流出と同じトークンで保有しており、残りも買い付けを進めている。
10/30 金曜日
21:25
SBI VCトレードとビットバンク、バイナンスの暗号資産流出で顧客資産に影響なし
SBIホールディングスが30日、バイナンスの暗号資産不正流出事案について、子会社各社のバイナンスに対するエクスポージャーは現時点で限定的で、連結業績への影響はないと発表した。SBI VCトレードとビットバンクの顧客資産への影響もない。
19:10
バイナンス、ハッキング調査で複数の侵入箇所が判明
バイナンスは30日夕方、仮想通貨の流出事件で他の侵害箇所が見つかったと公表した。出金サービスは45時間後の再開に向けて予定通りに進んでいるという。
17:29
レジャーに続きトレザーでも不正部品の報告 東南アジア販売店経由
ハードウェアウォレット大手トレザーは30日、東南アジアの販売店クリプトビリスが売ったSafe 5に不正部品が組み込まれていたとの報告を公表。同店で3月以降に購入した利用者に新しいリカバリーフレーズでの資金移動を求めた。レジャーの改ざん事件に続く報告。
16:45
フランス上院、仮想通貨の税務報告枠組み「CARF」合意の法案可決
フランス上院は、仮想通貨の税務情報を各国当局と交換する枠組み「CARF」を承認する法案を可決した。次は国民議会で審議され、成立すれば2027年に交換が始まる見込みだ。
16:44
金融庁、海外8地域の金融制度調査を公表 ステーブルコイン規制も整理
金融庁は30日、米欧中など8カ国・地域の金融制度に関する委託調査を公表した。暗号資産交換業者を扱う節では、米ジーニアス法やMiCA規則、中国が2月に出したRWA禁止の新通知まで、各地の暗号資産・ステーブルコイン規制を整理している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧