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米フィデリティが現物型ビットコインETF申請へ Sui財団がステーキング報酬の売却を否定|28日朝の重要速報まとめ

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28日朝の重要速報まとめ

日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。

フィデリティ ビットコインETF申請準備(注目度:★★★★☆)

米金融大手フィデリティ(Fidelity)は、現物型ビットコインETFの申請を進めていることが報じられた。

同社は2021年にも申請を試みたが、SECに非承認された経緯がある。今回はブラックロックやWisdomTreeのように、SECが指摘してきた「現物ビットコインに関連した規制市場との監視共有協定の欠如」に対応した構造が導入される可能性が高い。

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Sui財団 トークン売却を否定(注目度:★★★★☆)

Suiブロックチェーンの開発関連団体であるSui財団はロックされているSUIトークンのステーキング報酬をバイナンスで売却しているとの指摘を否定した。

ことの発端は、トークンリリーススケジュールが欠如しながらも財団は5月31日にバイナンスにステーキング報酬の625,000 SUIトークンを送金したとのユーザーからの指摘だった。Sui財団は28日の声明で、「バイナンスまたはその他の方法で、ロックされ循環していないステーキングされたSUIから、ステーキング報酬またはその他のトークンを販売していない」と表明し、「言及された特定の取引は、契約上のロックアップの対象となる支払いであった」と説明した。

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Prime Trust 経営破綻(注目度:★★★★☆)

先日財政状況が悪化したとされる仮想通貨カストディ企業Prime Trustについて、米国ネバダ州金融機関局はその管財人となると裁判所に申請した。事実上破綻したとみられる。

ネバダ州金融機関局の書類によると、Prime Trustは顧客に返済する資金が足りず、一部のウォレットへのアクセスができなくなった。具体的には、顧客に支払うべき現金に関しては8,500万ドル以上だが、現金に関しては約300万ドルしか残っておらず、仮想通貨に関しては6,900万ドル相当を顧客に支払わなければならないが、現在の在庫は約6,800万ドルであるという。

ステーブルコイン「TUSD」の発行企業TrueUSDはPrime Trustを利用していたが、先日エクスポージャーはないとの声明を出した。しかし、最近バイナンスによって発行されたTUSDの裏付け資産の保管にPrime Trustが関わっているのではないかとの懸念は高まっているようだ。

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香港の仮想通貨コンソーシアムHKVAC 仮想通貨インデックスを発表(注目度:★★★☆☆)

香港の仮想通貨市場を促進する民間組織「HKVAC」は仮想通貨取引所が参考するためのインデックスを発表した。Wu Blockchainが27日に報じた。

インデックスには、BTC、ETH、ステーブルコインだけでなく、WBTC、BTCB、stETH、BCH、LTC、BNB、MATIC、ADA、ATOM、FIL、NEAR、ALGO、ICP、XRP、DOGE、DOT、WTRX、SHIB、TRX、LINK、LEO、XMR、XLM、OKB、LDO、HBAR、VET、QNT、FTM、EOSも含まれる。また、近いうちにリスク加重のインデックスも公開するという。

香港の金融局は、個人投資家の取引できる銘柄は2つ以上のインデックス(指数)に入っていることを条件としている。

Azuki 「Elementals」ミントで3,800万ドル売上(注目度:★★★☆☆)

NFTコレクションのAzukiは新たなコレクション「Elementals」のミントで3,800万ドル売り上げたことがわかった。

「Elementals」は先週の米ラスベガスのイベントで発表されたAzukiの拡張コレクションで、20,000点からなる。ミント価格は2 ETHで、パブリックセールの前に、AzukiとBEANZの保有者優先セールで完売した。現在のフロア価格は1.65 ETHで、販売価格を下回っている。

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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
09:45
3兆円運用の米ミシガン州の退職年金、10億円以上のビットコイン現物ETF保有
仮想通貨ビットコインの現物ETFに対する米国の年金基金からの需要は増加傾向にある。運用資産総額3兆円に相当するミシガン州の退職年金はウィスコンシン州とニュージャージー州のジャージー市の年金基金に続き、ビットコインETFの株を保有していることを報告した。
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
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Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
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PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
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ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
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BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。

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