WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Ondo Finance、RWAトークン「USDY」をイーサリアムL2「Mantle」にローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

RWAトークンで利回り提供

金融サービス企業Ondo Financeは8日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のL2「Mantle Network」に、利回りを提供するトークン「USDY」をネイティブでローンチしたことを発表した。

USDYは米短期国債を裏付け資産に持つRWA型のトークンで、現在保有者は5.1%の年間利回りを得ることができるという。本記事執筆時点では、米2年債の利回りが4.9%超である。

RWAとは

「Real World Asset(現実資産)」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債権等の有価証券などが含まれる。

▶️仮想通貨用語集

関連:現実資産トークン化に投資家の関心が集まる理由、リアルワールドアセット(RWA)とは

Ondo FinanceがUSDYを発表したのは今年8月。USDYの価格は米ドルに紐づけられるが、一般的なステーブルコインとは違い、利回りを生んだり、Ondo Financeが倒産しても償還したりできるなどの特徴があると説明した。なお、USDYは規制の関係で米国では利用できない。

関連:米Ondo Finance、米国債と銀行預金担保のUSDY発行 ステーブルコインに対抗

公式XにOndo Financeが投稿している「The Block」の記事によると、USDYはイーサリアムの規格「ERC-20」で発行されており、アップグレード可能なトークン。利回りを生むだけでなく、Mantle Network上のDeFi(分散型金融)プラットフォームで利用することもできる。

Ondo Financeは今後数週間で、USDYをラップするリベース型のトークン「mUSD」をローンチする計画もあるという。

今回のローンチに合わせ、Mantle Networkの幹部は以下のようにコメントした。

RWAは、Mantle Networkの広範なDeFiエコシステムに持続可能な金利を提供するために重要な役割を果たすことが期待されている。

これから流動性が高くてアクセスしやすいエコシステムを構築し、ユーザーにはUSDYとmUSDをステーブルコインのように使ってもらって、なおかつ仮想通貨ウォレットからRWAである米国債の金利を得て欲しい。

RWAの需要の高まり

米資産運用最大手ブラックロックが「トークン化は市場における次の革命」と評価するなど、ブロックチェーン上におけるRWAのトークン化には最近大きな注目が集まっている。トークン化資産の市場は2030年までに約2,400兆円(16兆ドル)規模になるという試算もある。

ブロックチェーン業界を越えて従来の金融大手も関心を寄せており、例えばJPモルガンは技術の活用に積極的だ。

先月には同社がブロックチェーン基盤の担保決済システムの稼働を開始したことが明らかになっている。この時はブラックロックのマネー・マーケット・ファンド(MMF)の1つをデジタルトークン化し、デリバティブのOTC取引の担保として、英金融大手バークレイズに送信した。

今後は、JPモルガンの顧客が、株や債券など他の資産も担保に使えるように拡充していくという。

関連:RWAトークン化推進へ ブラックロックMMFの担保決済開始 

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/02 金曜日
16:11
IMF、エルサルバドルに1.38億ドル ビットコイン巡る基準未達を免除
IMF理事会は1日、エルサルバドル向けEFFの第2・3次審査を完了し、約1億3,800万ドルの拠出を承認した。ビットコイン蓄積に関する基準未達は是正措置を条件に免除。追加蓄積は寄付分を除き想定せず、Chivoの民営化も進んだ。
15:41
ビットコイン利確が年初来最大、9月22日に2.57万BTC=コインベース分析
コインベースの市場分析によると、ビットコインの利益確定は9月22日に2.57万BTCと2026年で最大を記録した。短期トレーダーの含み益率は33%に達した一方、現物の見かけ需要は30日で17万BTC縮小し、先物需要の伸びも急減している。
15:14
米上院議員が仮想通貨税制法案、ステーブルコイン決済の課税除外を提案
米上院のデインズ議員は9月30日、仮想通貨税制改革法案「ADAPT Act」を提出した。ステーブルコイン決済や10ドル以下の手数料を非課税とする一方、ウォッシュセール・ルールを初適用し、ステーキングの税務ルールも明確化する。
14:26
米ファイサーブ、デジタル資産基盤を稼働 米国の州営銀ステーブルコインが第1弾
米決済大手ファイサーブは1日、デジタル資産プラットフォームが金融機関向けに稼働したと発表した。第1弾はノースダコタ銀行の米ドル建てステーブルコイン「Roughrider Coin」で、ソラナ上で州内90超の銀行・信用組合の銀行間送金に使われる。
14:01
アマゾンのAWS、ブロックチェーン管理サービスを2027年9月終了
アマゾンウェブサービス(AWS)は、Amazon Managed Blockchainのサポートを2027年9月29日に終了すると発表した。新規受付は2026年10月29日に停止し、既存顧客には早期の移行計画立案を呼びかけている。
12:25
ハイパーリキッド関連団体とサークル社、仮想通貨規制「MiCA」見直しで意見書
ハイパーリキッド・ポリシーセンターとサークル社がそれぞれ欧州委員会に意見書を提出。無期限先物とステーブルコインの規制についてそれぞれ要望を述べた。
10:45
ポルシェのWeb3プロジェクトが終了、NFTはブロックチェーンに残存へ
高級車大手ポルシェのWeb3プロジェクトが終了することが発表された。同社のモデル911のNFTは仮想通貨イーサリアム上のブロックチェーンに残るという。
10:20
SBIデジトラスト、日韓間ステーブルコイン送金で共同検証へ
SBIデジトラストは韓国のNICE情報通信、DSRVと、日韓間のステーブルコインを活用したクロスボーダー送金・決済の商用化に向け共同検証の実施について基本合意書を締結した。実現すれば、日韓間の決済手段の選択肢が広がる可能性がある。
09:57
ポリマーケット国際版、個人口座の約7割が損失=ギャラクシー分析
米ギャラクシーが予測市場ポリマーケット国際版の全オンチェーン決済記録を分析。個人口座約290万のうち69.2%が損失で、合計3億3,890万ドルの赤字となった。損失後の離脱率や分野別の黒字比率の差から、勝者と敗者の行動の違いを読み解く。
09:30
ビットコイン、上昇の初期段階も売り注文の壁が上値抑制=グラスノード
オンチェーン分析企業グラスノードは、ビットコインは上昇の初期段階にあるが市場参加者の広がりは限定的と分析。ETF流入の減速や8.5万ドル付近の売り板に言及した。
09:30
リップル、ブラジルの中央証券保管機関とXRPレジャーで提携
リップルはブラジルの証券保管振替機関CSD BRと提携し、XRPレジャーを使ってBTGパクチュアルの投資信託受益証券の記録・監査を始めると発表した。
08:20
イーサリアム発行量削減案、次期アップグレード『ヘゴタ』実装候補から撤回
イーサリアムの発行量削減案「EIP-8363」が、次期アップグレード「ヘゴタ」の検討対象から撤回された。想定されていた利回り低下は当面見送られる形となった。
07:42
ビザとロイズ、ステーブルコインの越境決済の実験完了
ビザとロイズ・バンキング・グループは、ステーブルコインの越境決済のライブ実験を完了。利用したブロックチェーンや決済の規模など、実験の内容を発表している。
07:35
米イリノイ州、仮想通貨0.2%課税の延期へ合意
米イリノイ州当局と原告側は、仮想通貨取引への課税施行を2027年1月から7月に延期することで合意し、裁判所に共同申立てを行った。対象事業者は新たな期限までの対応期間を確保できる。
06:45
イーサリアム財団、AI利用料を匿名で支払う新技術「zkAPI」始動
イーサリアム財団は、ブテリン氏らが設計した匿名決済技術「zkAPI」をメインネットで稼働させた。ゼロ知識証明により決済層と提供者の双方が身元や内容を把握できない仕組みだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧