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約5.3億円の含み益か、エルサルバドルのビットコイン投資がプラスに転じる 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン投資の利益

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は4日、同国の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)投資の含み益がプラスに転じたと公表した。

公表時点で約5.3億円(362万ドル)の利益が出ているとしており、損益率はプラス2.84%。利益はプラスに転じたが、ブケレ氏は売却するつもりはないと述べている。

これまでと同様、利益がプラスに転じたら即座に売却することがエルサルバドルの目的ではないと説明。ビットコイン価格は変動し続けると考えているため、長期投資する戦略に変わりはないとした。

関連:2024年ビットコイン125,000ドル到達予測、半減期を踏まえたMatrixport分析

そして、これまで何千もの報道が同国の含み損を報じてきたが、それはあくまでその時点のビットコイン価格に基づいているだけだと強調している。

エルサルバドルの動向

エルサルバドルが世界で初めて政府としてビットコインを購入したのは2021年9月とされている。その後、ビットコイン価格は2021年11月に史上最高値を更新するも、テラ騒動やFTX破綻などの影響で仮想通貨は冬の時代に入った。

一方で現在は、米国での現物ETF(上場投資信託)承認や利下げ、また来年の半減期への期待などからビットコイン価格は上昇傾向にある。

関連:初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

同国はビットコインに投資するだけでなく、「ビットコイン法」で米ドルとともに法定通貨としての使用を認めている。ビットコインを積極的に採用するエルサルバドルには国際通貨基金(IMF)らからの批判もあるが、ブケレ氏の姿勢に変化はないようだ。同氏はFTX破綻直後の2022年11月、ビットコインを毎日1BTC購入していくと宣言した。

同政府はFTX破綻の2022年11月時点で平均取得価格44,300ドル(主に2021年の購入)として2,381BTC(現在の価値=9,981万ドル)を保有していたが、その後ポートフォリオがどのように変化したかは定かではないようだ。

関連:エルサルバドル大統領「ビットコインを毎日1BTC購入する」

ブケレ氏については今月、2024年の大統領選に備えて6カ月間、大統領の職務から離れることが明らかになった。この休職はブケレ氏と大統領職とのつながりを断つものではなく、権限や公的機能の行使を一時停止するものとされている。

関連:エルサルバドルのブケレ大統領、2024年再選を見据え職務離脱へ

ビットコイン法とは

エルサルバドルのビットコイン法は、米ドルとともにビットコインを法定通貨として認め、全ての決済シーンで利用できることを定めている。

▶️仮想通貨用語集

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