報酬半減の影響
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の半減期から1か月が経過し、マイニング企業各社の生産量にも影響が出ていることが報告されている。
Stronghold Digital Mining(ストロング・ホールド・デジタル・マイニング)は、5月のビットコイン採掘量が47.1%減少したと発表した。同社は、4月に155 BTCを採掘したのに対し、半減期後の最初の1ヶ月間では82 BTCにとどまった。同月の収益は520万ドルで、前月比46%の減少となっている。
同様に、Cipher Mining(サイファー・マイニング)は5月に166 BTCを採掘したが、これは4月の296 BTCから43.9%の減少となった。同社はビットコイン半減期の影響を認めつつも、キャッシュフローをプラスに維持し、在庫と操業拠点を拡大したことを強調している。
Marathon Digital(マラソン・デジタル)の5月の生産量は616 BTCで、4月の850 BTCから27.5%減少した。しかし同社は、5月に獲得した採掘ブロック数を4月の129ブロックから170ブロックに増やすことで、この減少をある程度緩和したと述べている。また、5月中に390 BTCを売却しつつ、月末時点で17,857 BTCを保有している。
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他にも、CleanSpark、Riot Platforms、Bitfarmsもビットコイン生産量の減少を報告している。
ビットコインの半減期は2024年4月20日に発生し、ブロック報酬が6.25 BTCから3.125 BTCに減少した。このイベントは、マイニングハッシュレートにも影響を与えている。
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